ブッキーとクッキー [絵本]

ブッキーとクッキー [絵本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ブッキーとクッキーは、だいのなかよし。いっしょにおやつをたべながら、本をよんだり、おしゃべりするのがだいすき。それなのにある日、けんかをしちゃって…ふたりはなかなおりできるかな？やっぱり、おやつと本はシェアしたほうが、ずっとずっとたのしいよね！

• 内容紹介

  ブッキーとクッキーは大親友。ふたりは「本の中」に住んでいる。
  ブッキーは「左ページ」、クッキーは「右ページ」が自室（居場所）。
  本好きのブッキーは、好奇心旺盛。部屋は本棚でいっぱい。
  料理好きのクッキーは職人肌で、新しいことを試すのは苦手。部屋には料理道具が一式ずらり。ずっと部屋で料理をしていたい。外の世界になんて出たくない。
  ふたりはいつも、クッキーの部屋で楽しくすごしていた。
  あるときブッキーは、
  「なぜいつも僕が行くばかりで、クッキーは来てくれないんだろう？」
  　――ふたりは意地を張り合い、ケンカに。
  でも、一人で読書や料理をしても楽しくない。
  それではと歩み寄っても、すれ違ってしまう。
  仲良しに戻れるか？
  ――本好きなブッキーは、持ち前の好奇心、未経験のことにチャレンジする勇気、コミュニケーション力を発揮する。意地の張り合いから脱すると決め、お菓子づくりにチャレンジし、クッキーを誘い、固く閉ざした心の扉を開けることに成功する。
  仲直りのきっかけを作ってもらったクッキーはブッキーに感謝し、新しいことに興味を持ち、挑戦すること、外の世界に心を開くことの大切さを学ぶ。
  こうしてふたりは無二の親友になった。
  どんな子も経験するちょっとした事件から、「他者理解」「妥協」「仲直り」「ともだちのありがたさ」を、本がもたらす効用をにじませながら、紙の絵本ならではのアイディア、かわいいキャラクターとストーリーで伝える。
  友だちとぶつかりへこむ子を見た親なら、すぐ読み聞かせしたくなる本。
  
  図書館選書
  どんな子も経験する事件から、他者理解や友だちのありがたさを伝える。かわいいキャラクターとストーリー、紙の本ならではのアイディアが光る絵本。友だちとぶつかりへこむ子を見た親ならすぐ読み聞かせしたくなる本です。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ゴメス,ブランカ(ゴメス,ブランカ／G´omez,Blanca)
  絵本作家、イラストレーター、デザイナー。スペイン、マドリッド在住。ごく幼いころ、母のためにイラストを描きはじめたのがこの道に入るきっかけとなった。本書が初めての邦訳

• 著者について

  ブランカ・ゴメス (ブランカゴメス)
  Blanca Gómez
  スペインのマドリードを拠点に活動するイラストレーター。
  ミニマルでカラフルなスタイルが特徴。作品は絵本、広告、ポスターなど、さまざまな分野で世界的に高く評価されている。特に絵本の分野で、批評家や読者から高い評価を得、多くの言語に翻訳されている（『One Family』（George Shannon著）、『City Moon』（Rachael Cole 著）など。いずれも未邦訳）。
  本書が初の邦訳。
  絵本の他にも、米国のグリーティングカードブランド Red Cap Cards やライフスタイルブランド Anthropologie など、国際的なブランドとのプロジェクトで作品が採用され、世界中のユーザーに支持されている。Instagramフォロワー10.8万人（2025年4月）。
  
  島津やよい (シマヅヤヨイ)
  訳書にE・シャンボー（文）／T・ギオン（絵）『おひめさまとまほうのとしょかん』、S・モーゲンスターン（文）／S・コルディエ（絵）『スージーとゆめがかなうとしょかん』、S・ヴィダル（文）／J・アルナル（絵）『くまのイドリスのふしぎなぼうけん』、R・ショジャイェ（文・絵）『ひとりぼっちのきつね』、Ｓ・ソウェル・ハン（文・絵）『たんぽぽのねがいごと』（秀和システム）、L・ローリー『ギヴァー 記憶を注ぐ者』（新評論）などがある。

ブッキーとクッキー [絵本] の商品スペック