結核・非結核性抗酸菌症診療Q&A 改訂第2版 [単行本]
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結核・非結核性抗酸菌症診療Q&A 改訂第2版 [単行本]



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出版社:南江堂
販売開始日: 2025/06/09
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結核・非結核性抗酸菌症診療Q&A 改訂第2版 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    【書評】
    「結核・非結核性抗酸菌症診療に確かな道標を示す実践書」

     感染症領域において,結核および非結核性抗酸菌症はともに長期的なマネジメントと高い専門性を要する重要な疾患である.罹患率の動向や診療環境の変化,治療選択肢の複雑化などにより,両疾患を取り巻く臨床の実情はこの10年で大きく変化してきた.そうしたなか,第一線の診療において求められるのは,教科書的な知識だけでなく,現場で直面する具体的な課題に対する実践的な対応策である.

     結核については,長年の公衆衛生的取り組みにより罹患率の低下が続いており,2021年には人口10万人あたりの罹患率が10を下回り,日本は世界保健機関(WHO)の定義する「低蔓延国」となった.その一方で,診療体制の集約化が進んだ結果,結核を日常的に診療する医療者の数は減少しており,若手世代を中心に対応に不安を覚えるケースも少なくない.さらに,患者の高齢化や,人口動態の変化に伴う外国出生者における結核の増加など,新たな課題も出現している.診療経験の継承や専門性の維持は喫緊の課題といえる.

     一方,非結核性抗酸菌症は異なる方向性で注目を集めている.罹患率は増加を続けており,とくに高齢者や免疫抑制状態にある患者,生物学的製剤の使用患者の増加と相まって,難治化する症例も増えている.2023年には日本結核・非結核性抗酸菌症学会より「成人肺非結核性抗酸菌症化学療法に関する見解」が発表され,診療の均てん化に向けた一助となったが,依然として診療判断は複雑であり,高い専門的知識と経験を要する状況が続いている.

     こうした背景のもと刊行された本書は,まさに時宜を得た内容といえる.本書は,2014年に初版が刊行されて以降,臨床現場で高く評価されてきたQ & A形式を踏襲しつつ,最新のエビデンスを反映して大幅に内容を刷新している.

     本書の最大の特長は,ガイドラインでは網羅しきれないような日常診療の疑問点,たとえば「結核患者に対する院内感染対策」「合併症を有する症例への対応」「薬剤の選択や変更」などについて,専門家が豊富な臨床経験と最新の知見に基づいて,平易かつ実践的に解説している点にある.単なる理論の解説に留まらず,読者が「今,目の前の患者にどう向き合うか」を考えるうえで非常に有用な指針が多数示されている.

     本書は,呼吸器内科,感染症専門医はもちろん,一般内科,総合診療科,さらには地域医療を担うプライマリケア医にとっても役立つ構成となっており,結核や非結核性抗酸菌症に関わるすべての医療者に推薦できる内容である.専門性の高さと,読者のレベルに応じた読みやすさの両立という点でも,バランスの取れた編集がなされている点は特筆に値する.

     本書は,変化と複雑性を増す抗酸菌診療の現場において,明日からの臨床に確かな道標を与えてくれる一冊である.

    臨床雑誌内科137巻1号(2026年1月号)より転載
    評者●迎 寛(長崎大学病院呼吸器内科(第二内科) 教授)


    【「改訂第2版」序文】
     日本における結核の罹患率は10を切り,低蔓延国の水準を達成しています.この成果は喜ばしい一方で,結核の診療および研究に従事する人材が減少しつつある現状も見過ごせません.いまだに結核は新型コロナウイルス感染症と比較しても致命率が高く,いまだ解決すべき課題が多い重要な疾患です.
     また,非結核性抗酸菌症(NTM症)は近年注目を集めている疾患ですが,その診断法や治療法は十分に確立されておらず,多くの課題が残されています.さらに,これらの疾患は生物学的製剤やJAK阻害薬など免疫抑制薬の使用に影響を与えることから,現代医療においてますます重要な位置づけとなっています.
     本書「結核・非結核性抗酸菌症診療Q&A(改訂第2版)」は,第一線で診療に携わる医療従事者から寄せられた疑問や,既存のガイドラインでは十分にカバーされていない問題点を取り上げ,それらに対する回答を専門家が最新のエビデンスと臨床経験をもとに提供しています.
     本書が日々の診療現場で役立つことを願うとともに,若い医療従事者がこれらの疾患に興味を持ち,診療や研究に積極的に参画していただけることを心から期待しています.結核および非結核性抗酸菌症は未解明な部分が多く残された分野であり,新たな診断法や治療法の開発につながる契機となることを願っています.

