中華人民共和国における腐敗と反腐敗―改革開放前後での連続と変容 [単行本]
    • 中華人民共和国における腐敗と反腐敗―改革開放前後での連続と変容 [単行本]

    • ¥4,950149 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年10月21日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004115710

中華人民共和国における腐敗と反腐敗―改革開放前後での連続と変容 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥4,950(税込)
ゴールドポイント:149 ゴールドポイント(3%還元)(¥149相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年10月21日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2025/04/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

中華人民共和国における腐敗と反腐敗―改革開放前後での連続と変容 の 商品概要

  • 目次

    序章 中華人民共和国における腐敗と反腐敗研究の現状と課題
     第1節 中国の腐敗に関する研究
      1 改革開放以前の腐敗をカバーしている研究
      2 改革開放後の腐敗に関する研究
     第2節 中国の腐敗研究をめぐる課題――先行研究の再検討
     第3節 中国の反腐敗に関する先行研究および問題点
     第4節 研究課題と研究方法
      1 研究課題
      2 研究方法
     第5節 本書の利用資料および研究の制限
      1 利用資料
      2 研究の制限
     第6節 腐敗とは何か
      1 腐敗の定義に関する5つのアプローチ
      2 本書が利用する腐敗の定義
     第7節 本書の構成と各章の概要

    第Ⅰ部 中国の腐敗と反腐敗における連続性

    第1章 改革開放前の中国における腐敗の深刻さ――黒竜江省王守信横領事件をめぐる検証
     はじめに
     第1節 王守信事件およびそれを生み出した制度的要因
      1 王守信横領事件の概要
      2 腐敗の発生を促進する制度的要因
      3 小括:腐敗の発生を促進する制度的要因
     第2節 王守信事件の摘発プロセスと『人妖之間』をめぐる攻防
      1 王守信横領事件はいかにして摘発されたのか
      2 『人妖之間』をめぐる攻防
      3 小括:改革開放以前の反腐敗の制度化のレベルの低さ
     おわりに

    第2章 改革開放後「官商」の興起――党政機関・幹部およびその家族のビジネス関与
     はじめに
     第1節 1980年代の党政機関・幹部のビジネス関与
      1 1980年代の党政機関・幹部のビジネス関与の概況
      2 ビジネスブーム・公司ブーム中での腐敗現象の例
     第2節 党政機関・幹部のビジネス関与の要因分析
      1 党政機関・在任幹部のビジネス関与
      2 幹部の若年化と機構改革
     第3節 政府の対策――公司整理
      1 1985年上海での公司整理
      2 1989年「康華」公司への整理
      3 公司整理の効果の不十分さとその原因
      4 政策の反復
     第4節 「官商」の別形態――幹部家族のビジネス関与
      1 幹部の配偶者・子どものビジネス関与
      2 幹部家族のビジネス関与のケース
      3 なぜ幹部家族のビジネス関与が禁じられないのか
     おわりに

    第3章 「制度設計」を重視した反腐敗キャンペーン――1998年の反密輸反腐敗キャンペーンを中心に
     はじめに
     第1節 1990年代の密輸と税関腐敗
      1 建国以来密輸の変容と1990年代密輸の規模
      2 1990年代における密輸と腐敗の関係
     第2節 密輸がもたらした影響および反密輸反腐敗キャンペーンの直接的効果
      1 関税に対する影響
      2 国有企業の生産に対する影響
     第3節 1998年の反密輸反腐敗キャンペーンにおける制度の整備
      1 1998年の反密輸反腐敗キャンペーン
      2 反密輸反腐敗における制度の整備
     おわりに

    第Ⅱ部 改革開放前後の中国の腐敗と反腐敗の変容性

    第4章 改革開放前後の中国における腐敗――なぜ中高級レベル幹部の腐敗が増加したのか
     はじめに
     第1節 改革開放前後の腐敗状況の変容
      1 改革開放以前の腐敗の状況
      2 改革開放以前における異なるレベルの幹部の腐敗の特徴
      3 データから見た改革開放以降の腐敗状況
      4 まとめ
     第2節 なぜ中高級レベルの幹部による腐敗は増加したのか
      1 毛沢東時代の腐敗――政治的成層と幹部階層化の影響
      2 改革開放以降――経済的成層が支配的に
     おわりに

    第5章 改革開放前後の中国における法紀型権力濫用――その変容と含意
     はじめに
     第1節 法紀型権力濫用の概要
     第2節 改革開放前の法紀型権力濫用
      1 建国初期の法紀型権力濫用
      2 1958年以降の「違法乱紀」
      3 陳情から見る幹部の「違法乱紀」
     第3節 改革開放前後の法紀型権力濫用の変容――時系列データを用いて
      1 陝西省の状況
      2 改革開放後の全国の「法紀案件」データ
     第4節 まとめ
     おわりに

    第6章 改革開放前後の中国における反腐敗――制度化と濫用の可能性
     はじめに
     第1節 改革開放前の政治闘争と反腐敗
      1 関連概念の整理
      2 改革開放前の政治闘争の方式
      3 改革開放以前の反腐敗――政治運動の付属物
      4 まとめ
     第2節 改革開放以降――路線闘争の衰退と反腐敗の制度化
      1 改革開放後の路線闘争の衰退
      2 改革開放後の反腐敗の制度化――反腐敗機関の整備をめぐって
     第3節 濫用されかねない反腐敗――「晋江偽造薬案」を例として
      1 晋江偽造薬事件の発生と中紀委の調査
      2 福建省の対応と公式の調査結果
      3 経済犯罪の背後にある権力の攻防
      4 脱イデオロギーの下で濫用されかねない反腐敗
     おわりに

    終章 中国の腐敗と反腐敗――連続と変容の間
     第1節 本書の結論およびそのさらなる含意
      1 本書の結論
      2 本書の結論がもつさらなる含意――「新特権」としての腐敗
     第2節 中国の腐敗・反腐敗研究への展望――さらなる研究にむけて

     あとがき
     付録 1949~1963年「党規国法」で処罰された121人の幹部
     参考文献
     索引
  • 内容紹介

    中華人民共和国の成立から現在に至るまで、重大な政治問題である腐敗現象と、腐敗撲滅のための政府の反腐敗の政策について、改革開放前とその後における事例の研究を通じ、その特徴を明らかにし、この時代区分を通じた連続性と変容の実態を分析する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    馬 嘉嘉(マ カカ)
    2008年西北大学(中国・西安)卒業後、日系企業勤務を経て2012年に来日。2020年立教大学大学院法学研究科博士後期課程修了(博士・政治学)。現在は立教大学法学部兼任講師、立教大学アジア地域研究所特任研究員。専門は現代中国政治
  • 著者について

    馬 嘉嘉 (マ カカ)
    2008年西北大学(中国・西安)卒業後、日系企業勤務を経て2012年に来日。2020年立教大学大学院法学研究科博士後期課程修了(博士・政治学)。
    現在は立教大学法学部兼任講師、立教大学アジア地域研究所特任研究員。専門は現代中国政治。
    論文に、「1970年代中国における腐敗と反腐敗――黒竜江省王守信横領事件をめぐって」(『アジア研究』第65巻第2号)ほか。著作に、『現代中国の腐敗と反腐敗――汚職の諸相と土壌』(共著、法政大学出版局、2024年)。

中華人民共和国における腐敗と反腐敗―改革開放前後での連続と変容 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:馬 嘉嘉(著)
発行年月日:2025/03/31
ISBN-10:4750359254
ISBN-13:9784750359250
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:22cm
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 中華人民共和国における腐敗と反腐敗―改革開放前後での連続と変容 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!