麦の国のスープ暦(富士見L文庫) [文庫]

麦の国のスープ暦(富士見L文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  《山の国》の公爵令嬢ヴァレリアは王太子妃になるため、ひたむきに努力してきた。しかし妹の計略で処刑が決まる。運良く《麦の国》の青年アルバに助けられ、行き着いたのは小さなスープ店だった。傷ついたヴァレリアの心は、あたたかいスープと無償の親切でほどけていく。そしてシーナと名を変えて、店で働くことに。具だくさんの日替わりスープと、焼きたてのパンに手作りジャム。不慣れでも誠実なシーナの料理は、アルバや訳ありのお客をほっと癒やして―追放された公爵令嬢の、おいしくてやさしいスローライフ。

• 目次

  一杯目　涙をぬぐう琥珀色のベジブロス
  二杯目　幸せをもたらす夏いちごのガスパチョ
  三杯目　勇気を与える紫キャベツのポタージュ
  四杯目　思いをつなぐ麦のミネストローネ
  五杯目　めぐり逢うためのシーフードチャウダー
  番外編　蚤の市にて

• 出版社からのコメント

  明日を生きるための、一さじを。追放された公爵令嬢が営む癒やしのスープ店

• 内容紹介

  《山の国》の公爵令嬢ヴァレリアは王太子妃になるため、ひたむきに努力してきた。
  しかし妹の計略で処刑が決まる。
  運良く《麦の国》の青年アルバに助けられ、行き着いたのは小さなスープ店だった。
  
  傷ついたヴァレリアの心は、あたたかいスープと無償の親切にほどけていく。
  そしてシーナと名を変えて、店で働くことに。
  
  具だくさんの日替わりスープと、焼きたてのパンに手作りジャム。
  不慣れでも誠実なシーナの料理は、アルバや訳ありのお客をほっと癒やして――
  
  追放された公爵令嬢の、おいしくてやさしいスローライフ。
  
  ＝＝登場人物＝＝
  
  ○シーナ（ヴァレリア）
  　《山の国》の名家の長女。
  　地味でつまらないと言われ、華がある妹と比べられてきた。
  　婚約者の王太子も妹を愛するようになり、処刑されてしまう。
  
  ○アルバ
  　《麦の国》で農業に携わる青年。
  　エルザが営むスープ店の隣家に住む。
  　懸命なシーナを支えるが、彼にも何か事情があるようで――。
  
  図書館選書
  《山の国》の公爵令嬢ヴァレリアは王太子妃になるはずだったが、妹の計略で処刑されてしまう。運良く《麦の国》の農夫アルバに助けられ、たどり着いた村はずれの食堂で、心を癒やすあたたかいスープに出会い――。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  タカナシ(タカナシ)
  ２０１８年、『カモフラ結婚　交際ゼロ日、夫婦はじめました』（メゾン文庫）でデビュー

麦の国のスープ暦(富士見L文庫) [文庫] の商品スペック