赤富士と応為、そしてボストンの男たち [単行本]
    • 赤富士と応為、そしてボストンの男たち [単行本]

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赤富士と応為、そしてボストンの男たち [単行本]



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出版社:彩流社
販売開始日: 2025/05/08
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赤富士と応為、そしてボストンの男たち [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    幕末から明治初期、日本の混乱期に多くの文化財が流出した。そして世界に名を馳せた葛飾北斎の作品は高値で取引された。北斎の娘・応為は父に劣らず健筆を振るっていたが、女性絵師は認められることの無い時代であった。来日したアーネスト・フェノロサやエドワード・モース、ウィリアム・ビゲローの三人が買い集めた作品群の中には応為の作品も含まれていた…。一方、フェノロサの二人目の妻となったメアリーもまた、自身も成功した作家でありながら、女性であるがために正当な評価を得られずもがき苦しんでいる一人だった。亡霊となって復活し、父と自身の作品の行方を追う使命を担った応為は、次第にそんなメアリーに自分を重ねるようになる。自らの功績と歴史との折り合いをつけるため、応為が最終的に下した結論とは…。
  • 目次

    第一部
    1  一八八一年 神奈川の無縁仏
    2  波止場での出来事
    3  横浜グランドホテル
    4  一八八二年 蛮人たちの家
    5  一八八三年 美術品を追い求めて
    6  狂ったように
    7  リジーの役割
    8  僧の拒絶
    9  高野山
    10 火事の後
    11 幽霊の末路
    12 そして、四人
    13 暗い出来事
    14 任務終了
    第二部
    15 一八三一年 江戸
    16 数十日後
    17 一八三五年 四年後の江戸
    18 一八六八年 北曜
    19 最期
    20 一八五三年 浦賀湾、黒船
    第三部
    21 一八九二年 ボストン
    22 失墜
    23 さらなる失墜
    24 闘鶏
    25 本間耕曹
    26 一八六七年 東京 応為
    27 蛮人戻る
    28 目録
    29 一八九九年 東京 ダンス
    30 一九〇〇年 パリ
    31 一九〇〇年 東京 能
    32 戸崎の菓子
    第四部
    33 一九〇四年 ボストン
    34 一九〇四年 デトロイト
    35 ウィノナ湖、インディアナ
    36 デトロイト
    37 一九〇八年 ロンドン 最初の旅立ち
    38 ニューヨーク あの本
    39 一九一三年 コベント・ガーデン ロンドン
    40 出版人ハイネマンとのディナー
    41 ロスト・ボーイズ
    42 臨終の訪問
    43 モビールのメアリー
    44 東京――小布施
    45 小布施――東京 菓子
    46 再び東京で
    47 東京 能楽
    48 東京郊外、応為一人

    ある小説家の応為研究
       ――あとがきにかえて

    謝辞
    訳者あとがき
  • 出版社からのコメント

    北斎の娘・応為の忍びながら華やいだ絵筆の後の浮世絵流出の姿と女性絵師の密やかでありながら光を燈し続けた復活を描く物語。
  • 内容紹介

    「不思議に魅力的な本である」と故・立花隆氏に絶賛された前作『北斎と応為 上・下』(2014年、彩流社刊)に続く第2作!幕末から明治初期、日本の混乱期に多くの文化財が流出している。世界に名を馳せた葛飾北斎の作品も高値で取引されていた。北斎の娘・応為は、父に劣らず健筆を振るっていたわけだが、女性絵師は、女性であるだけで存在を消されることとなり、決して正当には認められることの無い時代であった。当時、来日したアーネスト・フェネロサやエドワード・モース、ウィリアム・ビゲローの3人が買い集めた作品群の中にも応為の作品は含まれていたのだが………。本書は、亡霊となることで明治の時代を死後に眺め続ける応為と三人のボストン人との関わりを描き、忍びながら華やいだ絵筆の後の浮世絵流出の姿と女性絵師の密やかでありながら光を燈し続けた復活を描く物語である。

