ドラクロワの物語画と文学 [単行本]
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ドラクロワの物語画と文学 [単行本]



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出版社:三元社
販売開始日: 2025/05/09
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ドラクロワの物語画と文学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「詩人であれたらどれほどよかったことか!だがせめて、絵画でつくり出すのだ」文学に焦がれたドラクロワはダンテやシェークスピアを絵画化するなかで絵画独自の快楽を見出しみずからの様式を発展させていく。その過程を同時代の文脈から考察する。
  • 目次

    [目次]
    はじめに
    第一部 一九世紀中盤のフランスにおける文学と絵画をめぐる環境とドラクロワ
    1 「物語画」と文学
     1 歴史画・物語画の伝統
     2 近い時代の文学作品の絵画化
     3 十九世紀半ばのフランスにおける諸芸術の交流と新たなジャンル
    2 ドラクロワの画業の概要と本書の課題
     1 二つのドラクロワ像
     2 《地獄のダンテとウェルギリウス》の戦略
     3 本書の考察対象
    第二部 着火する文学――多様な着想源からの直接的な制作
    3 物語と「挿絵」――ゲーテ作『ファウスト第一部』に基づくリトグラフ連作
     1 作者の想像力を凌駕するイメージ
     2 ゲーテの『ファウスト第一部』と造形作品の伝統
     3 舞台と文学
     4 リトグラフ技法の効果としての《ファウスト》連作
     5 「挿絵」の位置づけ
    4 現実と絵画―バイロン作『ジャウール』より二点の「ジャウールとハッサンの闘い」
     1 先行作例と問題の所在
     2 着想の経緯
     3 文学と現実
     4 一八二六年の《ジャウールとハッサンの闘い》――槌鉾とフスタネラ
     5 一八三五年の《ジャウールとハッサンの闘い》――経験の力
     6 「再現」の先へ
    第三部 触媒となる文学――他ジャンル芸術との競合と絵画の可能性
    5 演劇と絵画――シェークスピア作『ハムレット』より複数の「墓地のハムレットとホレーシオ」
     1 シェークスピアは偉大な詩人か悪趣味の極みか
     2 場面と造形作例の確認
     3 一八二八年のリトグラフ――本場の公演への熱狂
     4 シュテーデル作品(一八三五年)――思惟するハムレット
     5 ルーヴル作品(一八三九年)――物語る瞬間
     6 絵画の力
    6 歴史と絵画――《トラヤヌス帝の正義》と《十字軍のコンスタンティノープル攻略》
     1 同主題の再制作と同構図の反復
     2 《十字軍のコンスタンティノープル攻略》と第四回十字軍の概要
     3 「十字軍の間」と一八三〇年代後半のサロンにおける「歴史画」
     4 歴史記述から絵画へ
     5 《トラヤヌス帝の正義》から《十字軍のコンスタンティノープル攻略》へ
     6 受難の都市
     7 学識と想像力から新たな「一瞬」の力へ
    第四部 文学から絵画へ
    7 小説をもとに「詩」的な絵画を――スコット作『アイヴァンホー』より二点の「レベッカの略奪」
     1 一八五九年、生涯最後のサロンにて
     2 十九世紀中盤のフランスにおけるウォルター・スコット
     3 一八二〇年代の『アイヴァンホー』
     4 小説批判と絵画――『日記』と作品は矛盾するのか
     5 「物言うヒエログリフ」による一八五八年の《レベッカの略奪》
     6 「詩人」画家
    おわりに――反復と再制作

    参考文献
    人名索引
    英文目次・要旨
    図版出典
  • 出版社からのコメント

    ドラクロワが様々な文学作品を絵画化することで絵画独自の快楽を見出し、様式を発展させていった過程を同時代の文脈から考察する。
  • 内容紹介

    「詩人であれたらどれほどよかったことか! だがせめて、絵画でつくり出すのだ」
    文学に焦がれたドラクロワが、ダンテやシェークスピアを絵画化することで絵画独自の快楽を見出し、みずからの様式を発展させていった過程を同時代の文脈から考察する。

