黒いイギリス人の歴史―忘れられた2000年(講談社選書メチエ) [全集叢書]
    • 黒いイギリス人の歴史―忘れられた2000年(講談社選書メチエ) [全集叢書]

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黒いイギリス人の歴史―忘れられた2000年(講談社選書メチエ) [全集叢書]
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出版社:講談社
販売開始日: 2025/04/10
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黒いイギリス人の歴史―忘れられた2000年(講談社選書メチエ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ブラック・ブリティッシュ―「黒いイギリス人」は、歴史に激しく翻弄されながらも、忘れられた存在だった。イギリス史に初めて黒人が姿を見せたのはローマ時代。一七世紀初頭にはエリザベス女王が黒人追放令を発するが、シェイクスピアはムーア人の軍人を『オセロー』の主人公とした。アメリカ独立戦争で王党派についた黒人奴隷の数奇な運命、ロンドンの黒人貧民を移送した「シエラレオネ計画」の挫折など、三大陸にまたがるイギリス帝国史の暗部を描き出す。
  • 目次

    はじめに:「白いイギリス人」と女王様の国で
    序章 「黒いイギリス人」とは誰か
    第1章 最初の来訪者たち:ローマ帝国期から近世まで
    1 黒いイギリス人のルーツ 
    2 近世、アフリカ世界への膨張 
    3 チューダー朝期、スチュアート朝期の黒人 
    4 シェイクスピア『オセロー』のムーア人 
    5 奴隷貿易の興隆 
    第2章 逃亡奴隷のプロファイル:18世紀前半
    1 本土に流入する黒人 
    2 逃亡奴隷データベース 
    3 身体の特徴、傷痕と「内面」
    4 どこへ、どう逃げたのか
    第3章 シエラレオネ計画の夢と失望:18世紀後半
    1 アメリカ独立戦争と黒人ロイヤリスト 
    2 シエラレオネ植民地計画 
    3 シエラレオネへの出航 
    4 第二弾、第三弾の合流 
    第4章 奴隷解放と「黒人消滅」:19世紀
    1 奴隷貿易の廃止から奴隷制の廃止へ 
    2 女性と黒人の参加 
    3 シエラレオネの再捕獲奴隷 
    4 本国での黒人の発掘と再発掘 
    第5章 世界大戦下の黒人臣民と黒人米兵:20世紀前半
    1 第一次世界大戦下の黒人臣民 
    2 第一次世界大戦の終結 
    3 第二次世界大戦中の黒人米兵と黒人臣民 
    第6章 戦勝国の旧弊:20世紀後半
    1 ウィンドラッシュ号という分岐点 
    2 騒擾、暴動、蜂起 
    3 人種主義の現場としての福祉 
    終章 「イギリスらしさ」を担うのは誰か
    あとがき 
    注 
  • 出版社からのコメント

    アフリカで、西インド諸島で、カナダで、黒人の「帝国臣民」は苛酷な運命に翻弄された。逃亡・称賛・闘争。英国社会の暗部を照らす。
  • 内容紹介

    「黒いイギリス人」とは、Black Britishの訳語である。「黒人のイギリス人」である彼らは、歴史に翻弄されながらも、「白いイギリス人と女王様の国」では忘れられた存在だった。
    「黒人史」といえば真っ先に思い浮かぶのは「アメリカ黒人史」だが、アメリカ黒人史の多くは「アメリカの国内史」として語られるのに対し、イギリスの場合、その黒人史はブリテン島内だけでなく、海を越えて東西にわたる帝国に視野を広げて見る必要がある。ここに「イギリス黒人(在英黒人)」にとどまらない「黒いイギリス人」という語を用いる意図がある。
    イギリス史には古くから黒人が姿を見せる。イングランドに最初の黒人女性が現れたのはローマ時代。16世紀チューダー朝の絵巻には王室付き黒人ラッパ手が描かれている。17世紀初頭、エリザベス女王は黒人追放令を発し、シェイクスピアは『オセロー』でムーア人の軍人を主人公にした。さらに、18世紀の新聞の「逃亡奴隷」の広告データベース分析や、アメリカ独立戦争で王党派についた「黒人ロイヤリスト」たちの命運、ロンドンの黒人貧民をアフリカに移送する「シエラレオネ植民計画」の顛末など、「黒いイギリス人」の歴史は「イギリス帝国」の光と影を映し出す。
    長期的かつグローバルな視点で、その移動と混合の歴史をたどり、社会的マイノリティの共生の道をさぐっていく。

    目次
    はじめに:「白いイギリス人」と女王様の国で
    序章 「黒いイギリス人」とは誰か
    第1章 最初の来訪者たち:ローマ帝国期から近世まで
    第2章 逃亡奴隷のプロファイル:18世紀前半
    第3章 シエラレオネ計画の夢と失望:18世紀後半
    第4章 奴隷解放と「黒人消滅」:19世紀
    第5章 世界大戦下の黒人臣民と黒人米兵:20世紀前半
    第6章 戦勝国の旧弊:20世紀後半
    終章 「イギリスらしさ」を担うのは誰か
    あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    平田 雅博(ヒラタ マサヒロ)
    1951年青森県生まれ。東京大学文学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程退学。愛媛大学法文学部助教授、青山学院大学文学部史学科教授などを経て、青山学院大学名誉教授
  • 著者について

    平田 雅博 (ヒラタ マサヒロ)
    1951年青森県生まれ。東京大学文学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程退学。愛媛大学法文学部助教授、青山学院大学文学部史学科教授などを経て、現在、青山学院大学名誉教授。著書に、『イギリス帝国と世界システム』『内なる帝国・内なる他者――在英黒人の歴史』『ウェールズの教育・言語・歴史――哀れな民、したたかな民』『ブリテン帝国史のいま――グローバル・ヒストリーからポストコロニアルまで』(以上、晃洋書房)、『英語の帝国――ある島国の言語の1500年史』(講談社選書メチエ)、共著に、川北稔編『知の教科書 ウォーラーステイン』(講談社選書メチエ)、共編著に、『近代ヨーロッパを読み解く――帝国・国民国家・地域』(ミネルヴァ書房)、『帝国・国民・言語――辺境という視点から』『言語、文化の狭間で』(三元社)、共訳書に、R・フィリプソン『言語帝国主義――英語支配と英語教育』(三元社)、D・アーミテイジ『思想のグローバル・ヒストリー――ホッブズから独立宣言まで』(法政大学出版局)、C・A・ベイリ『近代世界の誕生――グローバルな連関と比較1780-1914』(上・下、名古屋大学出版会)など。

黒いイギリス人の歴史―忘れられた2000年(講談社選書メチエ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:平田 雅博(著)
発行年月日:2025/04/08
ISBN-10:4065393256
ISBN-13:9784065393253
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
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