国際的な環境ガバナンスと日本の木材利用 [単行本]
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国際的な環境ガバナンスと日本の木材利用 [単行本]



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出版社:築地書館
販売開始日: 2025/07/12
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国際的な環境ガバナンスと日本の木材利用 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    地球環境と市民の視点から、日本の森林と木材を考える。国際的に高まる環境ガバナンスへの関心を踏まえ、日本はこれからどう木材を利用すべきか―。産官学民の垣根を越え、長年にわたりさまざまな議論を重ねてきた著者ならではの視点、未来への提言をまとめた。
  • 目次

    はじめに

    第1章:「持続可能な森林経営のための勉強部屋」とは
    1. 25年間続いたウェブサイト開設のきっかけ
    国内の森林管理と海外の情報の関係
    20世紀から21世紀になる時点
    勉強部屋サイトの開設
    2. 勉強部屋サイトの構成
    ①循環社会へ
    ②地球の森林
    ③国内森林政策
    ④トレーサビリティ
    ⑤国際条約
    ⑥貿易と環境
    ⑦エネルギーと指標
    ⑧共通分野
    ⑨このサイトについて

    第2章:次世代の循環社会の中の持続可能な森林と木材
    1. カーボンニュートラルな循環社会での木材利用
    20世紀の後半は異常な時代
    循環社会と持続可能な森林木材
    2. 次世代の循環社会を考える
    循環社会:新世紀にあたり循環社会再考
    3. 循環社会に進む道筋
    レスター・ブラウン『プランB』の中の森林
    小宮山宏元東京大学総長のプラチナ社会におけるイノベーションの中の森林
    4. この章の終わりに-重要な循環社会のコンセプトを大切に

    第3章:森林ガバナンスと木材利用者のパワー―サプライチェーン管理の課題
    1. 違法伐採問題への対処など森林管理への国際的な取り組みの概要
    違法伐採問題対応の背景
    政府による違法伐採対策の展開
    違法伐採対策としての緑のサプライチェーン管理
    クリーンウッド法とその課題
    2. 森林認証制度の展開
    森林認証とは? 歴史と現状─その役割と課題
    FSC とSGEC/PEFC はどう違うのか
    持続可能性と合法性
    3. 建築関係者と森林関係者との連携
    ①美しい木組みの家─古民家になる家と森林との関係
    ②森を育むプラットフォーム─ WMF 総会から
    ③60年にわたるまちづくりの経験と「小さな林業」
    4. この章の終わりに―森林ガバナンスに川下側からのインパクトを

    第4章:森林管理・木材利用における環境性能の「見える化」
    1. 木材とりわけ地域材の利用の環境性能―ウッドマイルズ指標の形成
    ウッドマイルズ指標作成の取り組みのきっかけ
    輸入木材の輸送過程消費エネルギー
    ウッドマイルズフォーラムが積み重ねた環境性能指標群の整理
    ウッドマイルズ関連指標の広がり
    ウッドマイルズ関連指標などの今後の課題
    2. カーボン・オフセットなどの資金調達システムと森林経営を巡る動向
    カーボン・オフセットとは
    我が国の森林吸収源によるカーボン・オフセットの動向
    カーボン・オフセット= Jクレジット森林管理に関する今後の課題
    「 川下にクレジットを付与する方法論について」勉強部屋サイトの提案(概要)
    3. この章の終わりに―「見える化」の今後の課題

    第5章:森林管理と企業・市民のコミュニケーション
    1. 企業による森づくり―脱炭素経営に向けた取り組みと森林の吸収量への関心
    炭素固定吸収量についての関心の高まり
    企業の情報開示に関するリスク評価の内容
    企業の情報開示に関する国内措置の新展開
    2. バイオマス木材のサプライチェーン管理と市民の支払う電気料金
    森林バイオマスはカーボンニュートラルか?500名以上の科学者が日本政府に(も)書簡
    3.森林環境税と市民―なぜ市民が森林環境税を支払うのか。課税がはじまった市民との対話
    なぜ環境森林税を支払うのか─この税の目的─
    この財源で市町村は何をやるのか(用途)
    学術関係者アカデミアの世界での議論─問題だらけの増税
    他の分野の学術関係者とのコミュニケーション
    4. この章の終わりに―市民向けのページ作成のハードル

    第6章:森林法、森林・林業基本法体系システムのグローバリティ・市民との関係
    1. 新たな森林・林業基本計画の作成過程と事前の意見募集
    基本計画の策定過程/審議開始にあたる意見募集─森林のガバナンスの確保を市民参加で
    2. 作成された新たな基本計画の骨子とパブコメの内容
    パブコメ課題1:次世代に向けた山づくりのリスクへの対応、再造林に関するガバナンス
    パブコメ課題2:カーボンニュートラルに向けて森林と木材の政策が具体化しているか?─特に木材利用とCN の関係は大切
    パブコメ課題3:前計画の「林業成長産業化」と、グリーン成長・新しい林業の関係は?
    パブコメその他の課題
    3. 2016年基本計画策定過程のパブコメ―SDGs(持続可能な開発目標)形成過程と勉強部屋サイト
    SDGs 作成過程から勉強部屋サイトではフォロー
    森林・林業基本計画にSDGs が位置付けられた経緯
    その結果は?
    4. この章の終わりに―勉強部屋サイトからのその他のパブコメとその重要性