    [目次]
    はじめに
    第一部 一九世紀中盤のフランスにおける文学と絵画をめぐる環境とドラクロワ
    1 「物語画」と文学
     1 歴史画・物語画の伝統/2 近い時代の文学作品の絵画化/3 十九世紀半ばのフランスにおける諸芸術の交流と新たなジャンル
    2 ドラクロワの画業の概要と本書の課題
     1 二つのドラクロワ像/2 《地獄のダンテとウェルギリウス》の戦略/3 本書の考察対象
    第二部 着火する文学―多様な着想源からの直接的な制作
    3 物語と「挿絵」―ゲーテ作『ファウスト第一部』に基づくリトグラフ連作
     1 作者の想像力を凌駕するイメージ/2 ゲーテの『ファウスト第一部』と造形作品の伝統/3 舞台と文学/4 リトグラフ技法の効果としての《ファウスト》連作/5 「挿絵」の位置づけ
    4 現実と絵画―バイロン作『ジャウール』より二点の「ジャウールとハッサンの闘い」
     1 先行作例と問題の所在/2 着想の経緯/3 文学と現実/4 一八二六年の《ジャウールとハッサンの闘い》―槌鉾とフスタネラ/5 一八三五年の《ジャウールとハッサンの闘い》―経験の力/6 「再現」の先へ
    第三部 触媒となる文学―他ジャンル芸術との競合と絵画の可能性
    5 演劇と絵画―シェークスピア作『ハムレット』より複数の「墓地のハムレットとホレーシオ」
     1 シェークスピアは偉大な詩人か悪趣味の極みか/2 場面と造形作例の確認/3 一八二八年のリトグラフ―本場の公演への熱狂/4 シュテーデル作品(一八三五年)―思惟するハムレット/5 ルーヴル作品(一八三九年)―物語る瞬間/6 絵画の力
    6 歴史と絵画―《トラヤヌス帝の正義》と《十字軍のコンスタンティノープル攻略》
     1 同主題の再制作と同構図の反復/2 《十字軍のコンスタンティノープル攻略》と第四回十字軍の概要/3 「十字軍の間」と一八三〇年代後半のサロンにおける「歴史画」/4 歴史記述から絵画へ/5 《トラヤヌス帝の正義》から《十字軍のコンスタンティノープル攻略》へ/6 受難の都市/7 学識と想像力から新たな「一瞬」の力へ
    第四部 文学から絵画へ
    7 小説をもとに「詩」的な絵画を―スコット作『アイヴァンホー』より二点の「レベッカの略奪」
     1 一八五九年、生涯最後のサロンにて/2 十九世紀中盤のフランスにおけるウォルター・スコット/3 一八二〇年代の『アイヴァンホー』/4 小説批判と絵画―『日記』と作品は矛盾するのか/5 「物言うヒエログリフ」による一八五八年の《レベッカの略奪》/6 「詩人」画家
    おわりに――反復と再制作
    註/参考文献/人名索引/英文目次・要旨/図版出典
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    西嶋 亜美(ニシジマ アミ)
    尾道市立大学芸術文化学部准教授。京都大学大学院文学研究科美学美術史学専修博士後期課程修了。京都大学博士(文学)。専門は、ドラクロワを中心とする十九世紀フランス美術史
  • 著者について

    西嶋亜美 (ニシジマアミ)
    西嶋 亜美(にしじま・あみ)
    尾道市立大学芸術文化学部准教授。京都大学大学院文学研究科美学美術史学専修博士後期課程修了。京都大学博士(文学)。専門は、ドラクロワを中心とする19世紀フランス美術史。主要論文に「ドラクロワ作「墓地のハムレットとホレーシオ」諸作品をめぐって――演劇の豊饒さから絵画独自の効果へ」『美術史』第172冊(2012年)、「ドラクロワ作《キリストの埋葬(墓のキリスト)》(ボストン美術館)――新たな宗教主題表現の模索の成果として」『京都美術史学』第5号(2024年)他、翻訳に「ドラクロワの「モロッコ旅行記」試訳」『尾道市立大学芸術文化学部紀要』第16号(2017年)、ドラクロワの『ニコラ・プッサン』翻訳と解題(同21号(2022年)、22号(2023年))。

ドラクロワの物語画と文学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:西嶋 亜美(著)
発行年月日:2025/03/31
ISBN-10:4883036103
ISBN-13:9784883036103
判型:B5
発売社名:三元社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:408ページ
縦:22cm
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