    図書館選書
    亡霊となることで明治の時代を死後に眺め続ける北斎の娘絵師・応為と三人のボストン人との関わり、忍びながら華やいだ絵筆の後の浮世絵流出の姿、そして、女性絵師の密やかでありながら光を燈し続けた復活をカナダ作家が描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ゴヴィエ,キャサリン(ゴヴィエ,キャサリン/Govier,Katherine)
    カナダの作家。カナダ勲章受章者キャサリン・ゴヴィエC.M.は世界各地で出版や講演を行っている。40年に渡る作家活動において、11冊の小説、3冊の短編集、2冊の紀行文アンソロジーを上梓。カナダのエンゲル/フィンドレー賞とトロント市図書賞を受賞。アルバータ大学の〈特出した卒業生〉およびヨーク大学の〈フェイマス・フィフティ(有名な50人)〉の一人であり、カナダ自由人権協会から芸術における卓越性を認められている。移民女性のための全国的な執筆およびパフォーマンス組織であるThe Shoe Projectの創設者。“鳥の芸術家”ジョン・ジェームズ・オーデュボンを描いた小説Creation『クリエーション』はニューヨーク・タイムズ紙の年間注目図書に選ばれた

    モーゲンスタン 陽子(モーゲンスタン ヨウコ)
    作家・翻訳家・ジャーナリスト。東京都出身。カナダ在住時に執筆活動を始め、主に北米の文芸誌などに作品を発表。2021年にはニューヨークの人権団体International Human Rights Art Festival[現Movement]発行のWomen Power. Vol.2に参加。2022年カナダのGuernica Editionsより短編集A Perfect Day to Dieを出版。筑波大学にて政治学学士、カナダのシェリダン・カレッジにてジャーナリズムのディプロマ、ドイツのバンベルク大学にて英米文化研究修士を取得。現ドイツ在住、母校バンベルク大学にて英語を教えている。日本ペンクラブ、欧州著作家連盟(Die Kogge)公式会員
  • 著者について

    キャサリン・ゴヴィエ (キャサリン ゴヴィエ)
    Katherine Govier. カナダの作家。元ペン・カナダ会長。Canada’s Marian Engel Award for a woman writer (1997)、Toronto Book Award (1992) を受賞。2003年、代表作 Creation がニューヨークタイムズ紙ノータブル・ブックの1冊に選ばれる。40年に渡る作家活動において、11冊の小説、3冊の短編集、2冊の紀行文アンソロジーを上梓。カナダ自由人権協会から芸術における卓越性を認められ、世界各地でも出版や講演を行っている。移民女性のための全国的な執筆およびパフォーマンス組織である The Shoe Project の創設者である。葛飾北斎とその娘応為には特別な関心を持っており、小説 The Ghost Brush は、日本で『北斎と応為 上・下』(モーゲンスタン陽子訳、彩流社、2014)として出版されたほか、アメリカ、イギリス、フランス語圏カナダ、スペイン、ラトビアでも出版されている。

    モーゲンスタン陽子 (モーゲンスタン ヨウコ)
    Yoko Morgenstern 作家・翻訳家・ジャーナリスト。東京都出身。カナダ在住時に執筆活動を始め、主に北米の文芸誌などに作品を発表。2022年カナダの Guernica Editions より短編集 A Perfect Day to Die を出版。同作は2023年ギリシャの Eyelands Book Awards ファイナリストとなったほか、2024年にドイツのシュタイン市より文学奨励賞を受賞。他の著訳書に『北斎と応為 上・下』(キャサリン・ゴヴィエ著、モーゲンスタン陽子訳、彩流社、2014)、Double Exile (Red Giant Books.2014) 、『英語の雑談力があがる ちょっとしたフレーズ』(幻冬舎、2014)等がある。筑波大学にて政治学学士、カナダのシェリダン・カレッジにてジャーナリズムのディプロマ、ドイツのバンベルク大学にて英米文化研究修士を取得。現在ドイツ在住、母校バンベルク大学にて英語を教えている。日本ペンクラブ、欧州著作家連盟(Die Kogge)公式会員。

赤富士と応為、そしてボストンの男たち [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:キャサリン ゴヴィエ(著)/モーゲンスタン 陽子(訳)
発行年月日:2025/04/25
ISBN-10:4779130476
ISBN-13:9784779130472
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:526ページ
縦:20cm
横:14cm
厚さ:4cm
重量:635g
その他: 原書名: RED FUJI〈Govier,Katherine〉
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