君と裸足で駆け抜けろ(角川文庫) [文庫]

君と裸足で駆け抜けろ(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  高校１年生の夏希は、学校近くの防波堤で、絵を描いていた１学年上の永瀬碧生と出会う。慌てて破かれた彼の絵が忘れられない夏希。中学時代は絵画コンクールでいつも入賞していたようだが、進学してからは絵をやめてしまったらしい。結果が出せずに陸上をやめた自分と重ね、先輩を知っていくうちに、ひょんな事からモデルをしていることがわかるが―挫折した２人が再び輝くために取る行動とは？胸キュン青春恋愛小説。

• 目次

  第一章　私だけの秘密の場所
  第二章　海に消えた絵
  第三章　似た者同士
  第四章　なにも知らない
  第五章　裸足になって
  第六章　戻れない過去
  第七章　夕陽の坂道
  第八章　勢いよく走るだけ
  第九章　ここから逃げよう
  第十章　ふたりだけの青い空

• 出版社からのコメント

  再び立ち上がるために――

• 内容紹介

  高校１年生の西倉夏希は、誰もいない防波堤がお気に入りの場所だった。ある日、いつものようにモヤモヤした気持ちを抱えながらそこへ行くと、先客がいた。初めて見る顔……と思いきや、よく見ると、園芸委員会で一緒の１学年上の永瀬碧生だった。いつもマスクを付けて前髪で目を隠していたため、すぐには分からなかったのだ。手元にあった、鉛筆で描かれた防波堤の絵を、慌てて隠される。気になった夏希は永瀬のことを調べると、以前は絵画コンクールで優勝するほどだったが、何かのきっかけで高校進学以降、コンクールなどに出ていないことが分かる。結果が出せずに陸上部を辞めた自分と重ね、先輩を知っていく内に、ひょんな事から雑誌モデルをしていることが分かるが――――。一度挫折した二人が再び輝くために取る行動とは？胸キュン青春恋愛小説。
  
  図書館選書
  高１の夏希がお気に入りの場所へ行くと、先客がいた。初対面と思いきや、よく見ると委員会で一緒の先輩だ。長い前髪とマスクで顔を隠している彼のことが気になり調べていく内にある秘密に気がつき……。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  水瀬 さら(ミナセ サラ)
  神奈川県出身。『あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った』（アルファポリス、のちアルファポリス文庫）でデビュー

• 著者について

  水瀬　さら (ミナセ　サラ)
  神奈川県出身、在住。『あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った』（アルファポリス文庫）にてデビュー。「涙の向こう、君と見る桜色」でピュアラブ小説大賞＜大賞＞、「眠れない夜、この音が君に届きますように」（本作）で第２回魔法のiランド恋愛創作コンテスト　苦しいほどに、切ない恋部門部門賞を受賞。著書に『幽霊アパート、満員御礼！』（アルファポリス文庫）、『青い風、きみと最後の夏』（スターツ出版文庫）、『君が、僕に教えてくれたこと』（ことのは文庫）などがある。

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