神山啓史流あきらめない弁護術―伝承していく刑事弁護 [単行本]
    • 神山啓史流あきらめない弁護術―伝承していく刑事弁護 [単行本]

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神山啓史流あきらめない弁護術―伝承していく刑事弁護 [単行本]
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神山啓史流あきらめない弁護術―伝承していく刑事弁護 [単行本]



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出版社:その他
販売開始日: 2025/03/27
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神山啓史流あきらめない弁護術―伝承していく刑事弁護 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    司法研修所教官になったとき、事情聴取、尋問、論告、弁論、「私ならこうする」とすべてを見せた。その成果の集大成。弁護活動には限界がない。依頼者のために、事実と証拠の獲得、そして得るべき結論を目指して、考え、悩み、工夫を凝らす―。理想の刑事弁護人・神山啓史弁護士の弁護の「技」のすべてがここにある。
  • 目次

    刊行によせて
    理想の刑事弁護人 田岡直博
    刊行にあたって 神山啓史弁護士の弁護の「技」を伝承する会、神山啓史

    第1部 無罪獲得の弁護術 楽しくやって、あきらめない

    第1章  東電女性社員殺害事件──その1(確定審)
    [座談会]神山啓史・神田安積・鈴木郁子・宮村啓太
    1.東電女性社員殺害事件―どんな事件だったか
    2.無罪なのに勾留?
    3.一審無罪判決を受けて
    4. 再勾留をめぐる攻防
    5. 「否認しているから」再勾留
    6.逆転有罪判決

    第2章 東電女性社員殺害事件──その2(再審)
    [座談会]神山啓史・神田安積・鈴木郁子・宮村啓太
    1.再審請求にあたって
    2.再審の重い扉を開けた神山流弁護術
    3. 再審請求後の弁護団の体制
    4. 決してあきらめない活動の継続
    5. みんなで議論をして常に成果と課題を確認
    6. 迷ったらやってみる
    7. 「証拠を創る」という発想
    8. 常に手続の主導権を
    9. 神山流弁護術からの学び

    【掲載資料①】 東京高裁2000(平12)年4月20日の職権不発動判断
    【掲載資料②】 検察官の勾留職権発動申出に対する弁護人意見書(2000年5月8日)
    【掲載資料③】 東京高裁2000(平12)年5月19日の勾留決定に対する弁護人の異議申立てに対する棄却決定
    【掲載資料④】 弁護人の特別抗告申立書(2000〔平12〕年5月23日)
    【掲載資料⑤】 最高裁2000(平12)年6月27日の特別抗告棄却決定

    Column
    再審請求を考えている事件の証拠物の保管 神山啓史

    ゴビンダさんからのメッセージ 私を励まし勇気づけた「ことわざ」

    第2部 捜査段階・証拠づくりの弁護術 思いついたら、まずやってみる

    第3章 神山啓史弁護士に聞く 捜査段階における活動
    [聞き手]髙野傑
    1.強盗殺人事件
    2.傷害致死事件
    3.殺人未遂事件
    4.まとめ

    第4章 神山啓史弁護士に聞く 証拠づくりにおける活動
    [聞き手]高津尚美
    1.強盗事件
    2.草加事件
    3.名張事件
    4.草加事件――血液型
    5.名張事件――歯痕
    6.足利事件
    7.まとめ

    Column
    [刑事弁護日誌] 3月31日 一勝一敗(名張事件と草加事件)
    神山啓史

    第3部 死刑求刑事件の弁護術 あるべきことは、遠慮も妥協もしない

    第5章 オウム事件10講 神山啓史
    1. はじめに
    2. 第1講―黙秘:供述させて後悔しないか
    3. 第2講―勾留理由開示公判:供述させなくて後悔しないか
    4. 第3講―起訴状の朗読:刑事訴訟法を守らなければ
    5. 第4講―公訴事実の認否:これで認められるか
    6. 第5講―書証に対する認否:原則は不同意である
    7. 第6講―伝聞例外に対する異議:結果はわかっていても
    8. 第7講―鑑定:被告人の意思に反しても
    9.第8講―被害者尋問:検察官の不誠実さを正す
    10. 第9講―被告人質問:被告人の人間性を暴く
    11. 第10講―弁論:この裁判に何を残すか

    第6章 オウム事件第一審の弁論 神山啓史
    1.弁論
    2.裁判員裁判の課題

    第4部 裁判員時代の弁護術 被告人が分かる公判をやる

    第7章 原則は不同意──調書裁判克服の実践イメージ
    (『季刊刑事弁護』からの厳選論考①) 神山啓史
    1.K弁護士、国選事件を受任する
    2.K弁護士、第一回公判を行う
    3.K弁護士、S修習生から質問を受ける

