白磁壺頌―朝鮮時代の白磁壺、その美を繙く [単行本]
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白磁壺頌―朝鮮時代の白磁壺、その美を繙く [単行本]



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出版社:目の眼
販売開始日: 2025/06/18
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白磁壺頌―朝鮮時代の白磁壺、その美を繙く [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人はなぜ朝鮮の白い壺に、惹かれるのか。日韓国交正常化60年を迎える2025年、朝鮮時代の白磁壺がつなぐ韓国と日本の縁。
  • 目次

    はじめに……4
    巻頭エッセイ
    伊藤郁太郎 予兆の色、原質のかたち─朝鮮中期の白磁大壼─……10
    崔淳雨 崔淳雨の眼―《鉄砂葡萄文壺》(梨花女子大学校博物館)を評して……16
     
    第Ⅰ部 白磁壺の歴史を知る……19
    15 世紀から16 世紀の朝鮮白磁……20
    〇王の器に見まみえる―白磁壺(湖林博物館)……23
    〇王子と王女の誕生を寿ことほぐ壺―白磁胎たい壺こ (湖林博物館)……25
    〇「観美」の壺―青花松竹文壺(弘治二年銘・東国大学校博物館)・青花梅竹文壺(「辛丑」銘・大阪市立東洋陶磁美術館)……28
    〇陰陽の壺―白磁鉄地壺(大阪市立東洋陶磁美術館)……33

    Column.1 描かれたハレの壺……36

    17 世紀の朝鮮白磁……37
    〇暗あんこう香浮ふ 動どうつき月黄こうてん昏―鉄砂梅竹文壺(韓国国立中央博物館)……39
    〇永遠の花園へ誘い―鉄砂草花文壺(大阪市立東洋陶磁美術館)……42
    〇子々孫々の夢をかなえる壺―鉄砂虎鷺文壺(大阪市立東洋陶磁美術館)……45

    Column.2 朝鮮通信使から贈られた壺……48

    18 世紀前半の朝鮮白磁……50
    〇徳は孤ならず―白磁円壺・白磁立壺……52
    〇鉄砂の終着点―鉄砂葡萄文壺(梨花女子大学校博物館)……59
    〇静寂のなかに凛として―青花鉄砂花鳥文壺(日本民藝館)……62
    〇草花の正体は―青花草花文面取壺と青花草花文壺(大阪市立東洋陶磁美術館)……64

    Column.3 龍の文様をあしらった壺、「龍ヨン樽ジュン」……68

    18世紀後半から19世紀の朝鮮白磁……69
    〇白磁を飾る山水―青花山水文壺(韓国国立中央博物館)……70
    〇閑雅さと豊かさ―青花童子釣魚図杵形瓶(澗松美術館)……73
    〇気品漂う技巧―青花透彫牡丹文壺(韓国国立中央博物館)……75
    〇虎か、豹か―青花虎鵲文壺(韓国国立慶州博物館)……77

    Column.4 朝鮮白磁を飾る民画モチーフ……80

    〇色絵へのあこがれ―青花辰砂蓮花文壺(大阪市立東洋陶磁美術館)……82
    〇青花、鉄砂、そして辰砂―辰砂虎鵲文壺(日本民藝館)……85
    〇19世紀の美意識―青花辰砂十長生文壺(韓国国立中央博物館)……88

    Column.5 海州白磁の美……90


    第Ⅱ部 白磁壺の評価―近現代の荒波のなかで……91
    〇19 世紀末から20 世紀初の胎動―「茶碗」から「壺」へ……92
    〇朝鮮白磁が評価されるようになるまで……94
    〇朝鮮人コレクターの登場……96
    〇城北洞の人々……97
    〇韓国における大型コレクションの形成……98
    〇日本文学と白磁壺―室生犀星「李朝夫人」……100
    〇安宅コレクションと朝鮮白磁……101

