私たちの戦争社会学入門(未来のわたしにタネをまこう) [単行本]
    • 私たちの戦争社会学入門(未来のわたしにタネをまこう) [単行本]

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私たちの戦争社会学入門(未来のわたしにタネをまこう) [単行本]



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出版社:大和書房
販売開始日: 2025/03/22
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私たちの戦争社会学入門(未来のわたしにタネをまこう) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    歩兵と民主主義?冷戦と消費社会?侵略と福祉?歴史と社会の解像度が劇的に上がる。人の本質が凝縮された戦争講座スタート!
  • 目次

    1 誰が戦うのか
    最もやっかいな公共問題
    「あなたは戦いますか?」という問い/「国のために戦える」と即答できることは、良いこと?/「知らないこと」の克服が目的なのではない/「わからない」には2種類ある

    2 誰が戦ってきたのか(古代と中世)
    歴史を作ってきた問い
    古代は、歩兵が戦う/集団で戦った古代ギリシャ/「仲間と闘う」意識が、共同意識を強くした/中世とは、騎兵が戦う時代/ローマ共和制を崩壊させた変化/なぜ、自前から支給性になったのか/「私たちが戦う」と、戦いすぎないで済む

    3 誰が戦ってきたのか(近代)
    民主主義、奴隷、傭兵
    戦争社会学の視点で、戦争映画を観る/味方が逃げたら、味方が殺す/戦争が民主主義をもたらした時代/戦う市民、戦えない奴隷/そもそも、奴隷とは何か/命と引き換えに自由を失った人たち/なぜ奴隷の知識があまり教えられないのか/傭兵の登場/奪いまくって、売り飛ばせ!/戦争を抑制していた傭兵?/士官不足から、軍事の科学化へ/戦争は国家だけのものになっていく 

    4 社会思想からみる戦争
    マキャベリ、ホッブズ、ロック、ルソー
     「傭兵に頼ってばかりはいられない」と説いたマキャベリ/だから、市民を兵にせよ/兵役は、良きことだ/「国民軍」という発明/「国民」という意識を生んだ戦争/兵役と民主主義を結んだホッブズ/暴力を委託する/ロックとルソーの奴隷論/戦争と社会契約のモヤっとする関係/国際社会に契約は可能か?

    5 20世紀の戦争(前半)
    総力戦がはじまる
    「総力戦」「全面戦争」って、どんな戦争?/定義するとはどういうことか/「総力戦」以前は、「部分的」にしか戦っていなかった/すべてを出し尽くし、さまざまな手段を採りうる戦争/「群れ」として殺す機関銃/無化されていく勇気と努力/それでも使用されていく機関銃/戦争はもはや人間のものではない/機械が主役の戦場で/消耗戦としての塹壕戦/突破する戦車、偵察する航空機/毒ガス、壊れてゆく兵士たちの精神/「マス」の戦争/殺戮の効率化と人間性の喪失/結束感は思想より強し/レコードがなければ終戦もなかった?/偏見や扇動のメカニズム/ステレオタイプとプロパガンダ/国家の実体化としての総力戦/国家とは何なのか/総力戦から生まれた福祉国家/福祉をほどこす国家側のメリット

    6 20世紀の戦争(後半)
    核、冷戦、消費社会
    核戦争後の世界イメージ/家庭という戦場/冷戦と消費者の深い関係/消費社会の起源/戦争論としての消費社会論/「他人の家」を見られるテレビ/過剰生産を吸収する消費社会/核兵器と冷戦体制/核兵器と平和のジレン/「熱い戦争」と豊かな社会

    7 21世紀の戦争
    「これは戦争なのか?」
    核の恐怖、と言われても/「現代の戦争」の捉えにくさ/戦争が戦争を演じる/対テロ戦争の奇妙さ/情報技術が鍵になる/マーケティングに使われていく軍事情報技術/なぜ、グーグルはすべて無料なのか/情動が鍵を握る「新しい戦争」/武力勢力はなぜ「強い」のか/もう誰も戦いたくない/冷戦後の戦争が詰め込まれたウクライナ戦争/古い戦争と新しい戦争の狭間で/戦争が変われば私たちも変わる

