ケアと編集(岩波新書) [新書]
    • ケアと編集(岩波新書) [新書]

    • ¥1,05632 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年6月5日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
ケアと編集(岩波新書) [新書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009004100503

ケアと編集(岩波新書) [新書]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥1,056(税込)
ゴールドポイント:32 ゴールドポイント(3%還元)(¥32相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年6月5日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:岩波書店
販売開始日: 2025/04/22
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ケアと編集(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    もはやこれまでと諦めてうなだれたとき、足元にまったく違うモノサシが落ちている。与えられた問いの外に出てみれば、あらふしぎ、あなたの弱さは克服すべきものじゃなく、存在の「傾き」として不意に輝きだす―。〈ケアをひらく〉の名編集者が一人ひとりの弱さをグッと後押し。自分を変えずに生きやすくなる逆説の自他啓発書。
  • 目次

    Ⅰ いかにして編集の先生に出会ったか
     1 ケアとは
      刹那的なケア
      リハビリの昼と夜
      失禁と世界の回復
      太陽と空気と地面とケア
     2 べてるの家との出会い
      意外に遠い福祉と医療
      病院のにおい
      もうけている作業所
      網走での出会い
      自分自身で、共に
      「反」ではなく「非」
      戦わないでさっさと逃げる
     3 編集の先生
      試されている感じがしない
      肯定と否定の外側で
      「そこがいいね!」がなぜ通用するか
      〈図〉は変えないで〈地〉を変える
      「商業」という魔法
      医学的編集とソーシャルワーク的編集

    Ⅱ ズレて離れて外へ
     1 問いの外に出ざるを得ない人たち
      問いの外に思考が流れてしまう人たち
      風変わりな言葉たち
      主語が患者と入れ替わる
      土管の中で話を聞く
      二つのことを同時に伝える
      因果沼から“かどわかし”へ
      問いの圏外に出るために
     2 分母を変えるのが編集
      強いロボットは歩けない
      依存症は依存が足りない
      「治す」「克服する」ではない物語へ
     3 吃音者は分母を変えて生きていく
      『どもる体』のはじまり
      吃音者の方法(1)~(4)諦める・準備しない・波に乗る・周囲を変える
      分母を変える一発逆転芸
     4 面と向かわない力
      架空の劇なのに言えない
      後ろから、波のような温かい圧が……
      「信」をめぐって――東大での体験
      内面の「信」から、対人の「信」へ
      「側聞」という方法
      「正対」から逃れて

    Ⅲ ケアは現在に奉仕する
     1 ケアと社交
      ヘルパーへのアドバイスがなぜ役に立つ?
      社交するために社交する
      対話するために対話する
      過程に内在するための工夫
      二〇年以上前の潔さんの言葉
     2 消費と浪費と水中毒
      過食嘔吐の記憶
      「浪費」としての飲水へ
      十全な、今ここでの満足
     3 今ここわたし
      「惚れる」の謎
      人がもっとも充実しているとき
      すでに本番は、はじまっている
      リスクとワクワク
     4 ナイチンゲールを真に受ける
      生体は善き方向に進む
      本来治りやすい病気である
      ケアと痛み止め
      俺はすでにして完全

    Ⅳ ケアが発見する
     1 原因に遡らない思考
      因果論から構成論へ
      幻視・幻聴を聞きまくってデータ収集
      幻覚妄想の社会モデル?
      前提を変えること
     2 手を動かすより口を動かせ
      依存症の回復モデル
      マイノリティの逆襲?
      「ケア論的転回」としてのハームリダクション
     3 同じと違う
      中井久夫と発達障害
      見ている世界が違う
      住む星が違うから体も違う
      量的な違いが無視される
      発達障害と「脳の多様性」
      言語化への努力
     4 いつも二つある
      輻輳する時間
      チキンカレーとラムカレー
      食べると逃げるが併走する
      一列に並べることの利点

