質の高い発展を目指す中国経済（現代中国研究叢書） [単行本]

質の高い発展を目指す中国経済（現代中国研究叢書） の 商品概要

• 目次

  Ⅰ部　総合研究
  第一章 質の高い発展への転換とその基本条件
  第二章 質の高い発展の主な内容、課題及びその原因分析　
  第三章 質の高い発展への転換と国際事例
  第四章 質の高い発展への転換とその基本構想
  第五章 質の高い発展への転換とそのための政策提言
  第六章 質の高い発展への転換の具体的取り組み　
  第七章 質の高い発展への転換をサポートする具体的な
  第八章 質の高い発展の数値目標とそのシミュレーション
  Ⅱ部　テーマ別研究
  テーマ一　研究開発投資と質の高い発展
  テーマ二　世界的な生産性変革と質の高い発展
  テーマ三　所得分配と質の高い発展
  テーマ四　イノベーションと質の高い発展
  テーマ五　中米貿易摩擦の長期性と質の高い発展　
  テーマ六　長江内航輸送のレベルアップと地域協調
  テーマ七　広東省の質の高い発展実態に関する考察
  テーマ八　国内実地調査に関する事例分析

• 出版社からのコメント

  中国の質の高い経済発展を、その課題と具体的な解決の道筋とともに検討する

• 内容紹介

  中国に見られる質の高い発展について、その歴史背景、国際情勢の変化などを踏まえ、本質的な内容と顕在的または深層部の問題を追究した一冊
  
  諸外国の経験を参考にしつつ、省・市や主軸企業への踏み込んだ調査および政策決定にかかわる省庁の幅広い意見を収集して、中国の質の高い発展の内容と、それを推進していく上での課題と具体的な道筋を検討
  
  定性および定量分析またケーススタディなどの手法とともに、「需要」「供給」「生産要素の投入と産出」「分配」「マクロ経済循環」という五つの面を指標とし、中国の新たな発展理念における質の高い発展に対する専門家による分析

• 著者について

  朱之鑫 (シュシシン)
  中国国際経済交流センター副理事長、著名な経済学者。中国共産党第十七回中央委員会委員、第十二回全国政治協商委員会常務委員、国家発展改革委員会副主任、中央財政経済指導グループ弁公室主任、国家統計局局長などを歴任。長期にわたって、国のマクロ経済運営に関与し、経済政策の制定と実施に尽力した。
  
  張燕生 (チョウエンセイ)
  国家発展改革委員会学術委員会委員、中国国際経済交流センター主席研究員。研究実績が広く認められ、孫冶方経済学賞、国家発展改革委員会優秀研究賞一等賞などを受賞しており、2008年11 月29 日に中央委員会政治局勉強会の講師を務めたこともある。
  
  馬慶斌 (マケイヒン)
  中国国際経済交流センター研究員。国家「十二の五か年計画」制定するための前期重要研究プロジェクトである「都市化戦略研究」、国家財政部の「産業構造の変換」などの研究プロジェクトを主宰、参加している。
  
  吉田陽介 (ヨシダヨウスケ)
  北京理工大学外国人専門家、日本（中国）研究院研究員。福井県立大学大学院経済学研究科、中国人民大学国際関係学院（法学博士）。中共中央編訳局翻訳者を経て現職。中央編訳局在職期間中、中国共産党の文書や全人代の文書等の各種翻訳作業に従事。その他、中国社会科学院日本研究所『日本学刊』の論文翻訳者、日本（中国）企業研究院、レコードチャイナ、中国通信の翻訳者。主な訳書に、『中国キーワード』（新世界出版社）、『中国キーワード：一帯一路編』（新世界出版社）など。
  
  李愛文 (リアイブン)
  広東外語外貿大学南国商学院教授、中国日本語教学研究会副会長、中国ビジネス日本語研究委員会副主任。対外経済貿易大学教授、『日本語学習と研究』編集長、地域及び国別研究所副所長などを歴任。著書と訳書に、『外国文化と国情』（世界知識出版社）、『国際商務環境研究』（対外経済貿易大学出版社）、『金融危機後の中韓経済関係』（中央民族大学出版会）『China's contributions to the World』（ニュージーランド出版社）『日本のビジネス環境研究』（対外経済貿易大学出版社）『現代中国の企業経営』（文真堂）『日本企業論』（中国管理出版社）『現代の学としての経営』（中国経済科学出版社）などの他、論文多数。
  
  津田量 (ツダリョウ)
  国際関係学院客員教授。東京大学文学部卒業、東京大学院人文社会系研究科、中国人民大学社会人口学院修了（法学博士）。主な訳書に『中国民族性』（1 部・2 部・3 部）、『簡明チベット通史』、『元曲選』（大中華文庫）、『漢語副詞詞典』など多数。

質の高い発展を目指す中国経済（現代中国研究叢書） の商品スペック