中学生が多文化共生について本気で考えてみた [単行本]
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中学生が多文化共生について本気で考えてみた [単行本]

山﨑 寛己(著)釜田 聡(監修)


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出版社:東洋館出版社
販売開始日: 2025/04/18
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中学生が多文化共生について本気で考えてみた [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    きっかけは、授業で聞かれた発言への“モヤモヤ”。その正体は、マイクロアグレッションだった。この社会でともに生きていくために、私たちにできることは何だろう?新潟の公立中学校で一人の教師と子どもたちから始まった多文化共生学習実践。
  • 目次

    はじめに

    第1章 人権学習の種をまく 
    第2章 「新潟にヘイトスピーチはない」?
    第3章 当事者は隣にいた
    学習会① 中学生、新潟朝鮮初中級学校の先生に出会う
    学習会② 中学生、サコさんに出会う
    学習会③ 中学生、藤井さんに出会う
    学習会④ 中学生、川崎市ふれあい館を訪れる
    学習会⑤ 中学生、日本で暮らす外国人留学生と話し合う
    第4章 「平等」だけでは足りない――生徒が導いた答え

    おわりに
    参考文献
  • 内容紹介

    新潟の公立中学校で一人の教師と子どもたちから始まった多文化共生学習の軌跡が書籍化。生徒たちが隣人を訪ね、問い、本気で考えた「ともに生きる社会」の実現のしかた

    〈本書の概要〉
    とある授業での一言をきっかけに、著者と有志の生徒たちが学習会を主催します。その学習会では、海外ルーツ当事者の日々や困難、願いを聞き、自分事として多文化共生の実現について考えました。学習会を経た学びや自分なりの答えを導くまでの約1年間の軌跡をたどりました。

    〈本書からわかること〉
    ◆「新潟にヘイトスピーチはない」?
    2022年、著者による英語科授業でのこと。海外の中学校との交流授業について説明していたところ、生徒から出た言葉に著者はモヤモヤを感じます。その言葉の正体は「マイクロアグレッション」でした。マイクロアグレッション(小さな暴力性)は、一つ一つが小さくとも、それが集まることでヘイトスピーチやジェノサイドとなり尊厳や人命を奪うとされています。この授業以降も、著者は学校現場で見聞きしたマイクロアグレッションや差別について考え続け、マイクロアグレッションやヘイトスピーチについての道徳科授業を実施します。この授業をきっかけに生徒主導で多文化共生についての学習会を行うこととなりました。

    ◆5つの学習会で著者と生徒たちが受け取ったもの
    本実践で、生徒会本部のメンバーを中心に生徒有志と著者によって実施された学習会は全5回です。

     学習会① 新潟初中級朝鮮学校を訪ねる
     学習会② ウスビ・サコさん(京都精華大学教授)に聞く
     学習会③ 藤井辰典さん(大阪府松原市立中学校教諭)に聞く
     学習会④ 崔江以子さん(川崎市「ふれあい館」館長)を訪ねる
     学習会⑤ 留学生との交流授業(英語科)

    海外ルーツとして生きる中で経験した差別や願いについて当事者から話を聞き、質疑などで考えを深めました。また、実際にその街を訪ね、その土地の多文化共生の歴史を聞く機会ももちました。
    生徒たちは、講義者がこれまで海外ルーツ当事者として生き抜いてきた歴史や誇り、「差別を「しない」だけでは差別はなくならない」こと、「私たちは本来マルチフレームな存在である」こと、「聞かれたくないことこそ、本当は誰かに聞いてほしい」こと、「差別する側にもされる側にもなりうる」ことなどのメッセージを受け取りました。

    ◆「みんなに平等に接する」……は、ちょっと違うんじゃない?
    学習会での学びを経て、生徒会本部のメンバーはその年の多文化共生実践発表コンクールでプレゼンテーションを行うことに決めます。しかし、発表として学んだことをまとめるのに苦戦します。話し合いでは、「みんなに平等に接する」という言葉がまとめの案として出されますが、この言葉に対する納得できるような納得できないようなモヤモヤが残りました。その後、学習会の講義者からの助言などを経て、導き出された結論とは――。ぜひ本書といっしょに考えてみてください。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    釜田 聡(カマダ サトシ)
    1958年生まれ。上越教育大学大学院学校教育研究科特任教授。上越教育大学大学院学校教育研究科教科・領域教育専攻修了。修士(教育学)

    山﨑 寛己(ヤマザキ ヒロキ)
    新潟県新潟市立中学校教諭。1987年新潟市に生まれる。上越教育大学卒業、同大学院修了後、大阪府の公立小中学校で8年間勤務し2020年度より現職。中学校検定教科書『BLUE SKY』(啓林館)編集委員
  • 著者について

    山﨑寛己 (ヤマザキヒロキ)
    新潟県新潟市立中学校教諭。1987年新潟市に生まれる。上越教育大学卒業、同大学院修了後、大阪府の公立小中学校で8年間勤務し2020年度より現職。中学校検定教科書『BLUE SKY』(啓林館)編集委員。著書に『話せる!書ける!英語言語活動アイデア&ワーク66』(共著)明治図書出版、2023年。

    釜田聡 (カマダサトシ)
    1958年生まれ。上越教育大学大学院学校教育研究科特任教授。上越教育大学大学院学校教育研究科教科・領域教育専攻修了。修士(教育学)。主著に『「上越教師の会」の研究』(共編著)学文社、2007年。『日韓で考える歴史教育――教科書比較とともに』(共著)明石書店、2010年。『日韓中でつくる国際理解教育』(共著)明石書店,2014年。『国際理解教育を問い直す―現代的課題への15のアプローチ』(共編著)明石書店、2021年。『総合的な学習の時間の新展開』(共編著)ミネルヴァ書房、2023年など。

中学生が多文化共生について本気で考えてみた [単行本] の商品スペック

発行年月日 2025/03/31
ISBN-10 4491057354
ISBN-13 9784491057354
ページ数 236ページ
19cm
発売社名 東洋館出版社
判型 B6
Cコード 3037
対象 専門
発行形態 単行本
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内容 教育
分類 教育
成年向け書籍マーク G
書店分類コード S140
発売情報解禁日 2025/03/06
再販商品 再販
書籍販売条件 委託
言語 日本語
出版社名 東洋館出版社
著者名 山﨑 寛己
釜田 聡

    東洋館出版社 中学生が多文化共生について本気で考えてみた [単行本] に関するレビューとQ&A

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