リフレクシブ・ライブズ―青少年研究会調査にみる「曲がり角」の時代の若者たち [単行本]
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リフレクシブ・ライブズ―青少年研究会調査にみる「曲がり角」の時代の若者たち [単行本]

辻 泉(編著)浅野 智彦(編著)


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出版社:勁草書房
販売開始日: 2025/06/17
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リフレクシブ・ライブズ―青少年研究会調査にみる「曲がり角」の時代の若者たち の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「再帰性を磨け!」「偶発性」「関係性」「再帰性」をキーワードに、最新調査をふくむ過去30年の青少年研究会調査データを読み解く。当たり前を疑い、新しい生き方を反省的に考えていくための、「他人事」ではない、「自分事」としての若者論。
  • 目次

    序章 なぜ他人事ではなく自分事の若者論なのか[辻 泉]
       ──「曲がり角」の時代の「再帰的ライフスタイル」
     0.1 なぜ他人事ではなく自分事の若者論なのか?
     0.2 再帰的ライフスタイルを若者文化にみるということ
     0.3 青少年研究会調査とは
     0.4 本書の構成と各章紹介

    第一部 リフレクシブ・ライブズⅠ:偶発性とメディア文化

    第1章 若者はSNSのまなざしの先に何を見ているのか[二方龍紀]
        ──偶発性の中の再帰的ライフスタイル
     1.1 若者に定着したSNS
     1.2 インターネット・SNSと若者をめぐる議論
     1.3 若者はSNSのまなざしの先に何を見ているのか
     1.4 SNSをめぐるポリティクス

    第2章 若者はメディア化された親密性をどのように築いているのか[木村絵里子]
        ──ソーシャルメディア・友人・恋愛
     2.1 親密性のプラットフォームとしてのメディア
     2.2 メディアと親密性に関する議論
     2.3 メディアが媒介する親密性の諸相
     2.4 再帰的ライフスタイルとしてのメディア化された親密性

    第3章 ショート動画で音楽を聴く若者はどう再帰的か[木島由晶]
        ──消費の液状化と美的再帰性をめぐって
     3.1 脱物質化する文化消費
     3.2 再帰的近代社会と消費
     3.3 新しい消費スタイルの影響を探る
     3.4 ポストモダンの日常化

    第二部 リフレクシブ・ライブズⅡ:関係性という居場所

    第4章 友人関係の多元性・再帰性は若者の孤独感を高めるか[小川豊武]
        ──変わる関係性と変わらない規範
     4.1 コロナ禍で「奪われた青春」?
     4.2 若者の友人関係と孤独に関する議論
     4.3 若者の孤独感の実態とその規定要因
     4.4 若者自身が用いている規範の研究へ向けて

    第5章 恋愛はリスクなのか――安心感を求める若者たち[羽渕一代]
     5.1 性行動のリスク化と恋愛
     5.2 理解や安心を求める若者
     5.3 生殖家族形成の停滞と定位家族の紐帯の相対的強化
     5.4 最も親密な相手,母親

    第6章 「歴=年齢」の若者は自分が嫌いなのか[久保田裕之]
        ──「非モテ」のジェンダー構造と社会的スティグマ
     6.1 恋愛はいかなる「選択科目」か
     6.2 社会的承認としての「モテ」とその欠如
     6.3 調査からみる「恋愛交際経験がないこと」
     6.4 「非モテ」インパクトのジェンダー差

    第7章 結婚で何が重視されているのか[井口尚樹]
        ──配偶者に重視した点と夫婦関係満足度の検討から
     7.1 結婚の意味づけの検討の必要性
     7.2 「純粋な関係性」と経済
     7.3 配偶者選択と夫婦関係満足度
     7.4 「経済も関係性も」のハードルと,その乗り越えに向けて

    第三部 リフレクシブ・ライブズⅢ:再帰性と自己・社会

    第8章 定職は大人の条件か[妹尾麻美]
        ──変わらないロスジェネ,承認を求める今の若者
     8.1 若者バッシングと労働
     8.2 個人と社会の媒介となってきた職業
     8.3 アイデンティティと定職意識の関連
     8.4 職業によって結びつかない個人と社会

