生体管理の近代史―個人識別技術と身体の情報化 [単行本]
    • 生体管理の近代史―個人識別技術と身体の情報化 [単行本]

    • ¥4,950149 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月12日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004097021

生体管理の近代史―個人識別技術と身体の情報化 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥4,950(税込)
ゴールドポイント:149 ゴールドポイント(3%還元)(¥149相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月12日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2025/03/07
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

生体管理の近代史―個人識別技術と身体の情報化 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    生体認証(バイオメトリクス)の技術なくしては、今日の社会生活は成り立たなくなりつつある。この技術が依拠する「可読的身体」に目を向け、その歴史的な系譜と諸相とを、西洋や植民地の事例を手がかりに考察する。
  • 目次

    序章 「読まれる身体」の近代[村上宏昭]

    第Ⅰ部 規格化する視線、数値化される身体

    第1章 可読的身体の系譜学――旅券・客観性・人体測定[村上宏昭]
     はじめに
     1 旅券のなかの身体
     2 複数の「客観性」
     3 身体の数値化
     おわりに

    第2章 近代イギリスにおける医療技術と健康管理――一九一八~一九年インフルエンザと体温計測[高林陽展]
     はじめに
     1 近代までの体温計の歴史
     2 一九世紀後半のイギリスにおける体温計の製造と販売
     3 一九一八~一九年インフルエンザと体温計
     おわりにかえて

    第3章 X線の医学的な使用と防護意識の形成――ドイツの事例を中心に[北村陽子]
     はじめに
     1 X線の発見と医学への応用
     2 戦場医学でのX線の使用
     3 民間でのX線の使用被曝をめぐる意識の形成
     4 放射線防護に関する国際的な動きとドイツにおける防護規定
     おわりに

    第Ⅱ部 「反社会的身体」への不安

    第4章 可視的身体と可読的身体のあいだで――アルフォンス・ベルティヨンの功績[梅澤礼]
     はじめに
     1 一九世紀前半のフランスにおける捜査
     2 一九世紀後半のフランスにおける捜査
     3 一九世紀末のフランスにおける捜査の状況
     4 ベルティヨン方式の可視的性質
     おわりに

    第5章 遺伝学者ハンス・ナハツハイムと「遺伝衛生」――一九五〇~六〇年代ドイツにおける優生学の一例として[紀愛子]
     はじめに
     1 ナハツハイムの経歴
     2 ナハツハイムにとっての「遺伝衛生」の必要性
     3 ナハツハイムの断種論
     4 ナハツハイムの主張に対する反響
     おわりに

    第6章 生体認証技術と人種主義――現代ドイツにおける移民・外国人管理の事例[昔農英明]
     はじめに――現代社会における生体認証
     1 難民の「歓迎文化」と排外主義の間で
     2 生体認証技術を活用した外国人の送還
     おわりに

    第Ⅲ部 植民地世界の生体管理

    第7章 植民地インドにおける「犯罪的集団」の身体の可読化[宮本隆史]
     はじめに
     1 植民地インドにおける統治の階調
     2 「盗賊」たち
     3 囚人の身体の可読化に向けた試み
     おわりに――疑似的な「外部」を生み出す仕掛けとしての身体の可読化

    第8章 南アフリカにおける指紋法の導入と展開――英領ケープ植民地の医師、警察と身体を中心に[堀内隆行]
     はじめに
     1 ゴルトン以後のケープにおける医師と警察
     2 身体の管理とその限界
     おわりに

    第9章 「熱帯医学」としてのハンセン病研究――帝政期ドイツの議論から[磯部裕幸]
     はじめに
     1 「らい病」から「ハンセン病」へ――第一回「国際らい会議」(ベルリン)と「熱帯医学」
     2 「外からやってくる災禍」――ハンセン病対策における「中国人」と「黒人」
     3 「運命」としてのハンセン病?――ヨーロッパ人が考える病気の原因
     おわりに――「文化相対主義」が招く「文化の否定」

    終章 身体の情報化に抗して[村上宏昭]

     あとがき
     人名索引
     事項索引
     編著者・執筆者紹介
  • 内容紹介

    バイオメトリクス、生体認証の技術なくしては、今日の社会活動は成り立たないというところまできている。こうした技術が立脚している、近代特有のいわば「可読的身体」に目を向け、その歴史的な系譜と諸相とを、西洋や植民地の事例を手がかりに考察する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    村上 宏昭(ムラカミ ヒロアキ)
    筑波大学人文社会系・准教授。専門はドイツ近代史
  • 著者について

    村上 宏昭 (ムラカミ ヒロアキ)
    筑波大学人文社会系・准教授
    専門はドイツ近代史。おもな業績として、“Tuberculosis on Display. Tuberculosis TravellingMuseums in Wilhelmine Germany”, German History, Vol.42, 2024. 『「感染」の社会史――科学と呪術のヨーロッパ近代』中公選書、2021年。『世代の歴史社会学――近代ドイツの教養・福祉・戦争』昭和堂、2012年(以上、単著)。Imagining Europe: Memory, Visions,and Counter-Narratives, Universitätsverlag Göttingen,2015.(共著)

生体管理の近代史―個人識別技術と身体の情報化 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:村上 宏昭(編著)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4750358886
ISBN-13:9784750358888
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:408ページ
縦:20cm
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 生体管理の近代史―個人識別技術と身体の情報化 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!