宙空に立つ塔―塔の想像力と存立地平(法蔵館文庫) [文庫]

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宙空に立つ塔―塔の想像力と存立地平(法蔵館文庫) [文庫]
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宙空に立つ塔―塔の想像力と存立地平(法蔵館文庫) [文庫]



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出版社:法蔵館
販売開始日: 2025/06/13
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宙空に立つ塔―塔の想像力と存立地平(法蔵館文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    なぜ人は「塔」に魅了され、「塔」の情景に誘われるのか。野間宏の小説『わが塔はそこに立つ』の作品読解を横軸にして、そこに源信『往生要集』とダンテ『神曲地獄篇』、ストゥーパ以来の「塔」の変遷(インド→中国→日本)、『法華経』における「塔」の叙述、日本の層塔建築の特徴、心柱の固有の役割などを随時縦軸とし、「塔」の成り立ち・様相に多面的な背景を与え照明をあててゆく。表象批評のチャレンジングな試み。書き下ろし作品。
  • 目次


    第1章 「わが塔はそこに立つ」とは?――小説の構造についての考察
    1.「われ」と「塔」と「そこ」
    2.小説の叙述の構造
    3.「わが塔」の「われ」――海塚草一の四つの問題

    第2章 「われ」と地獄――「われ」と「そこ」についての考察
    1.源信『往生要集』の「等活地獄」
    2.瓢箪形の顔をした男と二つの疑問
    3.『往生要集』「黒縄地獄」とダンテ『地獄篇』「邪淫地獄」
    4.『往生要集』「衆合地獄」における刀刃林
    5.海塚の未踏の地獄

    第3章 主人公の〝顔〟の謎――「われ」と「鏡」についての考察
    1. 海塚の〝地獄〟の煩悶と「暗い鏡」
    2. 割れてかたちを失った顔
    3.〝鏡〟の形成の意思と未成
    4.〝顔〟のない海塚の探すもの

    第4章 真如堂のトポスと鳳凰――「そこ」とその歴史についての考察
    1.真如堂の由緒と源空〔=法然〕・親鸞との関係
    2.宗門の「百日行」
    3.海塚にとっての真如堂と三重塔
    4.宗門(吉間浩吉)との対決
    5.鳳凰の出没と親鸞

    第5章 「わが塔」の「塔」についての前提的考察――仏塔の由来と変遷
    1.「わが塔」の「塔」に関する三つのレベル
    2.層塔の成り立ち
    3.インドのストゥーパとその伝播
    4.中国への伝播

    第6章 層屋根と心柱のつくり――日本の塔層とはどのようなものか?
    1.塔と伽藍配置
    2.軒の出の深さと斗?
    3.心柱のつくり
    4.宙に立つ心柱
    5.『わが塔はそこに立つ』における「宙づりの心柱」

    第7章 空中の宝塔――塔はどのように表象されてきたか?
    1.『法華経』「分別功徳品」についての『法華義疏』の解説
    2.『法華経』における塔の出現(「見宝塔品」)
    3.『正法眼蔵』の「法華転法華」
    4.宝塔と虚空
    5.透彫宝塔

    第8章 層塔の境位――『わが塔はそこに立つ』における「塔」を介して
    1.「第一章」の塔(呼びかける塔)
    2.「第六章」の塔(獣たち鳥たち虫たちのうずくまる塔)
    3.「第八章」の塔(一体、何物?)
    4.「第九章」の塔(黒い空を貫いて黒くつっ立つ塔)
    5.「塔」の境位
    6.層塔は何を想わせるか?

    補章 今日からふりかえって
    1.『わが塔はそこに立つ』の波紋
    2.他者の像と京都

    おもな参考文献
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    野間宏『わが塔はそこに立つ』読解を横軸に、『往生要集』『法華経』などを縦軸にして、塔の様相、その魅力を多面的に照らし出す。
  • 内容紹介

    なぜ人は塔に魅了されるのか。野間宏『わが塔はそこに立つ』の作品読解を横軸に、源信『往生要集』とダンテ『神曲地獄篇』、『法華経』における塔の叙述、ストゥーパ以来の塔の変遷、日本層塔建築と心柱などを随時縦軸とし、塔の成り立ち、様相に多面的な背景を与え照明をあてる。表象批評のチャレンジングな試み。書き下ろし作品。

    【目次】

    第1章 「わが塔はそこに立つ」とは?――小説の構造についての考察

    第2章 「われ」と地獄――「われ」と「そこ」についての考察

    第3章 主人公の〝顔〟の謎――「われ」と「鏡」についての考察

    第4章 真如堂のトポスと鳳凰――「そこ」とその歴史についての考察

    第5章 「わが塔」の「塔」についての前提的考察――仏塔の由来と変遷

    第6章 層屋根と心柱のつくり――日本の塔層とはどのようなものか?

    第7章 空中の宝塔――塔はどのように表象されてきたか?

    第8章 層塔の境位――『わが塔はそこに立つ』における「塔」を介して

    補章 今日からふりかえって

    おもな参考文献
    あとがき

    図書館選書
    塔の魅力とは何か。野間宏の『わが塔はそこに立つ』読解を横軸に、源信『往生要集』とダンテ『神曲地獄篇』、『法華経』の塔の叙述、日本層塔建築と心柱の役割などを縦軸として、塔の成り立ち、様相を多面的に照らし出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    本間 邦雄(ホンマ クニオ)
    1951年新潟市に生まれる。京都大学工学部建築系学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(比較文学比較文化)単位取得退学。駿河台大学名誉教授
  • 著者について

    本間 邦雄 (ホンマ クニオ)
    1951年新潟市に生まれる。京都大学工学部建築系学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(比較文学比較文化)単位取得退学。駿河台大学名誉教授。『リオタール哲学の地平』(書肆心水)、『時間とヴァーチャリティ』(書肆心水)。訳書にバシュラール『火の詩学』(せりか書房)、リオラール『ハイデガーと「ユダヤ」人』(藤原書店)、ヴィリリオ『電脳世界』(産業図書)など。

宙空に立つ塔―塔の想像力と存立地平(法蔵館文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館
著者名:本間 邦雄(著)
発行年月日:2025/06/15
ISBN-10:4831827002
ISBN-13:9784831827005
判型:文庫
発売社名:法藏館
対象:教養
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:344ページ
縦:15cm
厚さ:2cm
重量:199g
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