ちょっと自慢できる京都の話―「平安京創生館」で知る都 [単行本]
    • ちょっと自慢できる京都の話―「平安京創生館」で知る都 [単行本]

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ちょっと自慢できる京都の話―「平安京創生館」で知る都 [単行本]
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ちょっと自慢できる京都の話―「平安京創生館」で知る都 [単行本]



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出版社:新評論
販売開始日: 2025/07/09
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ちょっと自慢できる京都の話―「平安京創生館」で知る都 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「?」と「!」の京都旅。約400年続いた平安時代、その都はどこにあるのだろうか?京都は旅人がつくるバーチャルな遊び空間に満ちて、飽きることがない。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 旅のはじまり(平安京創生館;大内裏;京都のチカラ)
    第2章 朱雀大路を歩く(JR京都駅の屋上から;羅城門;古都の景観 ほか)
    第3章 平安京三山(平安京の基準となった三山;船岡山;双ヶ岡 ほか)
  • 内容紹介

     読めばあなたも「ちょっと京都通」!
    1200年の古都に平安京の姿を追い求め、その魅力を移住者目線で綴る

     京都は、つくづく不思議なまちである。誰もが知っている「1200年の都」であり、30年以上前、清水寺のポスターからはじまったJR東海の「そうだ 京都、行こう」キャンペーンが今もなお、四季折々に変化する寺社の姿を見せて旅心を誘っている。だが、人を惹きつけているのは「眺め」だけではないだろう。眺めの向こうにある何か――平安の世からずっと、泰然と「時の流れ」を受け入れてきたその「しなやかさ」ではないだろうか。
     京都好きとはいっても京都通を自任するには到底及ばず、漠然と寺社をめぐる観光客にすぎなかった私が、京都に住みはじめて六年になる。手探りの「平安京探し」のきっかけは、「古典の日記念 京都市平安京創生館」(中京区)に展示されている復元模型を見たことだった。
     「京都のどこが平安京か?」と問われて、正確に答えられる人は少ないだろう。現在の京都と平安京の地図を重ねあわせると、その中心はかなりズレている。しかも平安京の風景は、そのほとんどが地下に眠っており、目にすることができない。だからこそこの古都は、旅人を誘うバーチャルな遊び空間として今も生きており、私たちを飽きさせない。
     意外なことに、平安京遷都にあたっては、二つの寺院を除いて建立が認められなかった。その二つとは、平安京の正門である羅城門を挟んで建てられた「東寺」と「西寺」である。東寺は時を超えて残り、西寺は地上から姿を消した。何が命運を分けたのか……探っていくと歴史の非情が見えてくる。
     400年続いた平安京は、その間に大きく姿を変えている。かつて朽ち果てた羅城門は「鬼の棲むところ」と恐れられ、メインストリートだった道幅84メートルの朱雀大路では牛が草を食んでいた……。さらに、明治維新によって都の地位をはく奪された後、失意から立ち上がろうとした京都人の底力を象徴する平安神宮や現代の景観論争に至るまで、このまちには平安京へのこだわりが底流として流れている。本書ではそれを移住者の目線で綴っていく。(かつまた・いくこ)

    図書館選書
    読めばあなたも「ちょっと京都通」!人々を惹きつけてやまない1200年の古都に底流として流れている平安京の姿を追い求め、その魅力を移住者目線で綴る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    勝又 郁子(カツマタ イクコ)
    東京生まれ、静岡育ち。国際基督教大学教養学部卒業。ジャーナリスト
  • 著者について

    勝又郁子 (カツマタイクコ)
    東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒。フリージャーナリスト。1986年から1995年までバーレーン、ウィーン、ロンドンで暮らし後、東京在住。2019年に京都に移住。著書に『クルド・国なき民族のいま』(新評論)などがある。

ちょっと自慢できる京都の話―「平安京創生館」で知る都 の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:勝又 郁子(著)
発行年月日:2025/07/10
ISBN-10:4794812930
ISBN-13:9784794812933
判型:B6
発売社名:新評論
対象:一般
発行形態:単行本
内容:旅行
言語:日本語
ページ数:219ページ
縦:19cm
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