ラテン語の世界史(ちくま新書) [新書]

販売休止中です

    • ラテン語の世界史(ちくま新書) [新書]

    • ¥1,15535 ゴールドポイント(3%還元)
100000009004118281

ラテン語の世界史(ちくま新書) [新書]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥1,155(税込)
ゴールドポイント:35 ゴールドポイント(3%還元)(¥35相当)
フォーマット:
日本全国配達料金無料
出版社:筑摩書房
販売開始日: 2025/06/11
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

ラテン語の世界史(ちくま新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    イタリアの一地方言語に過ぎなかったラテン語は、ローマ帝国の公用語として世界に広まり、西ローマ帝国崩壊後もキリスト教と結びついて普遍的公用語としての地位を築いた。しかし、やがて主要言語としての地位を失い、「教養」語となって現代に至る。長く歴史上に君臨したラテン語はいかにして広まり、生き続けてきたのか。ギリシア語との覇権争い、キリスト教との蜜月、各国の近代俗語との交代―「世界最強の言語」が歩んだ2000年以上に及ぶ数奇な運命に迫る。
  • 目次

    第1章 現代のラテン語
    「ラテン」とは何か?/ラテン文字の広がり/日本の大学ではラテン語が人気/キリスト教とラテン語/現代に「生きている」ラテン語/身の回りにはこんなにラテン語がある/学術用語はなぜラテン語なのか?

    第2章 ラテン語の起源
    ローマ建国の伝説/エトルリア語とラテン語/ギリシア語という先駆者/ギリシア語の韻律/ギリシアに魅了されたローマ/弁論家キケロの生涯/ギリシア哲学の導入/散文ラテン語の完成/ウェルギリウス――ラテン文学最高の詩人/ウェルギリウス『アエネイス』/ギリシアとローマを接続する叙事詩/ホラティウス――多彩なる韻文/オウィディウス――諧謔の詩人/ラテン語独自の恋愛詩/オウィディウス『変身物語』

    第3章 古代末期までのラテン語
    劇作家/古代ローマの出版流通/古代ローマの図書館/ラテン語の識字率/古代ローマの教育/役立つラテン語/ラテン語はいかにして伝わったのか?/ギリシア語圏への伝播/古典ラテン語と俗ラテン語/俗ラテン語の台頭/古典教養の衰退

    第4章 ラテン語とキリスト教
    「公用語」としてのラテン語/キリスト教は何を信じているのか?/原始教会とその言語状況/ラテン語圏の初期キリスト教とその言語/ローマ司教とキリスト教/東方ギリシア語圏との溝/新旧訳聖書/聖書のギリシア語訳/ヒエロニュムス/ウルガタ訳聖書/アウグスティヌスの生涯/聖書の文体とラテン語/中世キリスト教のラテン語へ

    第5章 初期中世から盛期中世のラテン語
    中世という時代/ラテン語からロマンス語へ/ラテン語発音の変化/ゲルマン諸王国はなぜラテン語を使ったのか?/修道院の生活/修道院における古典伝承/北方の修道院における古典伝承/古典を継承する修道士、ベタ・ウェネラビリス/イベリア半島の古典伝承/カロリング朝の教育復興/正しいラテン語を取り戻せ/正書法と発音/写本はいかに伝わったのか?/写本のために考案された書体/「ゴート族風の」ゴシック体

    第6章 学校・教育のラテン語
    修道院での教育/キリスト教と古典文学の葛藤/修道院に弁証論は必要?/移動する教師と生徒/弁証論の大流行/教科書や選集での教育/女性はラテン語とは無縁だったのか?/「教養ある女性」へ/修道女、ビンゲンのヒルデガルト/世俗女性の学識、エロイサ/フランス語前夜/ラテン語を駆逐するフランス語/聖書の俗語翻訳

    第7章 イタリア・ルネサンスから現代へ
    ラテン語からイタリア語へ/ラテン語の復興/大学で使われ
    るラテン語/ラテン語と教育/ラテン語賛美の陰り/エラス
    ムスの『キケロ主義者』/人文主義の陰り/ラテン語からス
    ペイン語へ/翻訳運動/日本宣教とラテン語/明治以後のラ
    テン語

    文法コラム
    1:文字・発音/2:動詞/3:名詞/4:前置詞・人称代名詞/
    5:形容詞/6:不定詞・命令法/7:修辞学・現在分詞

    読書案内
    人名・書名索引
  • 出版社からのコメント

    「世界最強の言語」はいかにして広まったのか。ギリシア語との覇権争い、キリスト教との蜜月――その謎に満ちた歴史を一望する。
  • 内容紹介

    ローマ帝国は滅びても
    ラテン語は滅びない

    いかにして西洋文化の基盤となったのか
    「世界最強言語」の謎に満ちた運命に迫る

    イタリアの一地方言語に過ぎなかったラテン語は、ローマ帝国の公用語として世界に広まり、西ローマ帝国崩壊後もキリスト教と結びついて普遍的公用語としての地位を築いた。しかし、やがて主要言語としての地位を失い、「教養」語となって現代に至る。長く歴史上に君臨したラテン語はいかにして広まり、生き続けてきたのか。ギリシア語との覇権争い、キリスト教との蜜月、各国の近代俗語との交代──「世界最強の言語」が歩んだ2000年以上に及ぶ数奇な運命に迫る。

    図書館選書
    「世界最強の言語」はいかにして広まったのか。ギリシア語との覇権争い、キリスト教との蜜月、近代俗語との交代、2000年以上に及ぶ数奇な運命に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    村上 寛(ムラカミ ヒロシ)
    1981年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。立教大学、明治学院大学、早稲田大学などで講師を務めるほか、人文知のプラットフォーム「クェス(QeS:Quid est Sapientia)」代表。2017年度よりKUNILABOでラテン語の講座を開講。専門は西洋中世思想
  • 著者について

    村上 寛 (ムラカミ ヒロシ)
    村上 寛(むらかみ・ひろし):1981年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。立教大学、明治学院大学、早稲田大学などで講師を務めるほか、人文知のプラットフォーム「クェス(QeS:Quid est Sapientia)」代表。2017年度よりKUNILABOでラテン語の講座を開講。専門は西洋中世思想。著書に『鏡・意志・魂─ポレートと呼ばれるマルグリットとその思想』(晃洋書房、2018年)などがある。

ラテン語の世界史(ちくま新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:村上 寛(著)
発行年月日:2025/06/10
ISBN-10:4480076875
ISBN-13:9784480076878
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:304ページ
縦:18cm
他の筑摩書房の書籍を探す

    筑摩書房 ラテン語の世界史(ちくま新書) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!