    Column.6 李泰俊と古玩品 柳川陽介……104

    Column.7 鄭詔文と白磁壺 李須恵……106


    第Ⅲ部 白磁を語る……111

    伊藤郁太郎氏が選ぶ朝鮮時代の白磁……112

    韓国の視線〈インタビュー〉

    張南原氏(梨花女子大学校博物館・館長)……120

    張起薫氏(韓国陶磁財団ミュージアム・本部長)……130

    李準光氏(Leeum 美術館・キュレーター)……140

    具本昌氏(フォトグラファー)……148

    日本の視線〈寄稿〉
    小倉紀蔵氏(美術史家・京都大学名誉教授) 韓国人と白磁壺……158

    平松洋子氏(エッセイスト) 「白」が育むもの……166

    近藤高弘氏(陶芸家・美術家) 白磁-作為と無作為の間に……172


    おわりに
    そして私たちは朝鮮白磁を解体し、再生する―現代アートと朝鮮白磁……178


    資料篇 朝鮮白磁をもっと深く知りたい方に……181
    広州の窯跡……182
    広州の展示施設案内……184
    朝鮮白磁を訪ねる―韓国と日本の美術館・博物館案内― ……185
    年表……188
    用語解説……190
    朝鮮白磁を知る本……194

    著者略歴……196
    謝辞……199
  • 出版社からのコメント

    李朝白磁壺~日本人が心惹かれてやまない古美術品の魅力を日韓両国の研究者・愛好家の視点から読み解く
  • 内容紹介

    日本では「李朝(りちょう)」の名でも親しまれてきた朝鮮時代(1392 ~1897年)の白磁。本書のタイトルとした「頌(しょう)」とは、人徳や功績をたたえること、ほめたたえる言葉や詩歌を意味します。白磁の壺は、すぐれた作り手のみならず、過去から現代にわたる様々な鑑賞者による「頌」によって受け継がれてきました。その受容は朝鮮時代の王族や士族(両ヤンバン班)にはじまり、一部は日本の武家にも受け入れられました。近代以降は、日韓の陶磁器研究者、コレクター、文学者、愛好家などに広がっていきます。

    最近では、朝鮮白磁壺のエッセンスを受け継いだ女性の陶芸家のほか、K-POP のスターが白磁壺を取り上げたことで、にわかに若い世代からも注目を集めています。過去から現代にわたって人々の心を惹きつけてやまない朝鮮白磁。その魅力は、いったいどのように育まれ、また評価されるに至ったのか、本書は最新の学術成果をもとにその魅力を読み解きます。読者の皆様にも、朝鮮白磁壺のすばらしさに接していただくための鑑賞の手引きとして、お手に取っていただけましたら幸いです。
  • 著者について

    片山まび  (カタヤママビ)
    大阪市立東洋陶磁美術館学芸員を経て、東京藝術大学教授・公益財団法人 日本民藝館理事。大韓民国奨学生としてソウル大学考古美術史学科 博士課程修了。文学博士。専門は中近世の日朝陶磁関係史。主な著書(共著)に『やきもの名鑑5 朝鮮の陶磁』(講談社、2000)、『柳宗悦の心と眼―日本民藝館所蔵 朝鮮関連資料をめぐって』(東京藝術大学出版会、2023)など。

    田代裕一朗 (タシロユウイチロウ)
    五島美術館学芸員を経て、東京文化財研究所研究員。ソウル大学考古美術史学科博士課程単位取得。青山学院大学、愛知県立芸術大学で非常勤講師を務める。専門は朝鮮時代の陶磁史、近代における韓国陶磁の鑑賞史。

白磁壺頌―朝鮮時代の白磁壺、その美を繙く [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:無盡藏パブリッシング
著者名:片山 まび(著)/田代 裕一朗(著)
発行年月日:2025/06/30
ISBN-10:4907211333
ISBN-13:9784907211332
判型:B5
発売社名:目の眼
対象:一般
発行形態:単行本
内容:写真・工芸
言語:日本語
ページ数:200ページ
縦:27cm
横:18cm
厚さ:1cm
重量:530g
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