軍隊と言論―米国占領下沖縄におけるメディア管理政策 [単行本]
    • 軍隊と言論―米国占領下沖縄におけるメディア管理政策 [単行本]

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軍隊と言論―米国占領下沖縄におけるメディア管理政策 [単行本]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2025/03/06
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軍隊と言論―米国占領下沖縄におけるメディア管理政策 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    言論統制のポストコロニアル。軍隊が「占領」という形で、ある地域を掌握するとき、そこに住む人々は、どのように言論の自由を抑圧されるのか。軍事占領下の沖縄で実施されたメディア規制と言論管理について、日米両国の史料をもとにした実証的な考察により、その実態を明らかにする。
  • 目次

     はしがき

    序章 軍事植民地の言論
     1 アメリカの声で伝えられた敗戦
     2 戦争の記憶とメディア
     3 沖縄占領史の視点
     4 国際政治学の視点
     5 安全保障研究の視点
     6 プロパガンダとソフトパワー
     7 本書の構成

    第1章 象徴天皇の不在
     1 占領=情報主権の交替
     2 沖縄からみた『ウルマ新報』
     3 天皇言論の禁止指令
     4 『ウルマ新報』八月一五日号の「余白」
     5 『ウルマ新報』第六号で「発刊の辞」
     6 九月一二日の終戦詔書
     7 玉音体験の不在

    第2章 集合的記憶と記念日報道
     1 集合的記憶とは何か
     2 八月一五日の表象
     3 消された象徴天皇
     4 記念日報道の天皇
     5 異なる体験、異なる記憶

    第3章 軍法と言論
     1 米国の日本管理政策
     2 第一期・沖縄占領開始期(一九四五年三月~一九四六年六月)
     3 教育と警察とメディア
     4 第二期・沖縄分離政策決定期(一九四九年二月~一九五〇年六月)
     5 シーツ布告の広報戦略
     6 軍法による言論管理

    第4章 占領地の心理戦
     1 心理戦とエドワード・リリー
     2 戦時情報活動の継続
     3 陸軍省管轄の「占領地」日本
     4 省庁間連携で陸軍に委託
     5 情報発信元の開示・非開示
     6 国防省の心理戦
     7 戦時と平時の分岐点
     8 米国の対外情報活動の成立

    第5章 米国の広報外交と沖縄
     1 一九四八年スミス・ムント法
     2 スミス・ムント・プログラム
     3 海外でフレキシブルな資金運用
     4 陸軍省に委託された情報教育プログラム
     5 民間情報教育部の親米宣伝
     6 選挙で消えた「日本帰属論」
     7 米国の広報外交と沖縄

    第6章 冷戦を言葉で戦う
     1 アイゼンハワーの選挙公約
     2 対日外交の「付録」としての沖縄
     3 対日政策文書に明記された「心理戦」
     4 作戦調整委員会の進捗状況報告書
     5 国務省の役割の明示
     6 沖縄の「OCB機関」
     7 米国の広聴・広報政策の変容
     8 国防省管轄下の言論

    第7章 沖縄マス・メディア調査
     1 合衆国情報庁の社会科学調査
     2 沖縄メディアの概況
     3 調査概要とサンプル・デザイン
     4 ラジオの利用状況
     5 映画の視聴
     6 新聞・雑誌・書籍
     7 調査結果とメディア政策
     8 マス・メディア調査の功罪

    第8章 地方選挙の情勢調査
     1 東アジア情報拠点としての沖縄
     2 直接選挙を求める住民の声
     3 公選に関する内部調査
     4 沖縄選挙タスクフォース
     5 沖縄インテリジェンス・コミュニティ
     6 ルーチン情報としてのメディア
     7 琉球立法院議員選挙の情勢報告書
     8 諜報の心理的効果と問題点
     9 国家と情報

    終章 軍隊と言論
     1 占領特権の制度化
     2 米軍基地と言説
     3 軍隊による言論管理
     4 修辞的大統領制の課題
     5 メディアは魔法の弾丸ではない
     6 言論の植民地
     7 軍隊と言論

     注
     あとがき
     索引
  • 内容紹介

    軍隊が「占領」という形で、ある地域を掌握するとき、そこに住む人々は、どのように言論の自由を抑圧されるのか。軍事占領下の沖縄で実施されたメディア規制と言論管理について、日米両国の史料をもとにした実証的な考察により、その実態を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉本 秀子(ヨシモト ヒデコ)
    山口県立大学国際文化学部・教授、博士(政治学・早稲田大学)。主要著書:『米国の沖縄占領と情報政策:軍事主義の矛盾とカモフラージュ』春風社、2015年(沖縄タイムス社より第43回伊波普猷賞)
  • 著者について

    吉本 秀子 (ヨシモト ヒデコ)
    山口県立大学国際文化学部・教授、博士(政治学・早稲田大学)
    主要著書:『米国の沖縄占領と情報政策:軍事主義の矛盾とカモフラージュ』春風社、2015年(沖縄タイムス社より第43回伊波普猷賞)。U.S. Occupation of Okinawa:A Soft Power Theory Approach, Kyoto University Press & Trans Pacific Press,2019.「沖縄返還にみる占領特権の制度化」歴史学研究会編『日本復帰50年琉球沖縄史の現在地』東京大学出版会、2024年。

軍隊と言論―米国占領下沖縄におけるメディア管理政策 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:吉本 秀子(著)
発行年月日:2025/03/10
ISBN-10:4750358800
ISBN-13:9784750358802
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:292ページ
縦:20cm
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