社会的孤立の支援と制度―ひきこもりの20年から多元的包摂へ [単行本]
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社会的孤立の支援と制度―ひきこもりの20年から多元的包摂へ [単行本]



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出版社:青弓社
販売開始日: 2025/05/13
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社会的孤立の支援と制度―ひきこもりの20年から多元的包摂へ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「ひきこもり」という枠を超える現代の社会的孤立。20年以上にわたる国や行政による支援の変遷、相談窓口や民生委員が直面する実態、海外の研究動向を検証し、生涯にわたる社会的孤立の解消を目指す施策を提言する。
  • 目次

    はじめに

    序 章 生涯にわたる孤立の状況と「ひきこもり」概念の限界
     1 8050問題の登場
     2 社会的孤立と8050問題
     3 8050問題につながるのは「ひきこもり」だけなのか
     4 ライフコースを通じた社会的孤立の視点
     5 ひきこもり概念に潜在する課題
     6 再び8050問題について――求められる新しい支援の形
     7 本書の議論の見取り図
     8 本書の構成

    第1部 社会的孤立とひきこもりの概念

    第1章 社会的孤立の概念――生涯にわたる孤立はどのように捉えられるか
     1 社会的孤立への注目
     2 孤立と孤独の概念
     3 孤独・孤立の弊害と支援の困難
     4 ライフコースと孤立
     5 「参加」の欠如と「交流」の欠如
     6 日本の孤立問題

    第2章 ひきこもり概念の意義と限界
     1 「ひきこもり」概念のどこに問題があるのか
     2 ひきこもりの「過剰拡張」と「見過ごし」
     3 ライフコースの視点からみたひきこもり
     4 狭義ひきこもり層内部の「見過ごし」
     5 広義ひきこもりへの「過剰拡張」――無業者の辺縁化
     6 自立をめぐる親子間の葛藤
     7 「ひきこもり」の限定的な用法

    補論1 社会的に孤立する人の支援エピソードの検討

    補論2 既存の「ひきこもり」研究の限界――社会学的研究の自己反省の試み

    第3章 海外の孤立研究は何を明らかにしてきたのか――子ども・若者の対人不安と成人期への移行を中心に
     1 ライフステージごとの孤独・孤立
     2 子ども・若者の対人不安
     3 若者の移行の危機
     4 海外での子ども・若者の自立研究のまとめ

    補論3 参加の欠如が対人交流に及ぼす影響について

    第2部 統計調査にみる孤立とひきこもり

    第4章 内閣府ひきこもり調査の検討
     1 ひきこもり調査に含まれる課題
     2 「女性のひきこもり」に関する議論の問題――2023年発表の調査を例に
     3 外出という視点からみた孤立とその背景

    第5章 社会的孤立に関する調査による外出限定層の検討
     1 データと方法
     2 結果
     3 考察
     4 結論

    第6章 民生委員を対象とするひきこもり・社会的孤立調査
     1 40歳以上のひきこもり事例への注目
     2 都道府県による調査の概要
     3 民生委員を対象とする「ひきこもり」調査
     4 民生委員を対象とする社会的孤立支援事例の調査
     5 まとめ――民生委員を対象とした社会的孤立調査について

    第7章 生活困窮者窓口のひきこもり支援と「命の危険」
     1 生活困窮者相談窓口のひきこもり対応
     2 命の危険調査
     3 死亡事例に関する実態
     4 考察と課題

    第8章 地域包括支援センターでの8050事例への対応
     1 地域包括支援センターのひきこもり事例への対応
     2 地域包括支援センターの支援事例調査――自己放任(セルフ・ネグレクト)と依存
     3 連携の課題
     4 まとめ

    第3部 多元的包摂への展望

    第9章 支援における分断と全方位型のアセスメントの展開
     1 生物・心理・社会アプローチ
     2 全方位型アセスメント
     3 まとめ

    第10章 ひきこもりと孤立に関する支援論の変遷
     1 ひきこもりに特化した支援論
     2 生活困窮者自立支援や地域共生社会の観点からの支援論

    第11章 生きづらさを抱える人の支援活動における「当事者」像の課題
     1 集合的アイデンティティとアイデンティティ・ポリティクスの課題
     2 『つながりの作法』の検討
     3 「当事者研究」の限界
     4 伴走型支援での多角的なつながりの構想

    終 章 孤立の多元的な理解と支援
     1 第1部のまとめ
     2 第2部のまとめ
     3 第3部のまとめ

    初出一覧

    おわりに
  • 内容紹介

    「ひきこもり」という枠を超える社会的孤立への支援とそのための制度とは何か。20年以上にわたる国や行政による支援の変遷、相談窓口や民生委員が直面する実態、海外の研究動向を精緻に分析し、生涯にわたる社会的孤立の解消をめざす施策を具体的に提言する。
  • 著者について

    川北 稔 (カワキタ ミノル)
    1974年、神奈川県生まれ。愛知教育大学教育学部准教授。著書に『8050問題の深層――「限界家族」をどう救うか』(NHK出版)、共編著に『「ひきこもり」への社会学的アプローチ――メディア・当事者・支援活動』(ミネルヴァ書房)、共著に『セルフ・ネグレクトのアセスメントとケア――ツールを活用したゴミ屋敷・支援拒否・8050問題への対応』(中央法規出版)、『大人になる・社会をつくる――若者の貧困と学校・労働・家族』(明石書店)、論文に「長期化するひきこもり事例の親のメンタルヘルスと支援」(「精神科治療学」第35巻第4号)、「ひきこもり経験者による空間の獲得――支援活動における空間の複数性・対比性の活用」(「社会学評論」第65巻第3号)、「ストーリーとしての引きこもり経験」(「愛知教育大学教育実践総合センター紀要」第8号)など。

社会的孤立の支援と制度―ひきこもりの20年から多元的包摂へ の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:川北 稔(著)
発行年月日:2025/05
ISBN-10:4787235559
ISBN-13:9784787235558
判型:A5
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:356ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:472g
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