香りの起源を求めて―香水を支える植物18の物語 [単行本]
    • 香りの起源を求めて―香水を支える植物18の物語 [単行本]

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香りの起源を求めて―香水を支える植物18の物語 [単行本]



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出版社:築地書館
販売開始日: 2025/05/30
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香りの起源を求めて―香水を支える植物18の物語 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    よりすばらしい香水を作るための天然成分を見つけるべく30年にわたって世界中を旅し、150種類を超える素材から抽出したエキスを調香師のパレットに提供してきたドミニーク・ローク。美しい香りを生み出す天然素材を栽培、収集、生産、蒸留する現地の人々との触れ合い、名だたる香水を作り出してきた調香師のインスピレーションから彼が感じたこととは―。香りの原料がどのように栽培、生産、調達されているか、またそこに潜む社会問題にも踏み込んだ香りの奥深き世界を解き明かす1冊。
  • 目次

    まえがき 世界の香り調達者たち

    キリストの涙 アンダルシアのシスタス
    香水の名作に使われるシスタスの神秘的な香り
    古代エジプト人も重宝していたシスタスの樹脂
    シスタスの生産を支えるジプシー伝統的な方法で行われるラブダナム樹脂の生産
    金糸で刺?されたシスタスの花があしらわれる聖母像

    青き豊饒 プロヴァンス高地のラベンダ
    高級香水ブランドから引く手あまたの調香師ファブリス
    ファブリスから手ほどきを受けたラベンダーの魅力
    グラースが香水の都となるのをあと押ししたマノスクのラベンダー
    ヴァロンソル高原で"本物"のラベンダーを育てる若き農家

    薔薇でたどる四世界 ペルシャ、インド、トルコ、モロッコのローズ
    千年以上の歴史と文化の一部をなすペルシャのバラ
    伝統が息づくインドの蒸留所
    バラの庭園から垣間見えるトルコ人の決意
    モロッコの南部アトラス山脈に咲き誇るダマ
    スクローズ

    シプカ峠の鳥たち ブルガリアンローズ
    ブルガリアンローズの歴史と現状
    ブルガリアンローズの再興を願う人との出会い
    ブルガリアでの蒸留所経営は苦労の連続
    バラ生産の過酷な現実――1キロの精油に必要な膨大な花と労働力
    ブルガリアンローズ産業の復興へ
    今も変わらない、バラの谷の風景

    カラブリアの美女 レッジョ・ディ・カラブリアのベルガモット
    香水業界に欠かせないベルガモットの故郷
    18世紀のオーデコロンがきっかけとなったベルガモットの隆盛
    伝統技法で品質を守り、地位を確立したカラブリアのベルガモット
    世界的な注目を集めるカラブリアの生産者たち
    カラブリアとシチリアをむすぶ未来に思いを馳せる

    名人と白い花 グラースからエジプトまでのジャスミン
    マスター調香師・ジャックとたどるジャスミンの道
    香水においてジャスミンの地位を高めたグラース市
    ジャスミンとともに歩んできたグラースの香水業
    ナイルの水と太陽の恵みが育むエジプトのジャスミン
    競争が激化するエジプトとインドのジャスミン産業

    象と祝婚 インドのジャスミン
    南インドの花の女王「サンバック・ジャスミン」
    インドにおける花の抽出企業のトップとパートナーシップ
    中国の花市場で知ったジャスミンの奥深さ
    ジャスミンはマスター調香師・ジャックの創作の原点

    パイオニアと3人の摘み手たち ラオスのベンゾイン
    絶滅危機にあったベンゾインの保全に努めたフランシス
    美しさと痛みが交錯するラオスの風景
    ベンゾインの復興にかけたフランシスの挑戦
    ベンゾイン採集の現場から見えた効率的なサプライチェーン
    ベンゾイン産業の価値向上と森林保護への取り組み

    樹皮の甘やかさ スリランカのシナモン
    スパイスの島スリランカ
    内戦、津波を乗り越えたラザンサの挑戦
    樹皮の品質がシナモンの香りバランスを決める

    憂鬱な熱帯の王女 マダガスカルバニラ
    本物のバニラを作るバニラビーンズ
    貧困を抱えながらも自然豊かで魅力的な国
    貧困問題を背景に起こるバニラ産業の労働搾取
    マダガスカルバニラを支える女性ジジ
    価格の乱高下に翻弄される数十年
    マダガスカルのバニラ産業に対する希望と憂い

    香りを放つ黒い葉 インドネシアのパチョリ
    IFEATの決定から始まったパチョリの物語
    香水業界に欠かせないパチョリが抱える問題
    パチョリの品質や収穫の安定を確保したペトルスの手法とは
    著名な調香師オリヴィエが語るパチョリの魅力と難しさ

    闇と光の大地 ハイチのベチバー
    ベチバーオイル生産の指導者が語るハイチという国
    パチョリと並び香水業界で呼び声の高いベチバー
    香水業界の名士・ハリーとともにベチバー農園を視察
    世界の香りをつなげるピエールの蒸留所

    コルディエラの松明(たいまつ) エルサルバドルのペルーバルサム
    有名香水を手がけるマリーがやみつきになる香り
    バルサム採取の儀式と採取人の知恵
    妥協のない品質管理と採取人たちの卓越した仕事
    公正な報酬を支払うことが事業成功の鍵