    2025年4月
    責任編集者
    松本 智成


    【目次】
    Ⅰ章 結核症
     1.感染管理・予防
      A.ツベルクリン反応検査・IGRAについて
       Q1 高齢肺炎患者で画像上肺結核が疑われる場合のIGRAの解釈は?
      B.接触者健診について
       Q2 接触者健診におけるIGRAの解釈と対応について教えてください
       Q3 入院中の患者が肺結核と診断された場合,接触者健診は患者の同居家族,病棟職員,同室患者のうちどれを優先すればよいでしょうか?
       Q4 妊娠時の接触者健診はどのようにしたらよいですか?
      C.BCG接種について
       Q5 BCG未接種の幼児~学童にツベルクリン反応検査やBCG接種は必要?
       Q6 BCG接種後の同側腋窩リンパ節腫大への対応法は?
       Q7 BCG接種後のコッホ現象への対応は?
      D.院内感染予防対策について
       Q8 接触者健診の結果,精密検査が必要と判断された対象者が医療機関を受診する際の感染対策は?
       Q9 イソニアジド耐性肺結核患者を介した感染拡大リスクは高いのでしょうか?
       Q10 肺結核疑い患者の診察後,診察室の換気は必要でしょうか?
       Q11 院内発見の塗抹陽性結核症例における接触者健診の費用負担は?
       Q12 結核疑い患者の隔離期間は?
     2.診断
      A.結核菌遺伝子診断検査(LAMP法)について
       Q13 LAMP法のみで結核の診断をしてもよいですか?
      B.喀痰抗酸菌検査について
       Q14 喀痰抗酸菌検査の詳細について教えてください
      C.胃液抗酸菌検査について
       Q15 胃液抗酸菌検査の実施方法に関して教えてください
      D.肺結核画像診断について
       Q16 肺癌と肺結核症の合併時の胸部X線・CT所見の読影の注意点は?
     3.治療
      A.抗結核薬の副作用について
       Q17 抗結核薬の減感作療法はどう行えばよいのですか?
       Q18 化学療法中の発熱の原因と対応について教えてください
       Q19 減感作療法中の薬剤耐性のリスクは?
       Q20 化学療法中の嘔吐への対応について教えてください
       Q21 抗結核薬による重症肝障害について教えてください
       Q22 化学療法中の白血球減少時の対応について教えてください
       Q23 化学療法中の末梢神経障害にはどのように対応すればよいですか?
      B.潜在性結核感染症の治療について
       Q24 イソニアジドの投与量について教えてください
       Q25 抗結核治療歴がある患者へのステロイド投与はどうすればよいですか?
       Q26 過去にイソニアジドによる潜在性結核感染症治療歴がある人が新たに結核患者と接触した場合,潜在性結核感染症の治療はどうすればよいでしょうか?
       Q27 潜在性結核感染症の治療はどのようにしたらよいでしょうか?
       Q28 生物学的製剤,JAK阻害薬投与時の結核スクリーニングについて教えてください
      C.その他
       Q29 抗結核薬の経口投与困難例にはどのように対応すればよいですか? また治療指針や調査資料はありますか?
       Q30 薬剤感受性がイソニアジド(INH)低濃度で耐性,かつINH高濃度で感受性ありの場合,どう治療したらよいですか?
       Q31 左肺上葉に空洞を伴う巨大病変に対する治療法と手術適応は?
       Q32 ステロイド投与中の肺結核発症例の治療期間はどうすればよいですか?
       Q33 肺結核治療におけるフルオロキノロン系薬の使い方について教えてください
       Q34 多剤耐性結核はどう治療すればよいですか?
       Q35 孤立性結節影切除後で結核腫(tuberculoma)と診断されたケースはどう治療すればよいですか?
       Q36 初期強化期のエタンブトール投与期間について教えてください
       Q37 肺結核治療開始後に出現した胸水への対応は?
       Q38 透析時に抗結核薬を使用する場合はどうしたらよいですか?
       Q39 イソニアジド耐性菌患者の治療のコツは?
       Q40 結核の耐性遺伝子検査はどのように使えばよいか?
       Q41 結核治療を3ヵ月延長するのはどういうときか?
       Q42 標準治療で維持治療期間もエタンブトールを使用しますか?
       Q43 有害事象で薬を変更した場合の治療期間の考え方を教えてください
       Q44 生物学的製剤,JAK阻害薬投与中に結核発症したときの対応法は?
       Q45 結核死の定義について教えてください

