若者の心に刻まれた夏－ある民放会社の社会貢献 [単行本]

若者の心に刻まれた夏－ある民放会社の社会貢献 [単行本] の 商品概要

• 目次

  まえがき
  
  Ⅰ　名古屋テレビの社会貢献事業
  名古屋テレビの開局と学生海外派遣事業
  神谷正太郎の生活史
  学生海外派遣事業の設計
  事業計画とその許認可申請
  研修機関の決定
  
  Ⅱ　派遣に至る経緯
  時代背景
  派遣生の選考
  派遣団の結成とメンバーの役割分担
  出発準備
  研修案の検討
  ユタ大学紹介
  研修プログラムの模索
  
  Ⅲ　第１回派遣生の研修
  研修プログラムの確定
  オリエンテーション ～講座・実地見学～
  米国内旅行
  研修の総括
  修了式
  事業評価 ～オルピンと神谷の往復書簡～
  帰国挨拶
  川崎寿彦の評価
  派遣生のリポート
  オルピンの学長退任
  第１回派遣生の卒業・修了後の進路と現状
  
  Ⅳ　研修の成果
  米国事情雑感 ～滞在中に気づいたこと～
  米国心理学界の動向 ～専攻分野に関する見聞～
  米国の学術動向 ～まとめに代えて～
  
  Ⅴ　派遣事業の継続と終了
  派遣事業の継続
  研修内容の変化
  神谷に対するユタ大学博士号の授与
  関係者の相互交流
  国際交流の時代的変化
  派遣事業の総括
  ナゴヤ・スカラーシップ
  あの夏の回想 ～派遣生OB会の記念事業～
  名古屋テレビへの謝意表明
  派遣生OB交歓会の開催
  記念誌の刊行
  ユタ大学表敬訪問および懇親会開催
  派遣生OB会の活動
  同期メンバーの交流
  あらためてあの夏を顧みる
  
  あとがき

• 出版社からのコメント

  1963年名古屋テレビの「学生海外派遣事業」の第１回団長を務めた著者が振り返るあの夏の青春。若者たちは何を見、何を学んだか。

• 内容紹介

  　1963年に名古屋テレビの社会貢献事業として始まった「学生海外派遣事業」の第１回団長を務めた著者が振り返る、あの夏の青春。海外渡航がいまだ簡単ではなかった時代に、アメリカ・ユタ大学で若者たちは何を見、何を学んだか。

• 著者について

  辻敬一郎 (ツジケイイチロウ)
  1937年、名古屋市に生まれる。1964年、名古屋大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。文学博士。
  1964年４月から2000年３月まで36年間、名古屋大学において教育研究に従事するとともに文学部長・副総長を兼務、2000年３月定年退職、名誉教授。2000年４月、中京大学心理学部教授に着任、2006年３月退職。
  この間、シェフィールド大学心理学部、ロザンヌ大学生物学部の客員教授、文部省審議会分科会委員、日本学術会議連携会員、日本心理学会理事長・日本基礎心理学会理事長などを務める。
  専門は実験心理学・動物行動学、視空間意識や行動進化に関する研究に従事した。2015年秋、瑞宝中綬章を受ける。

若者の心に刻まれた夏－ある民放会社の社会貢献 [単行本] の商品スペック