    生贄(いけにえ)の森 ギアナのローズウッド
    象、セコイア、ローズウッドの乱獲
    ギアナの森林開発とローズウッド伐採の実態
    ローズウッド栽培の試みと課題

    渡れない川 ベネズエラのトンカビーン
    魅力とリスクが共存するトンカビーン
    違法伐採の問題と森林保全への貢献
    気候変動による影響と持続可能性

    聖なる木 インドとオーストラリアのサンダルウッド
    神話にも登場するサンダルウッド
    インドにおけるサンダルウッドの独占と汚職
    オーストラリアの小さな町カナナラで始まったサンダルウッド生産
    20年後、世界のサンダルウッド中心地になることをめざして

    王たちの木 バングラデシュのウード
    中東の香水に欠かせないウードエッセンス
    8世代にわたり大切に育てられてきたウードの原木
    調香師アルベルトによるウードの香水への応用
    シレットの森とアキラリアの物語
    ムスラのウードエッセンスと香水の誕生

    時が立ち止まる場所 ソマリランドのインセンス
    旧約聖書にも登場するインセンスの深み
    世界地図にない国ソマリランドの混乱と忍耐
    張り詰めた空気が漂う、樹脂の輸出拠点ベルベラ港
    アロマセラピーの流行でインセンスの需要が急増、乱伐が問題に
    険しい山道の先にあったインセンスの木

    あとがき 錬金術の旅

    訳者あとがき
    用語解説
  • 内容紹介

    花、果物、樹皮などから、職人技を駆使して栽培、収穫、蒸留され、
    最大80種類もの異なるエッセンスを組み合わせた香水の世界。

    よりすばらしい香水を作るための天然成分を見つけるべく、著者であるドミニーク・ロークは、
    ブルガリア、ラオス、エルサルバドル、インドネシア、エジプトを経由して
    スペインのアンダルシアからソマリランドまでを旅しました。

    彼は、インドネシアのパチョリからダマスクローズまで、
    香水業界で貴重な原料について、その産地、文化的・歴史的重要性、
    そして私たちがなぜそれらを愛しているかを、
    自身の人生と仕事に関する思い出や考察を織り交ぜながら、文学的表現で美しく語ります。

    また、香水業界は先祖伝来の伝統と技術で生き残ってきたこと、
    また気候変動の脅威と闘う過程で命を危険にさらすことも多い生産者によって収穫された
    植物から始まっている可能性があることなど、社会問題についても言及。

    希少なエッセンシャルオイルの原料となる植物が
    どのように育ち、調達されているか、香りの謎を解き明かす1冊です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ローク,トミニーク(ローク,トミニーク/Roques,Dominique)
    スイスの香水メーカー、フィルメニッヒ(現・DSMフィルメニッヒ)の元調達責任者。30年間にわたって約50カ国を訪ね歩き、150種以上におよぶ香水のエッセンスやエキスを調達。2023年に自社バルサム・コンサルティングを設立し、香りの仕事を続ける一方、著述業にも力を入れている。現在、パリ在住

    門脇 仁(カドワキ ヒトシ)
    生態学史、フランスの森と林業、環境文化論を専門とする著述家、翻訳家(英・仏)、大学教員。東京理科大、武蔵野大、東京電機大、インターナショナル・スクールオブビジネスで環境学や外国語などを担当している一方、都内のバイオテクノロジー専門学校で本書のテーマと関わる香粧品学の講義経験がある。現在、全国で各種テーマの講演活動もおこなっている
  • 著者について

    ドミニーク・ローク (ドミニークローク)
    スイスの香水メーカー、フィルメニッヒ(現・DSM フィルメニッヒ)の元調達責任者。
    30年間にわたって約50カ国を訪ね歩き、150種以上におよぶ香水のエッセンスやエキスを調達。
    2023年に自社バルサム・コンサルティングを設立し、香りの仕事を続ける一方、著述業にも力を入れている。
    現在、パリ在住。

    門脇仁 (カドワキヒトシ)
    生態学史、フランスの森と林業、環境文化論を専門とする著述家、翻訳家(英・仏)、大学教員。
    東京理科大、武蔵野大、東京電機大、インターナショナル・スクールオブビジネスで
    環境学や外国語などを担当している一方、
    都内のバイオテクノロジー専門学校で本書のテーマと関わる香粧品学の講義経験がある。
    現在、全国で各種テーマの講演活動もおこなっている。
    著書に『広葉樹の国フランス――「適地適木」から自然林業へ』(築地書館)、
    『エコカルチャーから見た世界――思考・伝統・アートで読み解く』(ミネルヴァ書房)、
    訳書に『樹盗――森は誰のものか』(築地書館)、『エコロジーの歴史』(緑風出版)などがある。

香りの起源を求めて―香水を支える植物18の物語 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:築地書館
著者名:ドミニーク ローク(著)/門脇 仁(訳)
発行年月日:2025/06/11
ISBN-10:4806716855
ISBN-13:9784806716853
判型:B6
発売社名:築地書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:280ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:316g
その他: 原書名: CUEILLEUR D'ESSENCES Aux sources des paijums du monde〈Roques,Dominique〉
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