多文化共生社会のために―社会的公正に向けた人権・教育の視点から [単行本]
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多文化共生社会のために―社会的公正に向けた人権・教育の視点から [単行本]

権 五定(監修)鷲山 恭彦(監修)李 修京(著)林 尚示(著)藤井 健志(著)


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出版社:明石書店
販売開始日: 2025/04/01
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多文化共生社会のために―社会的公正に向けた人権・教育の視点から の 商品概要

  • 目次

     まえがき[李修京]

    第1部 多文化社会へ移行する時代へのメッセージ

    第1章 価値観を貫く[安斎育郎]
    第2章 人権・共生・平和の実現に向けたスポーツの努力――「世界テコンドー連盟」の試み[趙正源]
    第3章 友愛の地を求めて――民主主義の限界、歴史を切り開く共和主義[鷲山恭彦]
    第4章 韓国と日本、2つの祖国を生きてきた生涯[河正雄]

    第2部 多文化共生・人権・教育への多様なアプローチ

    第1章 人権の歩みと共生への努力と数字にみる社会――相互努力の双方向性から共生へ[李修京]
     Column 「生理」の理解と「生理貧困」の解決で共生社会へ[李修京]
    第2章 多文化主義・多文化共生政策の歴史的背景と課題[権五定]
    第3章 多文化共生社会の基盤としての人権教育・啓発[林尚示]
    第4章 人権問題としての「教員の長時間労働」[立田順一]
    第5章 忘却されているもう一つの人権――労働者の海外送り出し国における問題[カルロス,マリア・レイナルース・D]
    第6章 教権と学生の人権は両立できないのか?――「学生人権条例」の廃止をめぐる論争[金映錫]
    第7章 学問の本質を教える教育論は多文化共生を促進するか[渡部竜也]
    第8章 教育は私たちの何を支えるか――現代の学校の価値と可能性[末松裕基]
     Column 教育の性質と目的をどのような視野で考えていくか?[末松裕基]
    第9章 「再分配――承認ジレンマ」を超えた多文化社会の実現[鄭虎範]
    第10章 多様性の共生のために「リスペクト」の概念を探る[戸田孝子]
    第11章 異なる語りをもつ他者と共に生きる市民を育てる――「真正な対話」に基づく多文化共生のための歴史教育[金鍾成]
    第12章 日本語教科書から考える多文化共生時代の言語教育――ジェンダーとセクシュアリティの視点を通して[米本和弘・石川智・森祐太]
     Column 多文化社会における言語教育[石黒みのり]
    第13章 日本人学校における多文化共生に向けた教育[見世千賀子]
     Column 高等学校における英語以外の外国語という選択肢[日下部龍太]
    第14章 仮想空間と現実空間をつなぐ教育の可能性――多文化共生と社会的公正を目指して[鈴木直樹]
     Column AI時代の語学教育[木村守]
    第15章 自然と人間の共生社会[権秀賢・崔東壽]

    第3部 日本の中の多文化共生と人権

    第1章 「不良な子孫」を産ませない――優生思想と日本[井竿富雄]
    第2章 発達障害――「ニューロダイバーシティ」という見方へ[井竿富雄]
    第3章 部落差別をなくすために――部落差別解消推進法制定を受けて[森実]
     Column ハンセン病と差別[大川正治]
    第4章 在日韓国・朝鮮人のイメージ――「境界人」のこれから[林晟一]
    第5章 ニューカマー1.5世の自叙伝から考える多文化共生社会の未来[范文玲]
     Column MRSDH+やIn Betweenの尊重から始める多文化共生[陳天璽]
    第6章 日本における外国人児童生徒[原瑞穂]
     Column 多言語環境で育つ在日中国朝鮮族の子どもたち[蔡光華]
    第7章 外国人医療の現場から見えてくる日本社会の課題[沢田貴志]
    第8章 人間として人間の世話をすること[色平哲郎]
    第9章 映画『カムイのうた』とアイヌ文化の伝承――北海道東川町の取り組み[高石大地]
     Column 若者が地方を変える「地域おこし協力隊」という選択肢[古高桜京]
    第10章 マグロの豊漁をもたらした異国の神――青森県大間の媽祖信仰[藤井健志]
     Column 海を渡ったハワイの魚名――日本と海外をつなぐ魚の名称にみる多文化と共生[橋村修]
    第11章 詩でつなぐ日韓と世界[佐川亜紀]
    第12章 「共存共生する力」を考える[梅山佐和]
    第13章 環境的不公正とそのとらえ方[永橋爲介]
     Column 差別や排外的な気持ちを人が手放す瞬間[永橋爲介]
    第14章 森崎和江『からゆきさん』を読む[石井正己]
    第15章 足尾銅山煙毒鉱毒事件を通じてみる人間の選択――田中正造と山田友治郎そして古河市兵衛[濱中秀子]
     Column マイノリティの社会的意味[熊野びわ]
    第16章 地球的課題に向き合うための地理教育の実践と課題[吉田香]

