貸本屋おせん(文春文庫) [文庫]

貸本屋おせん(文春文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  文化年間の江戸、女手ひとつで貸本屋を営み、高荷を背負って江戸の町を巡るおせん。板木盗難や幽霊騒ぎ、幻の書物探しなど読本に係わる事件に立ち向かう出色の捕物帳。読本文化の豊饒さに、本好きなら時代を超えて魅了されるに違いない。オール讀物新人賞、日本歴史時代作家協会賞新人賞に輝くデビュー作。

• 目次

  第一話　をりをり よみ耽り
  第二話　板木どろぼう
  第三話　幽霊さわぎ
  第四話　松の糸
  第五話　火付け

• 内容（「BOOK」データベースより）

  をりをり　よみ耽り；板木どろぼう；幽霊さわぎ；松の糸；火付け

• 出版社からのコメント

  高荷を背負って江戸の町を巡るおせん。板木盗難や幽霊騒ぎ、幻の書物探しなど様々な事件に巻き込まれながら好事家たちに本を届ける！

• 内容紹介

  第100回「オール讀物新人賞」を満場一致で受賞した、高瀬乃一さんのデビュー作『貸本屋おせん』。板木盗難や幽霊騒ぎ、幻の書物探しなど、様々な事件に巻き込まれながら、好事家たちに本を届ける貸本屋の女主人・おせんの活躍が共感を呼び、日本歴史作家協会新人賞にも輝きました。
  
  書店員さんからも大注目の本作が、待望の文庫化。文化年間の江戸浅草を舞台にいよいよ盛りに向かう読本文化の豊饒さは、本好きなら時代を超えて魅了されること間違いなし！　時代小説界に現れたニューヒロイン・事件を呼ぶ本の虫〈おせん〉が、読本をめぐって身にふりかかる事件の数々に立ち向かう、スリルに満ちた捕物帖としても存分にお愉しみください。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  高瀬 乃一(タカセ ノイチ)
  １９７３年愛知県生まれ。名古屋女子大学短期大学部卒。２０２０年「をりをり　よみ耽り」で第１００回オール讀物新人賞を受賞。２０２２年、受賞作を収録した初の単行本『貸本屋おせん』を上梓し、第１２回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞

貸本屋おせん(文春文庫) [文庫] の商品スペック