無知学への招待―"知らないこと"を問い直す [単行本]
    • 無知学への招待―"知らないこと"を問い直す [単行本]

    • ¥2,97090 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月12日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004097022

無知学への招待―"知らないこと"を問い直す [単行本]

鶴田 想人(編著)塚原 東吾(編著)


ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥2,970(税込)
ゴールドポイント:90 ゴールドポイント(3%還元)(¥90相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月12日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2025/03/06
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

無知学への招待―"知らないこと"を問い直す [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    私たちは何を・なぜ知らないのか。私たちの“知らないこと”はいかに作られ、社会に何をもたらしているのか。近年盛り上がりつつある無知学(アグノトロジー)の本邦初の入門的ハンドブック。
  • 目次

    はじめに――「無知の時代」を生き抜くために[鶴田想人]
     無知の時代?
     欧米における無知学の流れ
     日本における無知学の歩み
     無知研究の諸潮流と本書の範囲
     本書の構成

    第Ⅰ部 概論

    1 無知学とは何か――その背景と課題[鶴田想人]
     1 無知学とは何か
     2 学術的文脈
     3 いかなる「無知」を扱うか
     4 おわりに――学際化にむけて

    2 無知学の過去・現在・未来[ロバート・N・プロクター(鶴田想人・塚原東吾訳)]
     1 若い頃からの関心の展開
     2 無知学への歩み
     3 近年の無知研究について
     4 執筆中の著作
     5 無知学の今後の展望

    3 科学史・STSにおける無知[塚原東吾]
     1 科学革命とガリレオ科学
     2 非西欧世界での科学技術
     3 グローバルヒストリーやポピュラー科学史が生み出す無知
     4 STSと無知学――主にブライアン・ウィンの再考と科学コミュニケーションの問題
     5 〈科学批判学〉の要としての無知学・アグノトロジー

    第Ⅱ部 キーワード
     1 特定された無知[村瀬泰菜]
     2 意図的な無知/非意図的な無知[鶴田想人]
     3 有徳な無知[岡本隣]
     4 戦略的無知と非知社会学[井口暁]
     5 白人の無知と無知の認識論[大橋一平]
     6 認識的不正義[飯塚理恵]

    第Ⅲ部 日本の「無知学」

    1 科学の国際性と研究の無害化――1950年代の放射線影響に関する知/無知の形成[飯田香穂里]
     1 はじめに――科学の国際性
     2 米国の科学戦略
     3 放射線と「客観性の呪い」
     4 オオイヌノフグリ変異花の「無害化」
     5 無害化――科学的振る舞いの結果としての無知生産

    2 動機としての無知――公害の場合[友澤悠季]
     1 はじめに――公害をめぐる知と無知の緊張関係
     2 知ることを求めてきた公害被害者――足尾銅山鉱煙毒事件から
     3 積極的な無知生産――二つの水俣病事件から
     4 新たな知へ向かう意志、無知へ引き戻す力
     5 おわりに――動き出す無知へ

    3 「田んぼ」の真ん中に建てられた基地――沖縄における無知の政治[西山秀史(前田暉一朗・岡井ひかる訳)]
     1 序論
     2 無知の生産を通して空白の空間を記述する
     3 今日における過去の空間的消去――普天間基地をめぐる米国の公式言説
     4 沖縄における無知と脱植民地化への闘争

    4 「日本人」特権に起因する無知――日本人性に関する社会科学と無知の認識論の学際研究[佐藤邦政]
     1 はじめに
     2 日本人性とマジョリティ性の交差としての「日本人」特権
     3 無知の本性と分類
     4 日本人特権に起因する無知
     5 結語

    第Ⅳ部 「無知」の諸相
     1 無知の権利[村上陽一郎]
     2 古代ギリシア哲学の「不知/無知」[納富信留]
     3 福島原発事故と放射線健康被害の不可視化の構造[柿原泰]
     4 ホロコーストと同性愛者[弓削尚子]
     5 カントの「黒」――合理的作為としての無知が顕わにする〈知〉としての「人種」[小笠原博毅]
     6 民主主義と無知[大竹弘二]
     7 COVID-19パンデミックと無知[美馬達哉]
     8 AIの作り出す無知[直江清隆]
     9 ジャン=ピエール・デュピュイの破局と無知[渡名喜庸哲]
     10 経済学における「自然」の不可視化[桑田学]
     11 ポストトゥルースと「科学否定論」[松村一志]
     12 人間の条件としての無知――ミラン・クンデラと考える[須藤輝彦]
     13 人新世の結果から要因、対策へ――環境問題における無知の構造[野坂しおり]
     14 フランスにおける無知研究の展開[井上雅俊]

    おわりに[塚原東吾]
     無知学・アグノトロジーという言葉についての交通整理
     本書のおさらい
     今後の課題群――文化と価値の問題

     索引
  • 内容紹介

    私たちは何を知らないのか。なぜ知らないのか。私たちの〈知らないこと〉はいかに作られ、社会に何をもたらしているのか。近年盛り上がりつつある無知学(アグノトロジー)の本邦初の入門的ハンドブック。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鶴田 想人(ツルタ ソウト)
    1989年東京生まれ。大阪大学社会技術共創研究センター特任研究員。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。修士(学術)。専門は科学史・科学論

    塚原 東吾(ツカハラ トウゴ)
    1961年東京生まれ。東京学芸大学教育学部化学科修士課程修了、ライデン大学医学部にて博士号を取得。イギリス・ケンブリッジ大学ニーダム研究所にてポスドクフェロー、東海大学文学部助教授を経て、神戸大学大学院教授
  • 著者について

    鶴田 想人 (ツルタ ソウト)
    1989年東京生まれ。大阪大学社会技術共創研究センター特任研究員。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。修士(学術)。専門は科学史・科学論。論文に「無知学(アグノトロジー)の現在」(『現代思想』2023年6月号)など。編著に『ジェンダード・イノベーションの可能性』(共編、明石書店、2024年)、翻訳にプロクター「無知学」(『思想』2023年9月号)、シービンガー『奴隷たちの秘密の薬』(共訳、工作舎、2024年)など。

    塚原 東吾 (ツカハラ トウゴ)
    1961年東京生まれ。東京学芸大学教育学部化学科修士課程修了、ライデン大学医学部にて博士号を取得。イギリス・ケンブリッジ大学ニーダム研究所にてポスドクフェロー、東海大学文学部助教授を経て、現在、神戸大学大学院教授。主要な著作・編著にAffinity and Shinwa Ryoku(Gieben,1993)、『科学技術をめぐる抗争』(共編、岩波書店、2016年)、『帝国日本の科学思想史』(共編、勁草書房、2018年)など。

無知学への招待―"知らないこと"を問い直す [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:鶴田 想人(編著)/塚原 東吾(編著)
発行年月日:2025/02/15
ISBN-10:4750358959
ISBN-13:9784750358956
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:392ページ
縦:19cm
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 無知学への招待―"知らないこと"を問い直す [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!