生活保障システムの転換―"逆機能"を超える [単行本]
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生活保障システムの転換―"逆機能"を超える [単行本]
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生活保障システムの転換―"逆機能"を超える [単行本]



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出版社:岩波書店
販売開始日: 2025/04/26
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生活保障システムの転換―"逆機能"を超える [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    この国の生活保障システムは、人びとの命と暮らしを守るどころか脅かしている。著者は、所得再分配後にかえって貧困が深まるという〈逆機能〉の存在をはやくから指摘してきた。本書ではさらに進んで、歴史的分析と国際比較を通じて、日本の「男性稼ぎ主」型システムの機能が「女性処罰」的であることを検証し、転換を提言する。アベノミクスとコロナ禍をへて、システムの「姥捨て」の実相がむき出しになり、若い女性が生きることを拒否する動向にも歯止めがかからない。私たちはこの危機から脱却できるのか?
  • 目次

     はじめに これでは持続しない
      1 問題の所在
      2 貧困事情
      3 コロナ禍の死亡事情
      4 小 括

     序 章 生活保障システムの機能と型
      1 定義と課題
      2 生活保障システムの型――政策サイクルにそくして整理すると
      3 小 括

    第Ⅰ部 多様性のなかの日本の位相

     第一章 「男性稼ぎ主」型の成立と脆弱性
      1 政府側はどう見てきたか
      2 「男性稼ぎ主」型システムの形成
      3 「男性稼ぎ主」型と大企業本位の淵源
      4 大企業本位の設計はいかに適用されたか
      5 小 括

     第二章 「男性稼ぎ主」型の成果とその推移
      1 たかが所得、されど所得
      2 所得貧困の推移
      3 小 括

     第三章 生活保障システムの機能――税と社会保障の累進度に注目して
      1 政府税収の状況と推移
      2 社会支出の状況と推移
      3 小括に代えて――貧困削減率の推移

     第四章 投資する国と処罰する国――子どもを産み育てること、就業すること
      1 社会的投資パッケージの展開
      2 社会的投資アプローチへの批判と反論
      3 「男性稼ぎ主」型の強さと社会サービス
      4 小 括

    第Ⅱ部 アベノミクスを検証する

     第五章 生活保障をめぐるビジョンの布置
      1 福祉国家の実現から自助自立へ
      2 政権危機・経済危機下で「安心」の優先
      3 民主党内閣の政策と自民党二〇一〇年綱領
      4 小括に代えて――財政健全化への責任感と生活保護バッシング

     第六章 アベノミクスはなにをしたのか パートⅠ――社会保障の重点化・効率化
      1 生活扶助基準引き下げと子どもの貧困対策法、
        社会保障制度改革国民会議報告書
      2 一連の骨太の方針と制度改正
      3 分配と再分配
      4 小 括

     第七章 アベノミクスはなにをしたのか パートⅡ――コロナ禍よりもコロナ対策禍
      1 コロナ禍が露にした脆弱性
      2 コロナ禍への日本政府の対応
      3 小 括

     第八章 周回遅れから逆走し、苛烈な女性処罰――岸田「新しい資本主義」の実相
      1 「新しい資本主義」の変遷――貧困削減をめぐって
      2 アベノミクスから離反したのか
      3 小 括

     終 章 命と暮らしを守る生活保障システムとは
      1 「国の奴雁」たちは何を提案してきたか
      2 本書の提案

      注
      あとがき
      引用文献
      人名索引・事項索引
  • 出版社からのコメント

    この国の生活保障システムは人びとの命と暮らしを脅かしている。「姥捨て」社会・日本の問題点をあぶり出し、転換の方途を提言。
  • 内容紹介

    この国の生活保障システムは人びとの命と暮らしを脅かしている。所得再分配後に貧困が深まるという〈逆機能〉の存在を指摘してきた著者が、歴史の検討と各国との比較を通じて「男性稼ぎ主」型システムの問題点をあぶり出し、社会のしくみを歪めたアベノミクスとコロナ対策を徹底批判。転換の方途を提言する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大沢 真理(オオサワ マリ)
    1953年生まれ。東京大学名誉教授。社会政策研究者。経済学博士。『企業中心社会を超えて―現代日本を〈ジェンダー〉で読む』(時事通信社、第13回山川菊栄賞受賞、のち岩波現代文庫)、『生活保障のガバナンス―ジェンダーとお金の流れで読み解く』(有斐閣、第6回昭和女子大学女性文化研究賞受賞)のほか編著書多数
  • 著者について

    大沢 真理 (オオサワ マリ)
    大沢真理(おおさわ・まり)
    1953年生まれ.東京大学名誉教授.社会政策研究者.経済学博士.『イギリス社会政策史――救貧法と福祉国家』(東京大学出版会),『男女共同参画社会をつくる』(NHKブックス),『現代日本の生活保障システム――座標とゆくえ』,『いまこそ考えたい 生活保障のしくみ』(以上,岩波書店),『企業中心社会を超えて――現代日本を〈ジェンダー〉で読む』(時事通信社,第13回山川菊栄賞受賞,のち岩波現代文庫),『生活保障のガバナンス――ジェンダーとお金の流れで読み解く』(有斐閣,第6回昭和女子大学女性文化研究賞受賞)のほか編著書多数.訳書にG.エスピン=アンデルセン『平等と効率の福祉革命――新しい女性の役割』(監訳,岩波現代文庫)がある.

生活保障システムの転換―"逆機能"を超える [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:大沢 真理(著)
発行年月日:2025/04/24
ISBN-10:4000616897
ISBN-13:9784000616898
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:336ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:546g
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