ブラック・カルチャー―大西洋を旅する声と音(岩波新書) [新書]
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ブラック・カルチャー―大西洋を旅する声と音(岩波新書) [新書]
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ブラック・カルチャー―大西洋を旅する声と音(岩波新書) [新書]



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出版社:岩波書店
販売開始日: 2025/04/22
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ブラック・カルチャー―大西洋を旅する声と音(岩波新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    約四〇〇年にわたり、大西洋を航海した奴隷船。「裸の移住者」としてアメリカ大陸に連行された人々は、いかにしてアフリカの声と音の伝統を再創造し、次世代へと繋いでいったのか。「アフリカ帰還」という主題から、音楽、文学、アートなどを横断的に捉え、ブラック・カルチャーの歴史と現在、そして未来を旅する。
  • 目次

     はじめに ブラック・カルチャーをめぐる旅へ

    第一章 アフリカの口頭伝承
     教室のなかのアフリカ
     口承の伝統
     口頭伝承のなかの音文化
     マンデ系社会のグリオ
     語り継がれる叙事詩

    第二章 奴隷船の経験
     奴隷貿易を想像する
     奴隷制と西アフリカ
     西欧人を取引相手とした奴隷売買
     『ルーツ』にみる大西洋奴隷貿易
     奴隷船上での歌と反乱
     女性たちの抵抗、死者たちの声

    第三章 アメリカスに渡ったアフリカの声と音
     奴隷制社会をめぐる資料
     聞き書きという方法
     裸の移住者
     ネオ・アフリカ文化
     アフリカ由来の精神文化
     ヴードゥーの儀式
     文化維持という抵抗
     ドラミングと太鼓

    第四章 自由を希求する共同体の歌
     合衆国の奴隷制時代の歌
     アメリカスに息づくアフリカの声
     スピリチュアルと呼ばれる歌
     「ブラック」という共同体意識
     哀しみの歌
     黒人神学におけるスピリチュアルの意義
     世俗的スピリチュアルとしてのブルース

    第五章 合衆国のブラック・ミュージック
     変わりゆく同じもの
     ジャズの始まり
     アームストロングの声
     ジャズにおける創意と即興
     混交するジャンル
     ソウル・オブ・ア・ネーション
     カバーによる伝統の構築

    第六章 アメリカスからアフリカへ
     アメリカスのブラック・ミュージック
     アフロ・ブラジル音楽の展開
     アフロ・カリブ音楽の多様性
     アフリカへの帰還
     同じリズム、いくつもの歴史
     ブラック・カルチャーをめぐる次の旅へ

    第七章 文字のなかの声
     文字世界への参入
     「トーキング・ブック」としての奴隷体験記
     声の作家ハーストン
     集団としての黒人の声の表現
     クレオール語の口承性
     声の歴史

    第八章 奴隷貿易・奴隷制の記憶の光と影
     記憶の場所
     ユネスコの取り組み
     「奴隷の道」プロジェクト
     構築される記憶
     文学のなかで語られる闇の記憶
     奴隷貿易の闇

    第九章 ブラック・ミュージックの魂
     ブラック・パワーの潜在力
     ナショナリズムを越えて
     ブラック・アーツ運動
     ブラック・ジャズ共同体
     ブラック・スピリチュアル
     ラップのスピリチュアリティ

    第一〇章 ブラック・スタディーズとは何か
     知の枠組みのラディカルな変革
     アフリカ中心主義
     ブラック・エクスペリエンス主義
     ブラック・フェミニズム、ブラック・クィア・スタディーズ
     『ブラックパンサー』とアフロフューチャリズム
     アフロフューチャリスト
     アフロペシミズム理論
     ブラック・スタディーズの再規定

    第一一章 ブラック・カルチャーは誰のものか
     知の脱植民地化
     収集と分類
     脱植民地化と返還
     ミュージアムの脱植民地化
     文化の盗用とは何か
     ブラックをめぐる呼称
     文化は混交する

    第一二章 未来に向けて再構築されるルーツ
     〈関係〉の思想
     環大西洋的連帯
     存在論的傷
     記憶の継承と発掘
     クレオール化のダイナミズム
     ルーツの再構築
     〈全-世界〉のヴィジョン

     主要参考文献
     あとがき 〈関係〉のなかの私的物語
  • 出版社からのコメント

    奴隷とされた人々は、いかにして新大陸で声と音の伝統を再創造していったのか。ブラック・カルチャーの歴史と現在を旅する。
  • 内容紹介

    約400年にわたり、大西洋を航海した奴隷船。「裸の移住者」としてアメリカ大陸に連行された人々は、いかにしてアフリカの声と音の伝統を再創造し、次世代へと繋いでいったのか。アフリカへの帰還という主題から、音楽、文学、アートなどを横断的に捉え、その歴史と現在を旅する。世界にひろがるブラック・カルチャーへの招待。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中村 隆之(ナカムラ タカユキ)
    1975年東京都生まれ。2006年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。早稲田大学法学学術院教授。専攻―フランス語圏文学、環大西洋文化研究
  • 著者について

    中村 隆之 (ナカムラ タカユキ)
    中村隆之(なかむら・たかゆき)
    1975年東京都生まれ.2006年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了.博士(学術).早稲田大学法学学術院教授.
    専攻―フランス語圏文学,環大西洋文化研究
    著書―『カリブ世界論』(人文書院,2013),『エドゥアール・グリッサン』(岩波書店,2016),『野蛮の言説』(春陽堂書店,2020),『魂の形式 コレット・マニー論』(カンパニー社,2021),『第二世界のカルトグラフィ』(共和国,2022),『環大西洋政治詩学』(人文書院,2022)ほか
    訳書―『痕跡』(水声社,2016),『マニフェスト 政治の詩学』(以文社,2024)ほか
    編訳書―『ダヴィッド・ジョップ詩集』(夜光社,2019)
    共訳書―『アフリカ文学講義』(みすず書房,2022),『黒人法典』(明石書店,2024),『カリブ海序説』(インスクリプト,2024)ほか

ブラック・カルチャー―大西洋を旅する声と音(岩波新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:中村 隆之(著)
発行年月日:2025/04/18
ISBN-10:4004320615
ISBN-13:9784004320616
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:254ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:168g
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