    第7章:国際的な環境ガバナンスの進行と日本森林政策の関係
    1. 気候変動枠組み条約の進展と日本の森林ガバナンス
    対外的に約束している森林吸収量
    伐採木材拡大と森林の吸収量
    算定範囲を拡大することの意義
    京都議定書からパリ協定での伐採木材のカウント方法
    2. 生物多様性条約の進展と日本の森林ガバナンス
    生物多様性条約の達成指標問題
    30by30と森林のガバナンス
    生物多様性国家戦略作成過程への意見
    3. 欧州などの環境政策の進展と森林ガバナンス
    EUの違法伐採問題対策、国境措置とDD(デュー・デリジェンス)
    EUDR(EU 森林破壊防止規則:EU Deforestation Regulation)
    バイオマス発電に、ライフサイクルアセスメントによる温室効果ガス
    EUの炭素税などが日本に入ってくると、木造住宅はどうなる?
    日本の森林や木材ビジネスとの関係
    4. 日本から世界に発信すべき森林政策の先進事例
    EUTRの弱みを日本の業界団体認定システムが補強
    森林環境税
    5. この章の終わりに―グローバルな動向を配慮した森林政策

    第8章:終章―勉強部屋サイトのヒストリーと今後の課題
    1. 勉強部屋サイトの時代の流れ―時系列分析
    ①時代区分とコンテンツのカテゴリー
    ②勉強部屋サイトコンテンツカテゴリー分析の結果
    第1期:勉強部屋サイトシステム構築期
    第2期:木材業界などクリーンウッド対応システムづくり参画期
    第3期:勉強部屋サイトシステム拡張指向挑戦期
    第4期:2050CNなど施策の社会実装支援期
    2. 勉強部屋の蓄積と今後の課題
    3. この章の終わりに
    検討の背景:循環社会の主役としての持続可能な木材
    持続可能な木材の供給源としての持続可能な森林管理
    持続可能な森林ガバナンス実現への道筋と勉強部屋サイトの貢献
    持続可能な森林ガバナンス検討で、勉強部屋サイトが抜けている点

    Colmun01「 論語の算盤」で持続可能な森林は?―渋沢栄一の中の森林の位置
    Colmun02 牧野富太郎と四国の国有林(と私)
    Colmun03 森林のガバナンスからみた『人新世の「資本論」』

    脚注
    参考資料
    索引
  • 内容紹介

    地球環境と市民の視点から、日本の森林と木材利用のこれからを考える

    林野庁等で長きにわたり日本の森林政策にかかわってきた著者が考える、
    国際的な環境ガバナンスを踏まえたこれからの日本の森林や木材利用とは――。

    自己研鑽と問題提起のために自ら立ち上げたWEBサイト
    「持続可能な森林経営のための勉強部屋」による25年の活動を通し、
    産官学民の垣根を越えてさまざまな議論を重ねてきた著者だからこその視点、
    未来への提言をわかりやすくまとめた1冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    藤原 敬(フジワラ タカシ)
    1947年東京都生まれ。1972年東京大学農学部卒業。1972年5月林野庁入庁、高知営林局、林野庁(海外林業協力・林産物貿易・国有林業務など)、国際協力事業団、広島県林務部部長、中部森林管理局名古屋分局長、独立行政法人森林総合研究所理事(企画総務担当)、社団法人全国木材組合連合会常務理事、全国木材協同組合連合会専務理事などを経て、現在は一般社団法人持続可能な森林フォーラムの代表を務めるほか、一般財団法人林業経済研究所のフェロー研究員、一般社団法人全国木材組合連合会相談役などを務める。2004年4月、東京大学において博士(農学)取得。日本森林学会、森林計画学会、林業経済学会、環境経済・政策学会に所属。独自に「持続可能な森林経営のための勉強部屋」を立ち上げ、地球環境の視点から、日本の森林と木材を考える産官学民の情報交流広場を運営しており、1999年から毎月1回ニュースレターを配信中
  • 著者について

    藤原敬 (フジワラタカシ)
    1947年東京都生まれ。1972 年東京大学農学部卒業。
    1972年5月林野庁入庁。高知営林局、林野庁(海外林業協力・林産物貿易・国有林業務など)、
    国際協力事業団、広島県林務部部長、中部森林管理局名古屋分局長、
    独立行政法人森林総合研究所理事(企画総務担当)、社団法人全国木材組合連合会常務理事、
    全国木材協同組合連合会専務理事などを経て、
    現在は一般社団法人持続可能な森林フォーラムの代表を務めるほか、一般財団法人林業経済研究所のフェロー研究員、
    一般社団法人緑の循環認証会議(SGEC/PEFC ジャパン)評議員などを務める。

    独自に「持続可能な森林経営のための勉強部屋」を立ち上げ、地球環境の視点から、
    日本の森林と木材を考える産官学民の情報交流の広場を運営。
    1999年から毎月1回ニュースレターを配信中。

国際的な環境ガバナンスと日本の木材利用 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:築地書館
著者名:藤原 敬(著)
発行年月日:2025/07/22
ISBN-10:4806716871
ISBN-13:9784806716877
判型:A5
発売社名:築地書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:160ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:248g
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