著作権と表現の自由 [単行本]
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著作権と表現の自由 [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2025/05/28
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著作権と表現の自由 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    複製・通信技術が発達し、誰でも表現者となる現代社会。表現活動を促進するはずの著作権が、表現の足かせになっていないか?保護期間延長を合憲とする米国、「パラダイム・シフト」レベルの判例変更をしたフランス、人権と民主主義の観点からの議論が進む欧州。そして日本は?各国比較を交え、著作権と表現の自由のパラドキシカルな関係を根本から問い直す!
  • 目次

    はじめに
    初出一覧

    第Ⅰ部 米国法

    第1章 米国における著作権と表現の自由の関係性
     第1節 著作権法対修正一条をめぐる合衆国最高裁判決
     第2節 「表現の自由のエンジン」としての著作権
     第3節 表現の自由の保護法益
     第4節 表現の自由を制限する著作権の本質
     第5節 小括

    第2章 デジタル時代の著作権と表現の自由──緊張関係の揺らぎ
     第1節 著作権制度と複製技術の進歩の関係
     第2節 近年の著作権立法をめぐる動き
     第3節 表現の自由の変貌
     第4節 小括

    第3章 著作権に内在する調整原理を通した調整に対する批判的検討
     第1節 著作権に内在する調整原理で解決済みか?
     第2節 アイディア・表現二分論による調整
     第3節 制限規定による調整
     第4節 著作権の存続期間による調整
     第5節 著作権法に内在する調整原理による解決の問題点

    第4章 著作権法に対する違憲審査基準と司法と立法が果たすべき役割
     第1節 著作権の憲法上の位置づけ
     第2節 二重の基準論と厳格審査の正当性
     第3節 著作権法の立法過程が抱える問題点とそれに対する審査基準
     第4節 著作権法に対する厳格審査論をめぐる論争
     第5節 著作権と表現の自由の問題に対して司法と立法が果たすべき役割

    第Ⅱ部 EU・ヨーロッパ法

    第5章 著作権と表現の自由に関する欧州人権裁判所判決──Ashby判決、The Pirate Bay判決
     第1節 はじめに
     第2節 Ashby Donald etautres c/ France判決(2013)
     第3節 The Pirate Bay(TPB)判決(2013)
     第4節 欧州人権裁判所と欧州人権条約
     第5節 考察
     第6節 おわりに──日本法への示唆

    第6章 著作権と基本権に関する3件の欧州司法裁判所大法廷判決──Funke Medien事件、Pelham事件、Spiegel Online事件
     第1節 はじめに
     第2節 事案の概要
     第3節 3判決のポイント
     第4節 日本法への示唆

    第7章 著作権と基本権をめぐる欧州人権裁判所と欧州司法裁判所の協働と乖離
     第1節 はじめに
     第2節 欧州評議会とEU
     第3節 著作権と表現の自由をめぐる2つの裁判所の判例の比較
     第4節 ECtHRとCJEU
     第5節 おわりに

    第8章 知的財産権の憲法化の背景と意義
     第1節 知的財産権の憲法化とは
     第2節 知的財産権の憲法化の背景
     第3節 知的財産権の憲法化の歩み
     第4節 知的財産権の憲法化の意義
     第5節 おわりに

    第Ⅲ部 フランス法

    第9章 フランスにおける著作権と表現の自由の「公正なバランス」の探求
     第1節 はじめに
     第2節 従来の判例
     第3節 Klasen対Malka事件破毀院判決(2015年5月15日)
     第4節 カルメル派修道女の対話事件破毀院判決(2017年6月22日)
     第5節 Klasen事件差戻控訴院判決(2018年3月16日ヴェルサイユ控訴院)
     第6節 カルメル派修道女の対話事件差戻控訴院判決(2018年11月30日ヴェルサイユ控訴院)
     第7節 おわりに

    第10章 著作権と表現の自由に関する近年のフランスの裁判例
     第1節 はじめに
     第2節 裁判例
     第3節 おわりに

    おわりに
    索引
  • 内容紹介

    表現環境が多様化し、多くの人が発信する現代社会。その一方で著作権侵害に対する不安が私たちの表現行為を萎縮させてはいないか?

    著作権と表現の自由の議論や判例が世界中で飛躍的に発展する激動の時代。米国では保護期間延長立法が合憲とされた一方で、フランスでは「著作権のパラダイム・シフト」と言われるほどの判例変更があり、欧州では人権と民主主義の観点からの議論が進んだ。そして日本は?著作権と表現の自由のパラドキシカルな関係を根本から問い直す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    比良 友佳理(ヒラ ユカリ)
    京都教育大学教育学部准教授。2009年北海道大学法学部卒業、2011年同大学院法学研究科修士課程修了、2014年同博士後期課程修了。博士(法学)(北海道大学)。北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育センター助教、京都教育大学教育学部講師を経て、2025年より現職
  • 著者について

    比良 友佳理 (ヒラ ユカリ)
    比良 友佳理(ひら ゆかり)

    京都教育大学教育学部准教授。2014年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。2025年より現職。主著として、「著作権法における現代アートの受容可能性に関する一考察─フランス法からの示唆」吉田広志ほか編『知的財産法政策学の旅 田村善之先生還暦記念論文集』(弘文堂、2023年)368頁、「著作権と表現の自由」論究ジュリスト34号(2020年)111頁、『あたらしい表現活動と法』(共著、武蔵野美術大学出版局、2018年)。

著作権と表現の自由 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:比良 友佳理(著)
発行年月日:2025/05/20
ISBN-10:4326404485
ISBN-13:9784326404483
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:400ページ
縦:22cm
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