    Ⅱ章 非結核性抗酸菌症
      A.肺NTM症の検査について
       Q46 NTMの薬剤感受性検査について教えてください
       Q47 ブロスミックSGMとブロスミックRGMの解釈の仕方を教えてください
       Q48 抗MAC抗体検査の考え方は?
      B.肺NTM症の治療について
       Q49 肺NTM症治療におけるwatchful waitingとは何ですか?
       Q50 肺NTM症に対するアミカシンのTDMについて教えてください
       Q51 ALISの適応や使い方のコツを教えてください
       Q52 肺MAC症治療におけるフルオロキノロン系薬の意義は?
       Q53 肺MAC症の週3回療法が無効な場合の治療方法を教えてください
       Q54 クラリスロマイシン耐性肺MAC症の治療は?
       Q55 肺M. abscessus症の初期強化治療における点滴治療の用量,投与頻度,投与期間はどうすればよいでしょうか?
       Q56 肺M. abscessus症の難治例の治療法は?
       Q57 クラリスロマイシン耐性肺M. abscessus症の治療は?
       Q58 肺M. kansasii症の治療のコツは?
      C.肺NTM症治療時の副作用について
       Q59 肺MAC症治療薬による副作用出現時の治療方針は?
       Q60 エタンブトール視神経炎が出現した場合の治療法は?
       Q61 肺MAC症治療薬による肝障害出現時の対応を教えてください
       Q62 ALISの副作用対策について教えてください
      D.肺NTM症の手術治療について
       Q63 両側肺に病変のある肺NTM症の手術適応と術後化学療法は?
      E.その他
       Q64 NTM症患者に生物学的製剤,JAK阻害薬を投与してよいでしょうか?
       Q65 生物学的製剤,JAK阻害薬投与中に肺NTM症が発症したときの対応法は?
  • 出版社からのコメント

    結核・非結核性抗酸菌症診療にまつわる疑問・質問に対して専門家がていねいに回答・解説.医療スタッフにもおすすめの一冊.
  • 内容紹介

    "結核・非結核性抗酸菌症診療”にまつわる疑問・質問に対して専門家が丁寧で分かりやすく回答・解説した,日本結核・非結核性抗酸菌症学会編集書籍の改訂版.昨今のNTM症の増加を背景としてNTMに関する疑問を大幅に追加・充実させた.興味のある疑問・質問から読み進められる構成で,診療に直結する実践的な知識が身につく.Q&A形式と豊富な図表,平易な解説文で,医師だけでなく医療スタッフにもおすすめの一冊.

    【「改訂第2版」序文】
     日本における結核の罹患率は10を切り,低蔓延国の水準を達成しています.この成果は喜ばしい一方で,結核の診療および研究に従事する人材が減少しつつある現状も見過ごせません.いまだに結核は新型コロナウイルス感染症と比較しても致命率が高く,いまだ解決すべき課題が多い重要な疾患です.
     また,非結核性抗酸菌症(NTM症)は近年注目を集めている疾患ですが,その診断法や治療法は十分に確立されておらず,多くの課題が残されています.さらに,これらの疾患は生物学的製剤やJAK阻害薬など免疫抑制薬の使用に影響を与えることから,現代医療においてますます重要な位置づけとなっています.
     本書「結核・非結核性抗酸菌症診療Q&A(改訂第2版)」は,第一線で診療に携わる医療従事者から寄せられた疑問や,既存のガイドラインでは十分にカバーされていない問題点を取り上げ,それらに対する回答を専門家が最新のエビデンスと臨床経験をもとに提供しています.
     本書が日々の診療現場で役立つことを願うとともに,若い医療従事者がこれらの疾患に興味を持ち,診療や研究に積極的に参画していただけることを心から期待しています.結核および非結核性抗酸菌症は未解明な部分が多く残された分野であり,新たな診断法や治療法の開発につながる契機となることを願っています.

    2025年4月
    責任編集者
    松本 智成

結核・非結核性抗酸菌症診療Q&A 改訂第2版 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:南江堂
著者名:日本結核・非結核性抗酸菌症学会(編集)
発行年月日:2025/06/10
ISBN-10:4524218564
ISBN-13:9784524218561
旧版ISBN:9784524266012
判型:規小
発売社名:南江堂
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:185ページ
縦:21cm
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