    第4部 世界の中の多文化共生と人権

    第1章 ディズニー映画とポリティカル・コレクトネスの行方[小澤英実]
    第2章 女性参政権を求めて――スイス映画にみる差別との闘い[若林恵]
     Column スイス映画『神の秩序』の周辺[若林恵]
    第3章 ヴァージニア植民地の邂逅――ポカホンタスとジョン・スミス[斎木郁乃]
    第4章 イギリスの街にみる性の多様性――市民がつくり上げるプライド・パレードとLGBTQ+フレンドリー・スペース[影澤桃子]
    第5章 移民と向き合うイタリア[ラタンジオ,リリアンヌ]
    第6章 モンゴル伝統芸能の守護神――吟遊詩人のホールチが果たしてきた種々の役割[蒙古貞夫(モンゴルジンフー)]
    第7章 村のよそ者と民俗儀礼[出口雅敏]
    第8章 中道は「真ん中の道」にあらず[鈴木隆泰]
    第9章 音楽は国境・人種・文化・時間……を超え「人間と人間」をつなぐ[禹東熈]
    第10章 多文化共生とスポーツ[繁田進]
     Column 「外国につながる子ども」と共に成長する韓国のサッカー[李昌燁]
    第11章 多文化社会韓国の「国民」になるという挑戦――「ナショナリティ」と「アイデンティティ」の抵抗と交錯[車ボウン]
    第12章 韓国における人権獲得のための闘争[李貞姫]
    第13章 社会科教科書における少数文化集団に関する内容の統合[朴志玹]
    第14章 韓国における多文化教育の実像[許壽美]
     Column AI時代における韓国の学校教育[金秀玟]
    第15章 韓国における外国人政策と多文化主義[緒方義広]
    第16章 超低出生と高齢化の進む韓国[金泰憲]
     Column 韓国の玄関口、仁川[城渚紗]
     Column 釜山地域における多文化社会への変遷[李京珪]
    第17章 韓国芸能の影響を受ける中国の今[木村奈津子]
     Column 中国における日本語学習者の現状[ゴスチンゴワ]

     あとがき――「グローバル社会」の共生を考える[権五定]

     執筆者紹介
  • 内容紹介

    多文化共生社会の実現のために求められる人権・教育への視点から、国内外で見られる事例や課題を多角的に取り上げる。多様性豊かな執筆陣が終結し、コンパクトな章とコラムで構成。現代社会について考察する機会を提供する、共に生きるための入門書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    権 五定(コン オジョン)
    龍谷大学名誉教授。学術交流団体BOA理事長。教育学博士(広島大学)。専門:国際理解教育、社会科教育。韓国教員大学首席教授歴任。韓国社会教科教育学会顧問

    鷲山 恭彦(ワシヤマ ヤスヒコ)
    公益社団法人大日本報徳社社長(第8代)。東京学芸大学名誉教授。同大学学長(第10代)・奈良教育大学理事歴任。独立行政法人大学評価・学位授与機構客員教授(評価研究部)。瑞宝重光章受章(2023)。専門:ドイツ文学・社会思想

    李 修京(イ スギョン)
    東京学芸大学教授。社会学博士(歴史社会学)。サイバー大学客員教授。Korea研究室代表。BOA常任理事。(公)朝鮮奨学会評議員。第9回日本女性文化賞受賞

    林 尚示(ハヤシ マサミ)
    東京学芸大学教授。博士(教育学)。2024年、文部科学省「学校教育における人権教育調査研究協力者会議」座長。2024年、埼玉県人権教育推進協議会会長、他

    藤井 健志(フジイ タケシ)
    東京学芸大学名誉教授。東京学芸大学副学長歴任。専門:宗教学、日本近代宗教史
  • 著者について

    権 五定 (コン オジョン)
    龍谷大学名誉教授。学術交流団体BOA理事長。教育学博士(広島大学)。専門:国際理解教育、社会科教育。韓国教員大学首席教授歴任。韓国社会教科教育学会顧問。主な著書:『「多文化共生」を問い直す――グローバル化時代の可能性と限界』(編著、日本経済評論社、2014年)、『多文化共生社会に生きる――グローバル時代の多様性・人権・教育』(監修、明石書店、2019年)。

    鷲山 恭彦 (ワシヤマ ヤスヒコ)
    公益社団法人大日本報徳社社長(第8代)。東京学芸大学名誉教授。同大学学長(第10代)・奈良教育大学理事歴任。独立行政法人大学評価・学位授与機構客員教授(評価研究部)。瑞宝重光章受賞(2023)。専門:ドイツ文学・社会思想。主な著書:『知識基盤社会における教員養成と人間形成』(学文社、2011年)、『文学に映る歴史意識――現代ドイツ文学考』(共栄書房、2013年)。

    李 修京 (イ スギョン)
    東京学芸大学教授。社会学博士(歴史社会学)。サイバー大学客員教授。Korea研究室代表。BOA常任理事。(公)朝鮮奨学会評議員。第9回日本女性文化賞受賞。主な著書:『韓国の近代知識人と国際平和運動――金基鎮、小牧近江、そしてアンリ・バルビュス』(明石書店、2003年)、『多文化共生社会に生きる――グローバル時代の多様性・人権・教育』(編著、明石書店、2019年)。

    林 尚示 (ハヤシ マサミ)
    東京学芸大学教授。博士(教育学)。2024年、文部科学省「学校教育における人権教育調査研究協力者会議」座長。2024年、埼玉県人権教育推進協議会会長、他。主な著書:『特別活動――総合的な学習(探究)の時間とともに〔改訂二版〕』〈教師のための教育学シリーズ9〉(編著、学文社、2022年)。

    藤井 健志 (フジイ タケシ)
    東京学芸大学名誉教授。東京学芸大学副学長歴任。専門:宗教学、日本近代宗教史。主な著書・論文:「近代仏教のアジア布教に関する研究の意義と方向性」『近代仏教』(21号、2014年)、『台湾の日本仏教――布教・交流・近代化』(分担執筆、勉誠社、2018年)。

多文化共生社会のために―社会的公正に向けた人権・教育の視点から の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:権 五定(監修)/鷲山 恭彦(監修)/李 修京(著)/林 尚示(著)/藤井 健志(著)
発行年月日:2025/03/31
ISBN-10:4750359165
ISBN-13:9784750359168
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:344ページ
縦:21cm
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