脱観光化の人類学―かわりゆく観光と社会のゆくえ [単行本]
    • 脱観光化の人類学―かわりゆく観光と社会のゆくえ [単行本]

    • ¥6,050182 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月7日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004098782

脱観光化の人類学―かわりゆく観光と社会のゆくえ [単行本]

東 賢太朗(編著)福井 栄二郎(編著)奈良 雅史(編著)


ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥6,050(税込)
ゴールドポイント:182 ゴールドポイント(3%還元)(¥182相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月7日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2025/04/03
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

脱観光化の人類学―かわりゆく観光と社会のゆくえ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現代社会で観光は誰もが享受できる娯楽として大衆化した。本書は、「脱観光化」をキーワードに「善きもの」としての観光の光と影をフィールドでの事例にもとづいて具体的に論じる。
  • 目次

    序 章 「脱観光化」からとらえなおす観光と社会(東 賢太朗)
     1 観光から社会をとらえなおす 
     2 「脱観光化」とはなにか 
     3 観光の現在進行形、そしてその先へ 
     4 観光と人類学 
     5 本書の構成


     第Ⅰ部 観光現象の新展開 

    第1章 身体的な移動と精神的な移動が出合う「空間」 ──VTuberとコンテンツツーリズムの現場から( 岡本 健)
     1 「精神的な移動」の存在感 
     2 esports・メタバースの台頭による情報・虚構空間の拡大 
     3 空間概念をさらにアップデートする 
     4 VTuberとはなにか 
     5 志摩スペイン村とVTuberのコラボイベント 
     6 コラボの影響とアバターの役割 
     7 新たな空間における「真正性」「祝祭性」 

    第2章 台湾の日本神を訪ねる日本人と台湾社会──観光化がもたらす信仰実践の変容(藤野陽平)
     1 民俗宗教にみる日本神 
     2 創られた親日台湾言説上の日本神 
     3 日本神を訪ねる慰霊団 
     4 神輿の奉納と祭りへの参加 
     5 観光化がもたらす日本神信仰の変容 
     6 現地の文脈に取り込まれる日本神 
     7 日本神にみる観光化と脱観光化のダイナミクス 

    第3章 南洋のコロニアル・ノスタルジア──パラオ老人会と日本人観光客の交流を事例に(紺屋あかり)
     1 植民地の歴史をめぐる旅 
     2 植民地経験と独立以後の観光 
     3 交流会で披露される老人たちの語り 
     4 「親日」言説とその批判的考察 
     5 葛藤としてのノスタルジア 

    第4章 あわいを生きる──コロナ前後のタイ領アンダマン海におけるモーケンの観光業への従事(鈴木佑記)
     1 タイの観光化とコロナの影響 
     2 モーケン社会における船の形態変化と貨幣経済の浸透 
     3 スリン諸島の観光化とモーケンの生業の変化 
     4 観光化/脱観光化するアンダマン海──日帰りボートツアーの隆盛 
     5 コロナ禍を生きぬく 
     6 〈境界人〉がつなぐ社会 


     第Ⅱ部 観光が生み出す新たな社会のあり方

    第5章 邂逅する「他者」たち──現代中国における民族観光、イスラーム復興、イスラモフォビアのもつれ (奈良雅史)
     1 「観光化」による民族間関係の変化? 
     2 中国における民族観光と回族 
     3 回族観光の「脱観光化」 
     4 邂逅する「他者」たち 
     5 邂逅がもたらすもの 

    第6章 アートプロジェクトにおけるゲストとは誰か──新潟市「水と土の芸術祭」を事例に(越智郁乃)
     1 問題の所在 
     2 「水と土の芸術祭」とアート・ディレクション 
     3 市民プロジェクトの展開 
     4 市民プロジェクトの行方 
     5 市民プロジェクトが芸術祭にもたらしたもの 

    第7章 観光の衰退、連帯の生起──フィリピン・ボラカイ島と愛知県南知多町の「脱観光化」とノスタルジア(東 賢太朗)
     1 観光と連帯、共同性、そしてノスタルジア 
     2 ボラカイ島の観光開発と環境汚染 
     3 間奏──フィールドの「脱観光化」あるいは観光のフィールドワークの停止 
     4 南知多の観光と移住 
     5 「脱観光化」とノスタルジアと共同性 

    第8章 「フェイク」と「オリジナル」の交錯と消失──ポスト・ツーリスト化した「マサイ」(中村香子)
     1 「マサイ民族文化観光」とサンブル 
     2 グローバルな他者イメージとのファースト・コンタクト 
     3 観光の現場における「フェイク」の誕生 
     4 「フェイク」がほころびを見せるとき──他者イメージの「脱観光化」 
     5 「フェイク」の向こう側にあった「オリジナル」のほころび 
     6 「オリジナル」を主張するための「フェイク」の利用 
     7 ハイブランドによる「マサイ」の利用と女性の新たな装いの誕生 
     8 ポスト・ツーリストの感覚──「観光客のように戻ってくる」 
     9 「フェイク」と「オリジナル」の消失 

    第9章 観光をめぐる「ゆるやかな対立」と分断しない社会──ヴァヌアツ・アネイチュム社会における「思慮」について(福井栄二郎)
     1 「どちらも正しい」はダメ? 
     2 観光と分断 
     3 クルーズ船観光と脱観光の流れ 
     4 二つのカストム・ツアー 
     5 エゲンとシヴィリティ 
     6 アネイチュムにおける多様性とエゲン 
     7 現地社会から考える観光 


    終 章 脱観光化へ向かう要因と今後の展望(福井栄二郎・奈良雅史)
     1 オーバーツーリズム 
     2 新型コロナウイルスの影響 

    あとがき
    索引
  • 出版社からのコメント

    ポストコロナのツーリズムとは。フィールドでの経験を踏まえこれからの観光を考える
  • 内容紹介

    現代社会で観光は誰もが享受できる娯楽として 大衆化した。本書は、「脱観光化」をキーワード に「善きもの」としての観光の光と影をフィール ドでの事例にもとづいて具体的に論じる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    東 賢太朗(アズマ ケンタロウ)
    1976年愛知県名古屋市出身。現在、名古屋大学大学院人文学研究科准教授

    奈良 雅史(ナラ マサシ)
    1980年北海道生まれ北海道育ち。現在、国立民族学博物館学術資源研究開発センター准教授/総合研究大学院大学先端学術院准教授

    福井 栄二郎(フクイ エイジロウ)
    1973年兵庫県生まれ大阪府育ち。現在、島根大学法文学部准教授
  • 著者について

    東 賢太朗 (アズマ ケンタロウ)
    2025年3月現在
    名古屋大学大学院人文学研究科准教授

    福井 栄二郎 (フクイ エイジロウ)
    2025年3月現在
    島根大学法文学部准教授

    奈良 雅史 (ナラ マサシ)
    2025年3月現在
    国立民族学博物館学術資源研究開発センター准教授
    総合研究大学院大学先端学術院准教授

脱観光化の人類学―かわりゆく観光と社会のゆくえ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:東 賢太朗(編著)/福井 栄二郎(編著)/奈良 雅史(編著)
発行年月日:2025/03/31
ISBN-10:4623098052
ISBN-13:9784623098057
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:340ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:600g
他のミネルヴァ書房の書籍を探す

    ミネルヴァ書房 脱観光化の人類学―かわりゆく観光と社会のゆくえ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!