物権変動における第三者保護の法理―権利変動論の展開 [単行本]
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物権変動における第三者保護の法理―権利変動論の展開 [単行本]



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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2025/03/19
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物権変動における第三者保護の法理―権利変動論の展開 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    第三者保護法理の探求を通じて権利変動の本質に迫る。物権変動の本則―意思主義、有因主義・無因主義、「何ぴとも自己のもつ以上の権利を他人に移転することはできない」―に対する例外則にすぎないかにみえる第三者保護の法理。しかし、「権利帰属の確定」ルールとして、安定的かつ効率的な所有秩序を構築する鍵を握る法理であることを明らかにする、学術的探求の到達点。
  • 目次

    序説 物権変動の態様と第三者保護の法理
    1 物権変動に関する民法規定の構造と第三者保護規定の位置づけ
    2 物権変動における第三者保護規定の解釈と物権変動の法理
    3 本書の構成

    第1章 物権変動の意思主義と無因主義
    1 問題の所在
    2 意思主義と無因主義との結合可能性
    3 取消しの遡及効と物権の復帰的変動
    4 無因主義と第三者権利保護資格要件
    5 意思主義の下における所有権移転給付の実在性とその返還

    第2章 物権変動の無因主義をめぐるヴァッケ─ヴィーリング論争
    1 物権変動法理の調和と無因主義
    2 ヴァッケの見解──無因主義批判
    3 ヴィーリングの見解
    4 無因主義論争の行方と今後の課題

    第3章 権利移転原因の失効と第三者の対抗要件
    1 問題の所在
    2 虚偽表示と第三者
    3 詐欺による取消しと第三者
    4 解除と第三者
    5 まとめと今後の課題

    第4章 物権変動の遡及的消滅の解釈
    1 物権変動の遡及的消滅問題の意義
    2 遡及的失権の承認
    3 復帰的物権変動の統一的把握
    4 統一化と個別化の両立可能性

    第5章 対抗の法理と無権利の法理の交錯
    1 問題の所在
    2 交錯領域1──対抗の法理の前線
    3 交錯領域2──無権利の法理の前線
    4 考察

    第6章 物権変動における第三者保護法理の類型化
    1 問題の所在
    2 物権変動における第三者保護法理の類型化

    第7章 対抗の法理と対抗要件
    1 実体的法律関係
    2 第三者保護の要件
    3 第三者保護の効果
    4 小括──「対抗」の根源にある意思主義補完機能としての対抗要件主義の確定性とその限界

    第8章 無権利の法理と権利取得要件
    1 実体的法律関係
    2 第三者保護の要件
    3 第三者保護の効果
    4 小括

    第9章 権利保護資格の法理と権利保護資格要件
    1 実体的法律関係
    2 第三者保護の要件
    3 第三者保護の効果
    4 第三者保護法理の体系化に向けて

    第10章 要件事実論からの検討
    1 対抗要件論の混迷と要件事実論のプリズム効果
    2 対抗の法理と要件事実
    3 無権利者と取り引きした者による権利取得の法理と要件事実
    4 第三者権利保護資格の法理と要件事実
    5 「対抗することができない」という規定をめぐる実体要件論と要件事実論

    結語 物権変動における第三者保護法理の意義
    1 物権変動の態様と第三者保護法理の3類型
    2 第三者保護法理の類型を分けるもの──権利帰属の確定性
  • 内容紹介

    第三者保護法理の探求を通じて権利変動の本質に迫る

    物権変動の本則――意思主義、有因主義・無因主義、「何ぴとも自己のもつ以上の権利を他人に移転することはできない」――に対する例外則にすぎないかにみえる第三者保護の法理。しかし、この法理こそが「権利帰属の確定」ルールとして、安定的かつ効率的な所有秩序を構築する鍵を握る法理であることを明らかにする、学術的探求の到達点。
    物権の取得・移転・回復をはじめとする物権変動の原則を前提に、その例外則としての様々な形態の第三者保護ルールの適用範囲、要件および効果を明らかにし、より包摂的な物権変動論を展開するために必要な、第三者保護法理の構築を企図、権利変動の本質に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松尾 弘(マツオ ヒロシ)
    慶應義塾大学大学院法務研究科教授。1962年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。横浜市立大学商学部助教授、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授を経て、現職。この間、シドニー大学客員教授、オックスフォード大学客員研究員、社会資本整備審議会(公共用地分科会)委員、国土審議会(土地政策分科会)特別委員、法制審議会(民法・不動産登記法部会)幹事、財政制度等審議会(国有財産分科会)臨時委員などを務める
  • 著者について

    松尾弘 (マツオヒロシ)
    慶應義塾大学大学院法務研究科教授。
    1962年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。横浜市立大学商学部助教授,横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授を経て,現職。この間,シドニー大学客員教授,オックスフォード大学客員研究員,社会資本整備審議会(公共用地分科会)委員,国土審議会(土地政策分科会)特別委員,法制審議会(民法・不動産登記法部会)幹事,財政制度等審議会(国有財産分科会)臨時委員などを務める。

物権変動における第三者保護の法理―権利変動論の展開 の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:松尾 弘(著)
発行年月日:2025/03/25
ISBN-10:4766430131
ISBN-13:9784766430134
判型:B5
発売社名:慶應義塾大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:384ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:3cm
重量:655g
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