    8 近現代日本と戦争
    その特異さはどこからくるのか
    徴兵制と参政権がなかなか結び付かない/日本のユニークな民主主義/兵役の機能①ランク付け/兵役の機能②生活の近代化/徴兵制とナショナリズム/社会契約の代わりに、日本にあったもの/みんなで仲良く、は昔から/一君万民論の挫折/戦前日本の迷走と可能性/敗戦の記憶と被害者意識/核戦争を体験した特別な国/なぜ戦後日本は猛スピードで復興できたのか/中国・ロシアと講和できなかったのは、なぜ?/「平和主義」と「アメリカ依存」の矛盾/冷戦で凍結されていた問題が、だんだん溶け出す/「日本も軍を出せ」という要求

    9 女性と戦争・軍事
    戦争・軍事は女性を差別しない(する?)
    戦争と性暴力/従軍慰安婦問題/平和運動か、参戦運動か?/「女性でも」、あるいは「女性こそ」/戦争が再定義する「女性らしさ」/女性兵士はいかにして生まれるか/男女平等の表れか、「ジェンダーのおとり」か/

    10 軍事社会学とはなにか
    不必要だが、不可欠なものとしての軍事
    軍事社会学ってなに?/軍事心理学と「みえない傷」/「発砲率25%」の衝撃/優秀な兵士の本質/軍国主義批判の系譜/「軍による安全」と「軍からの安全」/軍事的専門職、3つの本質/貴族的将校から現代の軍事エリートへ/軍隊は社会から乖離すべきではない/徴兵制廃止の衝撃/「制度か職業か」という問い/冷戦終結と軍隊の縮小/ポストモダン軍隊の本質

    11 社会学からみる自衛隊
    その誕生と矛盾について
    実証と比較/自衛隊の誕生/戦前の日本軍と自衛隊の規模/自衛隊の歴史は、解釈の歴史/自衛隊をめぐる虚構と、一般的なイメージ/ポストモダンの枠組みで考える

    12 「わからない」から「やっぱり、わからない」へ
    建設的な議論のために
    「わからない」における変化こそが成長/世界価値観調査で自分たちを知る/すべては「議論」のため/よい議論のための、三つの仕掛け/議論の場を設定してみる/結果発表、そして議論へ/「やっぱり、わからない」の世界へようこそ

    おわりに
    ブックガイド
  • 出版社からのコメント

    民主主義も、福祉も、ネットも……戦争を知ると、歴史と社会の解像度が劇的に向上する!
  • 内容紹介

    戦争を知ると、歴史と社会への解像度が激変する!
    古今の戦争を振り返りながら、「誰が戦ってきたのか」「それによって何が失われ、何が作り出されてきたのか」を深堀していく。
    そのほか、最先端の戦争は従来と何が違うのか、自衛隊と9条の関係をどう考えればいいのか、戦争体験者がいなくなって以降どう伝承していくのか・・・といった点を、社会学の知見を用いて、客観的・俯瞰的に解説します。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野上 元(ノガミ ゲン)
    早稲田大学教育・総合科学学術院教授。1971年、東京生まれ。専門は歴史社会学。一橋大学社会学部を卒業後、東京大学大学院人文社会系研究科で博士(社会情報学)。日本女子大学助手や筑波大学准教授を経て、現在は早稲田大学教育学部社会科公共市民学専修や大学院教育学研究科社会科教育専攻で社会学を教える

私たちの戦争社会学入門(未来のわたしにタネをまこう) の商品スペック

商品仕様
出版社名:大和書房
著者名:野上 元(著)
発行年月日:2025/04/01
ISBN-10:4479394478
ISBN-13:9784479394471
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:270g
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