    第9章 努力主義の衰退は何をもたらすのか[寺地幹人]
        ──「親ガチャ」の時代を生きる若者たち
     9.1 努力の昭和,格差の平成,そして「親ガチャ」の令和へ
     9.2 青少年研究会調査と「親ガチャ」論
     9.3 データからみる努力主義の衰退
     9.4 「親ガチャ」の時代を生きる若者たち

    第10章 若者たちは〈不安〉とどう向き合っているのか[岩田 考]
        ──〈能力不安〉が変える「私」と「社会」
     10.1 AIによって増幅する〈能力不安〉
     10.2 〈能力不安〉とは何か
     10.3 若者たちのサバイバル戦略
     10.4 〈能力不安〉は「社会」を変えるか

    第11章  「私」のあり方と「社会」への態度はどう関係しているのか[牧野智和]
        ──アイデンティティ資本と世代継承性の関係について
     11.1 自己意識に織り込まれている「社会」
     11.2 自己意識と社会への態度の結びつきをどう考えるか
     11.3 アイデンティティ資本の効用分析
     11.4 アイデンティティ資本の複雑な効用,およびその展望

    第四部 リフレクシブ・ライブズⅣ:青少年研究会の30年

    第12章 「失われた世代」はどのように失われたか[浅野智彦]
        ──自己意識の世代間・世代内比較
     12.1 3つの名前を持つ世代
     12.2 特異なのか連続しているのか
     12.3 世代の効果と年齢の効果
     12.4 若者論のゆくえ

    第13章  大悲観の小楽観,若者たちは社会と時代をどう見てきたか[藤村正之]
        ──社会意識の変容と底流
     13.1 「戦争と経済成長を知らない若者たち」が見る社会
     13.2 価値意識が変容する時代をとらえるための視座
     13.3 若者たちの社会・時代・生活を見る眼──その変容と底流
     13.4 自己成長と社会衰退の2ベクトルの中を生きる若者たち──大悲観の小楽観

    おわりに

    索引
    編者・執筆者略歴
  • 内容紹介

    誰しもが道に迷う現代社会。青少年研究会調査データから、新しい生き方を模索する若者文化にみる、再帰的な生の諸相を描き出す。

    「曲がり角」に差し掛かる日本社会。若者文化には、新しい社会のありようやライフスタイルを、反省的にとらえるふるまいが先駆的に見られる。30年にわたる青少年研究会調査から、「偶発性」「関係性」「再帰性」をキーワードに、SNS利用、友人・恋愛関係、能力主義や自己意識など、若者の再帰的ライフスタイルの諸相を読みとく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    辻 泉(ツジ イズミ)
    1976年生まれ 現職:中央大学文学部教授、博士(社会学)。最終学歴:東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学

    浅野 智彦(アサノ トモヒコ)
    1964年生まれ 現職:東京学芸大学教育学部教員。最終学歴:東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学
  • 著者について

    辻 泉 (ツジ イズミ)
    辻 泉(つじ いずみ)

    1976年生まれ. 東京都立大学(現 首都大学東京)大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学. 博士(社会学). 現在:中央大学文学部教授. 主著:『ケータイの2000年代――成熟するモバイル社会』(東京大学出版会, 2014年, 共編著), Fandom Unbound: Otaku Culture in a Connected World (Yale University Press, 2012, 共編著).

    浅野 智彦 (アサノ トモヒコ)
    浅野 智彦(あさの ともひこ)

    1964年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京学芸大学教育学部教授。主著『検証・若者の変貌』(編著, 2006年, 勁草書房)、『「若者」とは誰か』(2013年, 河出書房新社)

リフレクシブ・ライブズ―青少年研究会調査にみる「曲がり角」の時代の若者たち の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:辻 泉(編著)/浅野 智彦(編著)
発行年月日:2025/06/30
ISBN-10:4326603801
ISBN-13:9784326603800
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:320ページ
縦:22cm
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