ぼくへのレファレンス [全集叢書]

ぼくへのレファレンス [全集叢書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ガチャッ。やけに大きな音が、廊下にひびいた。まるで長い間、封じられていたものが、解かれたという感じ。ここは、市民図書館の貴重書庫。体験学習中のぼくたちを館長さんが特別に案内してくれるらしい。ここで、江戸時代の古文書を見てからなんだ。ぼくのまわりで、不思議なことが続くようになったのは。

• 目次

  一、体験学習／二、義経の子孫／三、ぼくがレファレンスサービス？／四、こまった三本足／五、郷土史の研究科／六、栗竹村／七、村の罪人／八、あの子への回答

• 出版社からのコメント

  図書館の職場体験で謎の少年から不思議な記号に関するレファレンスを受けたことから、リョウは郷土史に隠されてきた真実に迫る。

• 内容紹介

  リョウには夏休みの予定がない。再就職したばかりの父さんが、仕事を覚えるのに必死だからだ。そんな父さんのようすに不満をもつリョウは、図書館での職場体験で、謎の少年から不思議な形の記号に関する資料を調べてほしいというレファレンスを受ける。しかも、どうしてもリョウに頼みたいというのだ。謎の記号を前に途方にくれるリョウだったが、郷土史研究家を名乗るおじいさんから、記号に隠された秘密を教えてもらい、現地調査にむかうことに…。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  岩崎 まさえ(イワサキ マサエ)
  日本児童文芸家協会会員。みちのく童話会所属。奥の細道文学賞優秀賞、日本新薬こども文学賞優秀賞などを受賞
  
  黒須 高嶺(クロス タカネ)
  イラストレーター、挿絵画家。埼玉県生まれ

• 著者について

  岩崎まさえ (イワサキマサエ)
  岩手県在住。日本児童文芸家協会会員、みちのく童話会所属。水沢市立図書館（現、奥州市立水沢図書館）、岩手県立図書館に勤務。特に県立図書館では、岩手県郷土関係の調査研究依頼業務に携わる。作品に「洋服のサムライ　新渡戸稲造」（『東北偉人物語』国土社に収録）、「なくなった足音」（『だいすきミステリー1』偕成社に収録）、「増え続けたウサギ」（『奇妙におかしい話　わくわく編』光文社文庫に収録）ほか。単行本としては本書がデビュー作となる。
  
  黒須高嶺 (クロスタカネ)
  イラストレーター、挿絵画家。埼玉県生まれ。おもな児童書の仕事に『金色の約束』『作戦会議は疫病神と！？』（国土社）、『日本国憲法の誕生』（岩崎書店）、『みんなはアイスをなめている』（講談社）、「なみきビブリオバトル・ストーリー」シリーズ（さ・え・ら書房）、『きっと、大丈夫』（文研出版）、『秘密基地のつくりかた教えます』（ポプラ社）などがある。

ぼくへのレファレンス [全集叢書] の商品スペック