    第8章 黙秘権の確立をめざす弁護活動
    (『季刊刑事弁護』からの厳選論考②) 神山啓史+後藤 昭
    1.問題の所在
    2.弁護活動のポイント
    3.理論上の課題

    第9章 どんどん見せてもらおう──こんなことも証拠開示
    (『季刊刑事弁護』からの厳選論考③) 神山啓史
    1.記録を閲覧したとき
    2.同意・不同意を考えるとき
    3.証人尋問をするとき
    4.客観的状況をもっと知りたいとき
    5.捜査状況をもっと知りたいとき
    6.検察官の証拠が採用されたとき
    7.情状資料を得たいとき

    第10章 刑事弁護は経験から学ぶ (『季刊刑事弁護』からの厳選論考④) 神山啓史

    第11章 裁判「官」裁判傍聴記
    [語り手]神山啓史、[聞き手]久保有希子
    1.きっかけ
    2.印象
    3.問題点
    4. これから

    司法研修所で神山クラスだったみなさんにインタビュー!
    神山啓史教官の教えと実践

    教え子へのメッセージ 神山啓史

    本書のむすびにかえて
    シンプルさは究極の洗練である 虫本良和

    編著者プロフィール
    神山啓史弁護士の弁護の「技」を伝承する会
  • 内容紹介

    弁護の「技」(わざ)を集大成。

    依頼者のために、①力を尽くす、②先手を打って審理を主導する、③妥協しない、④手を抜かない、そして⑤本に書いてあることしかできないわけでない――。神山啓史弁護士は、弁護活動には限界がないことを教える。そうした弁護活動は、刑事弁護に携わるすべての弁護士に、多くの発見と勇気を与えてくれる。本書では、事実と証拠の獲得、そして得るべき結論を目指して、考え、悩み、工夫を凝らす刑事弁護人・神山啓史弁護士(元司法研修所教官)が、事情聴取、尋問、論告、弁論などについて、「私ならこうする」とすべてを見せる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    神山 啓史(カミヤマ ヒロシ)
    1955年生まれ。中央大学法学部卒業。司法研修所第35期修了。1983年弁護士登録(第二東京弁護士会)。季刊刑事弁護編集委員(1995年~2005年)。2014年~2018年司法研修所教官
  • 著者について

    神山啓史 (カミヤマヒロシ)
    ◎編著者プロフィール
    神山啓史(かみやま・ひろし)
    1955年生まれ。中央大学法学部卒業。司法研修所第35期修了。1983年弁護士登録(第二東京弁護士会)。季刊刑事弁護編集委員(1995年~2005年)。2014年~2018年司法研修所教官。主な著作に『刑事弁護の基礎知識』(共著、有斐閣、2015年)、『五・七・五で伝える刑事弁護―その原点と伝承』(編著、現代人文社、2019年)などがある。

    神山啓史弁護士の弁護の「技」を伝承する会 (カミヤマヒロシベンゴシノワザヲデンショウスルカイ)
    ◎神山啓史弁護士の弁護の「技」を伝承する会
    宮村啓太(みやむら・けいた)
    1977年新潟県生まれ。2000年司法試験合格。2001年中央大学法学部卒業。司法研修所55期修了。2002年弁護士登録(第二東京弁護士会)。2002年あさひ法律事務所入所。2020年宮村・井桁法律事務所開設、現在に至る。

    高津尚美(たかつ・なおみ)
    1982年東京都生まれ。2004年早稲田大学法学部卒業。2005年司法試験合格。司法研修所60期修了。2007年弁護士登録(第二東京弁護士会)。2007年都内法律事務所入所。2011年三吉橋法律事務所開設、現在に至る。

    髙野傑(たかの・すぐる)
    1983年神奈川県生まれ。2006年法政大学法学部卒業。2008年中央大学法科大学院卒業。2008年司法試験合格。2009年司法研修所新62期修了。2009年弁護士登録(第二東京弁護士会)。2009年都内法律事務所入所。2022年早稲田リーガルコモンズ法律事務所参画、現在に至る。

神山啓史流あきらめない弁護術―伝承していく刑事弁護 の商品スペック

商品仕様
出版社名:現代人文社
著者名:神山 啓史(編著)/神山啓史弁護士の弁護の「技」を伝承する会(編集協力)
発行年月日:2025/03/25
ISBN-10:4877988793
ISBN-13:9784877988791
判型:A5
発売社名:大学図書
対象:実用
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:252ページ
縦:21cm
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