みんな彼女のモノだった―奴隷所有者としてのアメリカ南部白人女性の実態 [全集叢書]
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みんな彼女のモノだった―奴隷所有者としてのアメリカ南部白人女性の実態 [全集叢書]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2025/03/13
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みんな彼女のモノだった―奴隷所有者としてのアメリカ南部白人女性の実態 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    奴隷制時代の研究では、南部社会を動かしたのは男性であったとされてきた。白人であっても、女性は市民(市民権を行使する構成員)としては「社会死」に近い状態であったというコンセンサスが、学術界にもあったのである。このコンセンサスに対して、著者は本書を通じて異議を唱える。すなわち、奴隷を所有する家庭に生まれ、幼少時から自分の奴隷を所有していた白人女性は、奴隷制度の維持・発展に寄与した「共犯者」であった。「彼女たちにとって、奴隷制度は自らの自由を意味した。奴隷経済に積極的に関与して投資をし、黒人の隷属を維持することを通じて、自分たちの自由を切り拓いた」
  • 目次

    序章 奴隷市場の女主人
    第一章 女主人の育成
    第二章 「あたしゃ奥様のもんだ」
    第三章 「ご主人様ってぇのは、奥様のこった」
    第四章 「彼女はもっといい市場を見つけられると思っていた」
    第五章 「乳母、売り出し中/貸し出し中」
    第六章 「奥様は奴隷を売り買いしてご満悦だった」
    第七章 「奴隷たちは自由になって去っていった」
    第八章 「前代未聞の強奪」
    終章 失われた家族の絆、「失われた大義」

     謝辞
     初出一覧
     訳者あとがき
     註
     文献一覧
     索引
  • 内容紹介

    これまで奴隷制度が敷かれていたアメリカ南部の女性は、夫の庇護下に置かれ経済的な主体性を発揮していなかったと理解されてきた。しかし、女性は奴隷の売買に積極的に関わり、奴隷制経済に直接関与してきた。従来の歴史観を180度変え、南部アメリカの奴隷制度の実態を明らかにした衝撃の書!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ジョーンズ=ロジャーズ,ステファニー・E.(ジョーンズロジャーズ,ステファニーE./Jones-Rogers,Stephanie E.)
    Ph.D(Rutgers,The State University,New Jersey,2012)。現在、カリフォルニア大学バークリー校歴史学部准教授。本書の萌芽となった博士論文は、2013年、アメリカ歴史家協会(OAH)が最優秀博士論文に授与するラーナー=スコット学位論文賞(アメリカ女性史部門)を受賞。本書自体の評価も高く、2019年には、初期アメリカ共和国歴史家協会賞(単著出版部門)および、ロサンゼルス・タイムズ文芸賞(歴史部門)をアフリカ系アメリカ人として初受賞。アメリカ南部の奴隷制、女性と法と所有権に対する関心を、現在ではさらに敷衍・発展させ、環大西洋国際奴隷貿易の考察を含む新書を複数冊企画中

    落合 明子(オチアイ アキコ)
    筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程中退。博士(文学)。現在、同志社大学グローバル地域文化学部教授。専攻はアメリカ黒人の歴史と文化

    白川 恵子(シラカワ ケイコ)
    慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。現在、同志社大学文学部教授。専攻はアメリカ文学、文化
  • 著者について

    ステファニー・E・ジョーンズ=ロジャーズ (ステファニー イー ジョーンズ ロジャーズ)
    Ph. D (Rutgers, The State University, New Jersey, 2012)
    現在、カリフォルニア大学バークリー校歴史学部准教授。
    本書の萌芽となった博士論文は、2013年、アメリカ歴史家協会(OAH)が最優秀博士論文に授与するラーナー=スコット学位論文賞(アメリカ女性史部門)を受賞。本書自体の評価も高く、2019年には、初期アメリカ共和国歴史家協会賞(単著出版部門)および、ロサンゼルス・タイムズ文芸賞(歴史部門)をアフリカ系アメリカ人として初受賞。また2020年には、ハリエット・タブマン賞(ニューヨーク公立図書館ショーンバーグ黒人文化研究センター付設ラピダス・センター)、メルル・カーティ賞(OAH)、ジュリア・チェリー・スプリュイル賞(南部女性史協会)、チャールズ・S・シドナー賞(南部歴史協会)といった主要学会の権威ある賞を総なめにし、さらには、フレデリック・ダグラス賞とギルダー・レーマン・リンカーン賞のファイナリストにもなった。アメリカ南部の奴隷制、女性と法と所有権に対する関心を、現在ではさらに敷衍・発展させ、環大西洋国際…

    落合 明子 (オチアイ アキコ)
    筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程中退。博士(文学)。現在、同志社大学グローバル地域文化学部教授。専攻はアメリカ黒人の歴史と文化。主要業績としては、Harvesting Freedom: African American Agrarianism in Civil War Era SouthCarolina (単著、Praeger、2004)、『現代アメリカ社会を知るための63章【2020年代】』(共編著、明石書店、2021年)、『ジョン・ブラウンの屍を越えて――南北戦争とその時代』(共著、金星堂、2016年)。アイラ・バーリン『アメリカの奴隷解放と黒人――百年越しの闘争史』(共訳、明石書店、2022年)。

    白川 恵子 (シラカワ ケイコ)
    慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。現在、同志社大学文学部教授。専攻はアメリカ文学、文化。主要業績としては、『抵抗者の物語――初期アメリカの国家形成と犯罪者的無意識』(単著、小鳥遊書房、2019年)、『エスニシティと物語り――複眼的文学論』(共著、金星堂、2019年)、『マニフェスト・デスティニーの時空間――環大陸的視座から見るアメリカの変容』(共著、小鳥遊書房、2020年)。『改革が作ったアメリカ――初期アメリカ研究の展開』(共著、小鳥遊書房、2023年)。

みんな彼女のモノだった―奴隷所有者としてのアメリカ南部白人女性の実態 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:ステファニー・E. ジョーンズ=ロジャーズ(著)/落合 明子(訳)/白川 恵子(訳)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4750358827
ISBN-13:9784750358826
判型:規小
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:440ページ
縦:19cm
その他: 原書名: THEY WERE HER PROPERTY:WHITE WOMEN AS SLAVE OWNERS IN THE AMERICAN SOUTH〈Jones-Rogers,Stephanie E.〉
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