医療崩壊前夜 [単行本]
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医療崩壊前夜 [単行本]



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出版社:幻冬舎
販売開始日: 2025/03/03
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医療崩壊前夜 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    診療報酬の引き下げ、医学部の定員削減、後期高齢者医療制度。(「医療費抑制」を名目にした国の愚策が引き金となり、やがて日本の医療は崩壊する―。)現場の第一線で患者を診てきた医師が矛盾だらけの国の医療政策を痛烈に批判し、日本の医療行政に一石を投じる提言書。
  • 目次

    はじめに  

    第一章 日本の医療はこれから確実に崩壊していく──
    ~医師の働き方改革で勤務医の時間外労働が見直された~
    長時間労働によって確実に落ちる医師の業務能力
    医師の時間外労働の上限は年960時間
    置き去りにされたままの根本的な問題
    地域の病院から医師がいなくなる
    医師の働き方改革で加速する医師不足
    患者が必要な医療を受けられない
    地域から崩壊していく日本の医療

    第二章 財源確保を名目に始まった国の愚策
    日本医療を崩壊に導く諸悪の根源は「医療費抑制政策」にある
    医療崩壊の元凶は国の医療費抑制政策にあり
    国債は国の借金、という財務省のウソ
    国の財政を家計にたとえると、という財務省のウソ
    日本は借金1000兆円を背負っている貧乏な国、という財務省のウソ
    医療費が国家財政を圧迫している、という財務省のウソ
    《 医療体制の歴史① 》 戦後の病院復興は国立、公立、民間の順に始まった
    《 医療保険の歴史① 》 国民皆保険制度のなりたち
    欧米各国の医療保険制度
    アメリカ
    イギリス
    フランス
    ドイツ
    《 医療保険の歴史② 》 老人医療費はなぜ無料化されたのか
    《 医療体制の歴史② 》 一県一医大構想
    《 医療保険の歴史③ 》 老人保健法の施行
    《 医療体制の歴史③ 》 都道府県医療計画制度による病床規制が始まる
    《 医療体制の歴史④ 》 医師数の抑制
    間違いの根源は「医療費亡国論」

    第三章 「医療費抑制」を名目にした国の愚策①
    診療報酬を引き下げて医師と薬品に払うカネを減らす
    今、医療用医薬品が足りない
    始まりは海外原材料メーカーの異物混入
    ジェネリック医薬品メーカーの相次ぐ不祥事
    日本の医療は国民皆保険、フリーアクセス、診療報酬が1セット
    診療報酬改定はどのように行われてきたか
    薬価が引き下げられると何が起こるのか
    海外の新薬は日本に入ってこない
    診療報酬の抑制で、医療の質と量は低下する

    第四章 「医療費抑制」を名目にした国の愚策②
    医療費を抑えるために医学部の定員数を減らす
    医療費抑制のため、医師数と医学部定員を減らしていく
    一転して、医学部定員を増員した理由
    医学部定員の増員が続く
    医学部・定員数削減からの方針転換
    当分は現状維持だが、減員は諦めず
    これから医師過剰の時代が来る!?
    世界的に見て、日本の医師の数は多いのか

    第五章 「医療費抑制」を名目にした国の愚策③
    後期高齢者医療制度で増加する高齢者からカネをむしり取る
    後期高齢者医療制度とは
    75歳以上の人は全員強制加入させられる保険
    批判が殺到しても後期高齢者医療制度は廃止せず
    後期高齢者医療制度が導入されるまで
    一つ前の老人保健制度は何がいけなかったのか
    経団連の提言が後期高齢者医療制度に与えた影響
    後期高齢者医療制度は大企業とその健保を守るための安全弁!?
    後期高齢者医療制度は医療費抑制に効果があったのか

    第六章 日本を救うのは国民一人ひとりの声
    適切なケアを受けられる医療体制の構築を目指して
    限られた財源のなかで、良質な医療を実現するために
    医師不足の構造的な理由は、中小規模の病院が多すぎること
    日本の医療の問題は農業問題と似ている
    地域特性に応じた医療統合の体制づくり
    広島県が三つの病院を統合する新病院構想を推進
    日本にも医師養成のための社会人向けスクールを

    おわりに
  • 内容紹介

    崩壊寸前、日本医療の現実
    ベテラン医師が切り込む! 医療費削減政策の問題点とは?
    日本の医療崩壊を防ぐために、今何をすべきか?


    1961年に導入された国民皆保険制度によって、すべての国民は必要な時に必要な医療を受けられるようになりました。これは国民の健康を支える制度として、他の先進国と比較しても優れたものであるといえます。しかし、高齢化が進むなか国全体の医療費は年々増加しており、政府は「財政健全化」「国民皆保険制度の維持」を掲げて、医療費の歳出削減や保険制度の見直しを進めています。

    これに対し、30年以上にわたり地域医療の最前線に立ち続けてきた著者は、政府の推し進める医療費削減政策が医療現場に更なる負担を与えてしまい、「医療崩壊」を引き起こす原因になりかねないと警鐘を鳴らしています。そして、医療従事者の待遇改善や医療費の適正配分といった施策によって、誰もが安心して医療を受けることができる体制を守り続けることが重要であると訴えています。

    本書では、診療報酬の引き下げや、医学部定員の抑制といった政府による医療費削減政策がどのように医療現場を追い詰めているのかを、著者が客観的データと長年の実体験を基に解説しています。また、医学部定員の適正化による医師数の確保、救急医療や産科・小児科など不足診療科の体制強化、そして地域の実情に応じた診療報酬体系の見直しなど、医療崩壊を防ぐための著者の具体的な提言も示されています。
    著者は、行政や医療従事者だけでなく一般の人々もこの問題に関心を持ち、議論を深めることがこの国の医療崩壊を防ぐための第一歩になると述べています。これからの日本医療について深く考えさせられる一冊です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    原口 兼明(ハラグチ カネアキ)
    1982年3月富山医科薬科大学医学部を卒業後、鹿児島大学麻酔科学教室で2年間研修(麻酔科標榜医)。1994年8月原口耳鼻咽喉科を開院。1995年9月医療法人原口耳鼻咽喉科に変更
  • 著者について

    原口 兼明 (ハラグチ カネアキ)
    原口兼明(はらぐちかねあき)
    1982年 3 月 富山医科薬科大学医学部を卒業後、鹿児島大学麻酔
    科学教室で 2 年間研修(麻酔科標榜医)

医療崩壊前夜 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
著者名:原口 兼明(著)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4344948858
ISBN-13:9784344948853
判型:B6
発売社名:幻冬舎
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:19cm
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