    Ⅴ 「受け」の豊かさに向けて
     1 蘭の花のように愛でる
      ALSとは
      身体への着目
      意図の推測から勝手な解釈へ
      蘭の花のように
      生を享受する人
     2 受ける人
      接続詞はドアを閉める
      世界は受け取ることで発生する
      「いる」のは忙しい
      受け身と可能がなぜ同じ言葉なのか
     3 いい「波」はどこから来るか
      よそに行ったら縛るから
      「内面」という無間地獄に落ちる前に
      べてるに来れば病気が出る
      なぜ、いい「波」が来るのか
      規範から遠く離れて
     4 受動性と偶然性
      蹴る前に受けるスポーツ
      受動性や偶然性が排除される
      中動態と能動的受動
      弱い編集

    Ⅳ 弱い編集――ケアの本ができるまで
      1 山の上ホテルのペーパーナプキン
       ――中井久夫・山口直彦著『看護のための精神医学』
      地下の薄暗い書庫で
      病院のカビ臭い倉庫で
      ニワトリと卵と、拾う人
      生活の政治学
      普通への愛と憧れ
     2 魔法と技術のあいだ
       ――本田美和子、イヴ・ジネスト、ロゼット・マレスコッティ著『ユマニチュード入門』
      「好き」にさせる技術
      人間的というより動物的?
      属人化と標準化のあいだで
     3 弱いロボットの吸引力
       ――坂口恭平著『坂口恭平 躁鬱日記』、岡田美智男著『弱いロボット』
      ひとり音楽会と中二病
      閉じない人たち

     あとがき
     主な参考文献
  • 出版社からのコメント

    〈ケアをひらく〉の名編集者が一人ひとりの「弱さ」という傾きを後押し。自分を変えずに生きやすくなる逆説の自他啓発書。
  • 内容紹介

    もはやこれまでと諦めてうなだれたとき、足元にまったく違うモノサシが落ちている。与えられた問いの外に出てみれば、あらふしぎ、あなたの弱さは克服すべきものじゃなく、存在の「傾き」として不意に輝きだす──。〈ケアをひらく〉の名編集者が一人ひとりの弱さをグッと後押し。自分を変えずに生きやすくなる逆説の自他啓発書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    白石 正明(シライシ マサアキ)
    1958年東京都生まれ。青山学院大学法学部卒業。中央法規出版を経て1996年に医学書院入社。1998年に雑誌『精神看護』を、2000年に〈ケアをひらく〉シリーズを創刊。同シリーズは現在50冊を数え、川口有美子『逝かない身体』が大宅壮一ノンフィクション賞(2010年)、熊谷晋一郎『リハビリの夜』が新潮ドキュメント賞(2010年)、六車由実『驚きの介護民俗学』が日本医学ジャーナリスト協会賞(2013年)、國分功一郎『中動態の世界』が小林秀雄賞(2017年)など受賞。2024年3月に医学書院を定年退職
  • 著者について

    白石 正明 (シライシ マサアキ)
    白石正明(しらいし・まさあき)
    1958年東京都生まれ.青山学院大学法学部卒業.中央法規出版を経て1996年に医学書院入社.1998年に雑誌『精神看護』を,2000年に〈ケアをひらく〉シリーズを創刊.同シリーズは現在50冊を数え,川口有美子『逝かない身体』が大宅壮一ノンフィクション賞(2010年),熊谷晋一郎『リハビリの夜』が新潮ドキュメント賞(2010年),六車由実『驚きの介護民俗学』が日本医学ジャーナリスト協会賞(2013年),國分功一郎『中動態の世界』が小林秀雄賞(2017年),東畑開人『居るのはつらいよ』が大佛次郎論壇賞(2019年),鈴木大介『「脳コワさん」支援ガイド』が日本医学ジャーナリスト協会賞(2020年)を受賞.シリーズ自体も2019年に毎日出版文化賞を受賞する.2024年3月に医学書院を定年退職.

ケアと編集(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:白石 正明(著)
発行年月日:2025/04/18
ISBN-10:4004320631
ISBN-13:9784004320630
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:254ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:168g
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 ケアと編集(岩波新書) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!