ベルリン・フィル―栄光と苦闘の150年史(中公新書) [新書]
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出版社:中央公論新社
販売開始日: 2025/05/21
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ベルリン・フィル―栄光と苦闘の150年史(中公新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    巨匠フルトヴェングラーや帝王カラヤンが歴代指揮者に名を連ね、世界最高峰のオーケストラと称されるベルリン・フィルハーモニー。1882年に創設され、ナチ政権下で地位を確立。敗戦後はソ連・アメリカに「利用」されつつも、幅広い柔軟な音楽性を築き、数々の名演を生んできた。なぜ世界中の人々を魅了し、権力中枢をも惹きつけたのか。150年の「裏面」ドイツ史に耳をすまし、社会にとって音楽とは何かを問う。
  • 目次

    第1章 誕生期――市民のためのオーケストラとして
    べルリンの音楽環境  「音楽の国ドイツ」  ベルリンのビルゼ楽団  ビルゼ楽団の危機  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の誕生  ヨーゼフ・ヨアヒムの尽力  財政危機  ビルゼ楽団のその後  初代常任指揮者ハンス・フォン・ビューロー  芸術家としての指揮者  ホールの改築  ビューローの晩年  ビューローの死

    第2章 拡大期――財政危機から国際化へ
    後継者問題  ニキシュの就任  積極的な国外演奏  オーケストラ・マネジメントの進展  世紀の「大演奏家」  オーケストラ演奏会ブーム  新しい音楽活動としてのレコーディング  財政難  第一次世界大戦  戦時中の活動  ドイツの敗戦  ニキシュの死  ニキシュの追悼とフルトヴェングラー

    第3章 爛熟期――ナチとベルリン・フィル
    フルトヴェングラーの就任  財政的苦境  戦後の平和と国外演奏  「新しい音楽」への取り組み  ワルターとメニューイン  新しいメディアへの挑戦  ベルリン・フィルと「現代音楽」  音楽とナショナリズムの交差  世界恐慌とドイツの変容  創立50周年とナチの影  ナチ政権の発足  「帝国のオーケストラ」  政権との距離  政権による圧力と「自律」の確保  音楽家の亡命  ドイツの対外イメージ悪化の中で  演奏史と文化政策  カラヤンのベルリン・フィルデビュー  対外宣伝装置として  「兵士に準ずる存在」として  同盟国や占領国での演奏  戦時下の演奏  空襲におびえながらの演奏会  フルトヴェングラーの亡命  ドイツの破滅

    第4章 再建期――戦後の「再出発」
    破壊され尽くしたベルリン  ソ連占領軍政府によるボルヒャルトの指名  戦後最初のリハーサル  ソ連占領軍政府の思惑  戦後最初の演奏会  英米によるベルリン・フィル獲得競争  本拠地決定 ボルヒャルトの死 チェリビダッケの指名 チェリビダッケの暫定指揮者就任  オーケストラの「非ナチ化」  フルトヴェングラーの復帰  団員の士気の低下  ベルリン封鎖中の訪英  フルトヴェングラーの意欲低下  カイロ遠征  主権回復後の新運営体制  創設70周年  訪米計画と国際政治  西ベルリン初の音楽専用ホール  フルトヴェングラーの死

    第5章 成熟期――冷戦と商業主義の中で
    チェリビダッケとオケの不和  カラヤンの指名  カラヤンの来歴  常任指揮者契約  アメリカツアー  積極的レコーディング活動  シュトレーゼマンの支配人就任  フィルハーモニー・ホールの建設  オーケストラの公共性  ドイツの「和解外交」とベルリン・フィル  ザルツブルク復活祭音楽祭  音楽の「映像化」  カラヤン財団創設  ソヴィエト遠征  権威化するカラヤンとその横顔  カラヤン・アカデミー  ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭  団員との軋轢  支配人をめぐる軋轢  冷戦をまたいだ演奏活動  オーケストラ以外での団員の音楽活動  ザビーネ・マイヤー事件  カラヤン離れの模索  若干の歩み寄り シュトレーゼマン、二度目の引退  カラヤンの衰弱  CAMIスキャンダル  日本ツアーとカラヤンの「終わり」の予感  最後の演奏会  カラヤンの死

    第6章 変革期――「独裁制」から「民主制」へ
    「民主化」と指揮者選び  アバドの生い立ち  ベルリンの壁崩
    壊  ホールの大規模改修  ヨーロッパ・コンサートシリーズ  チェリビダッケの再登場  「カラヤン後」のゆくえ  古典復興、現代音楽  アバドの辞任予告  「ドイツの民主主義の50年」  アバドの闘病と9.11テロ  アバドの退任  アバドの評価

    第7章 模索期――新しい時代のオーケストラとは何か
    ラトルの選出  ラトルとベルリン・フィルの最初の出会い  財団法人化  支配人をめぐる混乱  ラトルの音楽作り  音楽芸術の新しい位置づけ  「レジデンス」制度の拡充  新支配人の新しい試み  映像活動  歴史認識の確認作業  デジタル・コンサートホール  ラトルの退任  ラトルの評価  パンデミックと  再び「政治」に直面

    あとがき
    参考文献  図版出典  ベルリン・フィル関連年表
  • 出版社からのコメント

    人の心を打つ作品や演奏は、なぜ生まれたのか。世界最高峰のオーケストラの140年をたどり、「裏面」ドイツ史に耳をすます。
  • 内容紹介

    巨匠フルトヴェングラーや帝王カラヤンが歴代指揮者に名を連ね、世界最高峰のオーケストラと称されるベルリン・フィルハーモニー。1882年に創設され、ナチ政権下で地位を確立。敗戦後はソ連・アメリカに「利用」されつつも、幅広い柔軟な音楽性を築き、数々の名演を生んできた。なぜ世界中の人々を魅了し、権力中枢をも惹きつけたのか。150年の「裏面」ドイツ史に耳をすまし、社会にとって音楽とは何かを問う。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    芝崎 祐典(シバザキ ユウスケ)
    1970年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。早稲田大学政治学研究科修士課程修了、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。筑波大学准教授などを経て、中央大学大学院法学研究科非常勤講師。成城大学文芸学部非常勤講師などを兼任。専門は国際関係史、冷戦史、政治と芸術
  • 著者について

    芝崎祐典 (シバサキユウスケ)
    芝崎祐典1970年東京都生まれ.東京大学文学部卒業.早稲田大学政治学研究科修士課程修了,東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了.博士(学術).筑波大学准教授などを経て,中央大学大学院法学研究科非常勤講師.成城大学文芸学部非常勤講師などを兼任.専門は国際関係史,冷戦史,政治と芸術.単著『権力と音楽――アメリカ占領軍政府とドイツ音楽の「復興」』(2019年,吉田書店).共著 『冷戦史を問いなおす』(2015年,ミネルヴァ書房),『よくわかるイギリス近現代史』(2018年,ミネルヴァ書房),『政治と音楽』(2022年,晃洋書房),『デタントから新冷戦へ』(2022,法律文化社).共訳『エリック・ホブズボーム』(2021,岩波書店)など.

ベルリン・フィル―栄光と苦闘の150年史(中公新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論新社
著者名:芝崎 祐典(著)
発行年月日:2025/05/25
ISBN-10:4121028562
ISBN-13:9784121028563
判型:新書
対象:教養
発行形態:新書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:18cm
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