書物の時代―読書がひらいた日本近世 [単行本]
    • 書物の時代―読書がひらいた日本近世 [単行本]

    • ¥3,960119 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月7日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
書物の時代―読書がひらいた日本近世 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009004114284

書物の時代―読書がひらいた日本近世 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥3,960(税込)
ゴールドポイント:119 ゴールドポイント(3%還元)(¥119相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月7日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:岩波書店
販売開始日: 2025/05/24
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

書物の時代―読書がひらいた日本近世 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一七世紀、日本で商業出版が始まった。人びとが本によって知や情報を共有する〈書物の時代〉の到来である。列島史上において今日まで続くこの大変革は、読書という営みによって心を治め、家の存続を願い、世界と自己との関係性を問う、「思想主体」としての民衆を各地に生みだした。農書・軍書・医薬書・天文暦書などの具体的な分析を通して、書物による近世の社会変容を明らかにし、広い視野のもと「書物の思想史」を提唱する。
  • 目次

     はしがき――〈生きかた〉としての思想史

    序 章 日本近世の時代環境――『農業全書』から考える
      はじめに
     1 『農業全書』はいかにして作られたのか
     2 『農業全書』における畜産の位置
     3 非畜産農業の成立と展開
     4 家畜化と栽培化――品種改良の思想
     5 多品種複合農業の成立
      むすびにかえて

     コラム❶ 一七世紀の時代・社会・文化をどう描くか

    第一章 書物がひらいた思想形成――軍書・医薬書・天文暦書から安藤昌益へ
      はじめに――問題意識のありか
     1 書物の文化史から思想史へ――思想形成の契機としての書物
     2 軍書の歴史的位置
     3 医薬書・天文暦書の歴史的位置
     4 安藤昌益の主体形成――政治常識との葛藤
      むすびにかえて

     コラム❷ 軍書を携えし者たち――安藤掃雲軒という人

    第二章 『浮世物語』から時代を読む
      はじめに
     1 近世人の読書
     2 『浮世物語』主人公瓢太郎の思想形成
      むすびにかえて

     コラム❸ 近世における楠正成伝説

    第三章 書物がもたらした社会変容――歴史を作る、主体を作る
      はじめに
     1 思想形成の一契機としての書物
     2 日本近世の社会変容と書物
     3 近世人の思想形成と歴史
      むすびにかえて

     コラム❹ 貝原益軒――時代を創り、人を作る

    第四章 一上層農民の蔵書から――「書物の思想史」研究のために
      はじめに――近世人の思想形成と書物
     1 『書物目録』から何がわかるのか
     2 寺澤家の蔵書とその形成
     3 寺澤直興の思想形成と書物(1)――安永期
     4 寺澤直興の思想形成と書物(2)――寛政期
      むすびにかえて

     コラム❺ 寺澤直興はどのように書物と出会ったか

    第五章 天道とコスモロジー――神・儒・仏の交錯
      はじめに
     1 「太平記読み」の時代
     2 天道委任論の形成と定着
     3 天道・コスモロジーと思想形成
      むすびにかえて――天道委任論と「天地の子」論
     コラム❻ 佐藤直方――みずからの「合点」を求めた孤高の学者

    第六章 「日本」意識の形成――近世における家・国家・地域
      はじめに
     1 「家」意識の形成――近世人の歴史的環境
     2 「家」の歴史叙述――社会通念としての「家」意識
     3 「家」を遡る――家系図の時代
     4 「年代記」の思想――「大日本国」の歴史と向き合う
     5 「天地の子」意識の形成――近世人の思想形成とコスモロジー
     6 「天地の子」をめぐる葛藤――安藤昌益の思想形成
     7 「日本意識」の形成と地域――地域特性という視角
      むすびにかえて

     コラム❼ 地域意識を問い直す

    終 章 近世政治常識のゆくえ
      はじめに
     1 近世における政治常識の形成
     2 「仁政」のゆくえ
     3 「孝子」顕彰の時代
     4 「天道」のゆくえ
      むすびにかえて

     注
     初出一覧
     あとがき
     索  引
  • 出版社からのコメント

    商業出版が始まった近世、読書という営みは人びとの考え方をいかに変えたのか。書物史研究をリードする著者の重要論考を集成。
  • 内容紹介

    一七世紀、日本で商業出版が始まった。人びとが本によって知を共有する〈書物の時代〉の到来である。今日まで続くこの大変革は、読書という営みを通して心を治め、家の存続を願い、世界と自己との関係性を問う、「思想主体」としての民衆を列島各地に生みだした。「書物の思想史」を提唱してきた近世史家の重要論考を集成。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    若尾 政希(ワカオ マサキ)
    1961年、岐阜県生まれ。1988年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、一橋大学名誉教授、人間文化研究機構理事。日本近世史・思想史専攻
  • 著者について

    若尾 政希 (ワカオ マサキ)
    若尾政希(わかお・まさき)
    1961年,岐阜県生まれ.1988年,東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学.博士(文学).現在,一橋大学名誉教授,人間文化研究機構理事.日本近世史・思想史専攻.
    (主要著書)『「太平記読み」の時代――近世政治思想史の構想』(平凡社ライブラリー),『安藤昌益からみえる日本近世』(東京大学出版会),『近世の政治思想論――『太平記評判秘伝理尽鈔』と安藤昌益』(校倉書房),『百姓一揆』(岩波新書),『安丸良夫集』全6巻(共編,岩波書店),『シリーズ〈本の文化史〉』(共編,平凡社),『シリーズ日本人と宗教――近世から近代へ』全6巻(共編,春秋社)ほか

書物の時代―読書がひらいた日本近世 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:若尾 政希(著)
発行年月日:2025/05/22
ISBN-10:4000616994
ISBN-13:9784000616997
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:388ページ
縦:20cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:434g
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 書物の時代―読書がひらいた日本近世 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!