アラン―戦争と幸福の哲学(ちくま新書) [新書]
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アラン―戦争と幸福の哲学(ちくま新書) [新書]



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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2025/06/11
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アラン―戦争と幸福の哲学(ちくま新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    アランは思想の体系化や理論化を嫌い、具体的なものを目の前にして語り、ノートを毎日持ち歩き、プロポ(哲学断片)を綴り続けた。名著『幸福論』を通じて広く親しまれてきた彼の哲学には、二度の世界大戦が影を落としている。戦争の愚劣さを体験するため、自らすすんで従軍し、危険な前線に立ったアラン。その言葉は、暗い現代を生きる私たちに何を投げかけているだろう。生涯と思想の断片をつなぎ、「考えるとは否と言うこと」というアランの声に〈いま〉耳を傾ける、第一級の評伝。
  • 目次

    はじめに――「?獄にいる哲学者」の言葉を読む
    教師アランの教え/二度の世界大戦を生きた哲学者/アインシュタインの問い――「ひとはなぜ戦争をするのか」/「情け容赦なく存在する」ものの前で/?獄にとどまる哲学者/いま、アランを読む

    第一章 〈共和国〉の申し子――アランの生と哲学
    1 エミール・シャルティエ
      コメディ街三番地/城壁と草原と馬
    2 一八六八年に生まれて
      近代世界の広がりとともに/ナポレオン帝政の終焉/王党派と共和国の間で/書物と「知ること」への愛
    3 フランス第三共和政と哲学教師たち
      第三共和政と共和国の理念/ペルシュロンの旅立ち/教師ラニョーとの出会い

    第二章 なぜプロポで語るのか
    1 哲学教師シャルティエの出発
      最初の教室/パリ高等師範学校と哲学者サークル
    2 「反乱」とジャーナリズム
      ドレフュス事件と「共和国」の亀裂/『ロリアン新聞』の「アラン」
    3 〈アランのプロポ〉へ
      プロポ以前のアラン/便箋二枚、毎日書く/初期のプロポから――「馬」の痛みと「信じ込むこと」/哲学とプロポ

    第三章 第一次世界大戦と『マルス 裁かれた戦争』(一九二一年)
    1 プロポと戦争
      断片から世界を組み立てる/プロポの自在さ/開戦と入隊
    2 志願兵シャルティエの戦争
      教師の怒りと混乱/シャルティエの戦場とアランのプロポ/『精神と情念に関する八一章』『芸術の体系』そして『マルス』
    3 戦場でアランが見たもの
      生還した兵士の「沈黙」/死んだ兵士の「?」
    4 憤怒の兵卒が砲弾になる仕組み
      戦争という「システム」を書く/方法としての侮蔑

    第四章 鏡でしかない知性の時代へ
    1 「賢者」との対話
      未曾有の体験/「ツルハシ」をめぐる会話
    2 原因と必然の「知」
      「賢者」の怒り/「狂信」と「悲劇」/世界大戦を「説明」する
    3 「人間」が生み出したものによって「人間」が支配されるということ
      誰も始めなかった戦争/戦地の「人間と呼ばれるものたち」と「美しさ」

    第五章 第二次世界大戦との戦い
    1 「戦後」の日々へ
      教師アランと教え子たち/第一次世界大戦の?末
    2 アランの反戦主義と「戦間期」の政治状況
      一九二〇年代――「戦勝国」の首都パリで/「すでに戦争状態にある」ものに向けて/国際連盟――その役割と困難/「誓わねばならない」の呼びかけ
    3 大戦の再来
      一九三〇年代へ/反ファシズムと人民戦線/第三共和政フランスの敗北

    第六章 ?獄の思想――人間はどれほどのことができるのか
    1 アランの日記(一九三七?一九五〇)
      二〇一八年の「アラン・スキャンダル」/ヒトラーを読むアラン/ヒトラーの平凡さ/「反ユダヤ」の自問
    2 「われわれの自由」たる「神」に向かう思考
      痛みと悲しみの日々/祈り――「人間は人間にとって神である」/「純然たる急進主義者」スピノザとともに
    3 精神として、目を覚まし続けなくてはならない
      第二次世界大戦の終わり/ヴェイユを読むアラン/考えるとは否と言うこと/むすび ――「真の哲学者」アラン

    あとがき/図版出典一覧
  • 内容紹介

    考えるとは否と言うことだ!
    現在は、あの暗い時代とあまりに似ている――
    二度の世界大戦を生きた思想家の言葉の魂にふれる決定版評伝。

    アランは思想の体系化や理論化を嫌い、具体的なものを目の前にして語り、ノートを毎日持ち歩き、プロポ(哲学断片)を綴り続けた。名著『幸福論』を通じて広く親しまれてきた彼の哲学には、二度の世界大戦が影を落としている。戦争の愚劣さを体験するため、自らすすんで従軍し、危険な前線に立ったアラン。その言葉は、暗い現代を生きる私たちに何を投げかけているだろう。生涯と思想の断片をつなぎ、「考えるとは否と言うこと」というアランの声に〈いま〉耳を傾ける、第一級の評伝。

    図書館選書
    考えるとは否ということだ!思想の体系化を嫌い、毎日ノートにプロポ(哲学断片)を書き続けたアラン。二度の世界大戦を生きた哲学者の言葉をつなぐ第一級評伝。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 祐理子(タナカ ユリコ)
    1973年埼玉県生まれ。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。専門は哲学・科学史
  • 著者について

    田中 祐理子 (タナカ ユリコ)
    田中 祐理子(たなか・ゆりこ):1973年埼玉県生まれ。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。専門は哲学・科学史。著書に『科学と表象――「病原菌」の歴史』(名古屋大学出版会)、『病む、生きる、身体の歴史――近代病理学の哲学』(青土社)、『存在論のフロンティアーー自然・技術・形而上学』(共編、読者人)など。訳書にグザヴィエ・ロート『カンギレムと経験の統一性――判断することと行動すること 1926-1939年』(法政大学出版局)などがある。

アラン―戦争と幸福の哲学(ちくま新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:田中 祐理子(著)
発行年月日:2025/06/10
ISBN-10:4480076883
ISBN-13:9784480076885
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:18cm
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