祖父の見た陸軍中野学校―一期生の資料は語る [単行本]
    • 祖父の見た陸軍中野学校―一期生の資料は語る [単行本]

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祖父の見た陸軍中野学校―一期生の資料は語る [単行本]



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出版社:岩波書店
販売開始日: 2025/05/30
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祖父の見た陸軍中野学校―一期生の資料は語る [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「祖父は後方勤務要員養成所、後の陸軍中野学校出身の情報将校であった」―。全国から選抜されて集った一期生たち。彼らの遺した未公開の日記やメモ等の一次資料を用いて、学生銓衡の実態や教育カリキュラムの中身、日常の学生生活、卒業後の進路など、謎多き組織の等身大の姿に迫る。また、法制度や組織面から、当初の設立理念や期待された役割などを考察。戦況の悪化とともに大きく方向転換していく“前夜”、当事者たちの見た「夢」とは何だったのか?
  • 目次

     はじめに──祖父、阿部直義

     一期生一覧

    第一章 徴兵、そして中野学校へ
     1 立正大学で研究職を目指す
      卒業論文「法華神道論」
      満州事変、戦乱の時代へ
      二・二六事件と阿部の視点
      「合格になった私の身にもなって見ろ」
     2 事変下の満州へ
      高田歩兵連隊に入営する
      事変下の満州へ向かう
      幹部候補生教育を受ける
      「匪賊」への警備行動
     3 日中戦争下の満州にて
      盧溝橋事件勃発
      ハルビン特務機関による諜報活動
      阿部の見た「戦争」
      満州から帰国する
      陸軍歩兵学校へ

    第二章 わかりにくい組織
     1 中野学校の概要
      様々な誤解
      中野学校の沿革
      学生の種類
      陸軍の組織と文書
      現役と予備役の違い
     2 中野学校設立の背景
      共産主義の脅威と陸軍の対応
      陸軍省の防諜組織と「防共」
      防諜研究所の新設
     3 防諜研究所と後方勤務要員養成所
      防諜研究所をめぐる問題
      陸軍省の所掌と「陸軍省官制改正案」の廃案
      後方勤務要員養成所への改組
      「勅令「後方勤務要員養成所」令」とは何か
     4 中野への移転
      中野への移転と軍用鳩調査委員
      中野移転の経緯
      「後方勤務要員養成所長 上田昌雄」
      神戸事件
     5 陸軍中野学校の設立と組織変遷
      学校への改組の背景
      陸軍中野学校令
      参謀総長直轄学校へ
      組織改編の経緯

    第三章 学生の生活と教育内容
     1 学生の銓衡と教育理念
      どのような面接だったか
      学生の銓衡と、学生に選ばれた者
      一期生の入所
      何を教育理念としたのか
     2 学生生活
      学生の日常
      背広を着た長髪の軍人
      戸籍は抹消したのか
      親族、友人、知人との関係
      秘密裏にポーランド人と連絡を取る
     3 専任教官
      近かった専任教官と学生との距離
      「対ソ諜報の第一人者」秋草俊
      防諜畑の福本亀治
      急進的思想を持った伊藤佐又
      学生間に生じた軋轢
     4 教育の概要
      何をどれだけ学んだのか
      どこまで習得できたのか
     5 一期生の記録に見る教育内容
      訓示
      学科
      術科
      実習・見学① 自動車実習など
      実習・見学② 航空実習など
      「忍術」を学ぶ意義
      満州戦術旅行、その呼称と概要
      一行の行動
     6 様々な部署に配属された一期生

    第四章 在ボンベイ領事館での勤務
     1 緊迫した情勢下での赴任
      参謀本部に配属される
      外務省との折衝
      花子との結婚
      花子を連れての赴任が決まる
      着任する
     2 インドにおける阿部の活動
      「日本人から見破られることは任務の失敗」
      情報は新聞、雑誌、書籍から
      情報提供者との面会
      重要な情報源だった花子との散歩
      「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レパルス」
     3 開 戦
      妻子の帰国
      重視されなかった花子の報告
      開戦前夜
      開戦日の朝
     4 抑留時代
      開戦直後の領事館
      他公館からの合流
      ムスリーへ
      帰国に向けて
      帰国の途
      身分秘匿の悲哀
     5 「印度事情報告」
     6 帰国後の阿部と、そのインド観
      帰国から阿部にとっての終戦まで
      阿部のインド観

     おわりに──一期生教育とその活動、中野学校という組織に関する小括

     あとがき

     参照資料一覧
     巻末資料1 一期生教育課目
     巻末資料2 一期生実習・見学実績
  • 出版社からのコメント

    設立の経緯や理念、カリキュラム、実習の実際や卒後の進路は? 人生を大きく狂わされた一青年の遺した克明な手記や日記から探る
  • 内容紹介

    全国から集った一期生たちの遺した未公開の講義録や日記、メモ等の一次資料から、学生選考の実際やカリキュラムの中身、学生の日常生活、卒業後の進路など、謎多き組織の等身大の姿に迫る。設立当初の理念や期待された役割なども考察。戦況の悪化とともに大きく方向転換していく「前夜」、当事者たちの見た「夢」とは何だったのか?
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    池田 真之(イケダ マサユキ)
    1970年愛知県生まれ。1994年愛知大学法学部卒業。愛知県稲沢市役所、国立熱海病院勤務、在ロシア連邦日本国大使館二等書記官等を経て、中央省庁に勤める傍ら、2022年埼玉大学大学院人文社会科学研究科修士課程修了、23年4月同大学大学院博士課程へ進学して現在に至る。中野二誠会理事
  • 著者について

    池田 真之 (イケダ マサユキ)
    池田真之(いけだ・まさゆき)
    1970年愛知県生まれ.
    1994年愛知大学法学部卒業.愛知県稲沢市役所,国立熱海病院勤務,在ロシア連邦日本国大使館二等書記官等を経て,中央省庁に勤める傍ら,2022年埼玉大学大学院人文社会科学研究科修士課程修了,23年4月同大学大学院博士課程へ進学して現在に至る.中野二誠会理事.

祖父の見た陸軍中野学校―一期生の資料は語る [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:池田 真之(著)
発行年月日:2025/05/28
ISBN-10:4000255851
ISBN-13:9784000255851
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:252ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:396g
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