判例講座刑法総論 [単行本]
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判例講座刑法総論 [単行本]



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出版社:立花書房
販売開始日: 2025/05/16
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判例講座刑法総論 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はしがき
    凡例
    目次

    第1講 因果関係の判断
    Ⅰ 刑法における因果関係の意義
     1 相当因果関係説
     2 「危険の現実化」としての因果関係
    Ⅱ 「危険の現実化」の判断方法
     1 総説
     2 被害者の特殊事情の考慮
     3 介在行為の考慮
    Ⅲ トランク監禁事件の検討
     1 平成18年判例の概要
     2 本決定の検討

    第2講 不真正不作為犯における作為義務
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 作為義務の発生根拠
     1 学説
     2 判例
    Ⅲ 近時の裁判例
     1 不作為の放火罪に関する裁判例
     2 不作為の殺人罪に関する裁判例
    Ⅳ ひき逃げと不作為犯
     1 刑法上の不作為犯
     2 道路交通法上の救護義務違反罪
    Ⅴ 不作為の死体遺棄罪
     1 問題の所在
     2 不作為の死体遺棄の実行行為
     3 作為義務者の範囲
     4 遺棄行為の終了時期

    第3講 正当防衛(1) ー緊急状況性の判断
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 正当防衛の時間的限界
     1 総説
     2 侵害の終了時期
    Ⅲ 正当防衛の規範的限界
     1 総説
     2 積極的加害意思による急迫性の否定
     3 自招侵害による正当防衛の制限
     4 侵害に先行する事情の考慮
    Ⅳ 具体的事例の分析
     1 相手方の元に出向く事例
     2 相手方を迎撃する事例
     3 不正の侵害を自ら招いた事例
    Ⅴ 行為全般の状況に基づく急迫性の判断
     1 平成29年判例の意義について
     2 「行為全般の状況」の考慮の方法について
     3 最近の裁判例について

    第4講 正当防衛(2) ー防衛行為の相当性の判断
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 「やむを得ずにした行為」の意義
     1 防衛行為の必要性・相当性
     2 行為態様の比較衡量・必要最小限度性
     3 最高裁判例の展開
     4 検討
    Ⅲ 盗犯等防止法における相当性
    Ⅳ 警察官の武器使用と正当防衛
     1 問題の所在
     2 警職法7条の構造
     3 判例
     4 検討

    第5講 正当防衛(3) ー防衛行為の一体性の判断
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 問題の所在
     1 侵害継続中の複数の防衛行為
     2 侵害終了後の追撃行為
    Ⅲ 判例の分析
     1 判例の展開
     2 判例理論の分析
    Ⅳ 若干の検討
     1 行為の一個性の判断
     2 一体的評価による逆転現象?
    Ⅴ 近時の裁判例の検討

    第6講 実質的違法性の判断
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 実質的違法性阻却の判断
     1 総説
     2 外務省機密漏洩事件
    Ⅲ 不法残留罪における実質的違法性
     1 平成17年判例
     2 検討
    Ⅳ 親権者による略取誘拐行為
     1 2つの最高裁判例
     2 検討

    第7講 故意と事実の錯誤(1) ー構成要件該当事実の錯誤
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 故意の認識対象
     1 客観的構成要件該当事実の認識・予見
     2 違法性阻却事由の認識の欠如
    Ⅲ 構成要件該当事実の錯誤
    Ⅳ 具体的事実の錯誤
     1 判例・学説の状況
     2 検討
    Ⅴ 抽象的事実の錯誤
     1 判例・学説の状況
     2 実質的符合の限界

    第8講 故意と事実の錯誤(2) ー因果関係の錯誤をめぐる問題
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 因果関係の錯誤をめぐる学説の展開
     1 問題となる事例
     2 通説の理解
    Ⅲ 遅すぎた構成要件実現
     1 総説
     2 中止行為による結果発生?
    Ⅳ 早すぎた構成要件実現
     1 平成16年判例の事実関係・判旨
     2 平成16年判例の論理について
     3 若干の検討

    第9講 故意と事実の錯誤(3) ー違法性阻却事由の錯誤
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 違法性阻却事由の錯誤について
     1 総説
     2 違法性阻却事由の錯誤と違法性の錯誤
    Ⅲ 誤想防衛・誤想過剰防衛
     1 総説
     2 具体例の検討
    Ⅳ 誤想過剰防衛に関連する問題
     1 防衛行為と第三者
     2 正当防衛状況をめぐる議論と誤想(過剰)防衛との交錯?
     3 盗犯等防止法による誤想防衛の免責
     4 複数人による防衛行為と過剰性の誤信
    Ⅴ 近時の裁判例の検討

    第10講 故意の認定をめぐる問題
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 故意の態様
     1 総説
     2 未必の故意
     3 条件付き故意
    Ⅲ 殺意の認定
     1 総説
     2 認識と認容の関係
     3 司法研究の提言とその評価
     4 最近の最高裁判例について

    第11講 過失犯(1) ー過失犯の構造
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 過失犯の構造について
     1 学説の諸相
     2 判例における過失構造論
    Ⅲ 結果回避義務の判断
     1 総説
     2 信頼の原則
     3 結果回避可能性
    Ⅳ 予見可能性の判断
     1 結果の予見可能性
     2 因果経過の予見可能性

    第12講 過失犯(2) ー近時の特殊過失事件について
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 三菱自動車ハブ脱落事件
     1 事実関係
     2 訴訟経過
     3 決定要旨
     4 検討
    Ⅲ 渋谷温泉施設爆発事件
     1 事実関係
     2 決定要旨
     3 検討

    第13講 責任能力の判断について
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 責任能力の意義
     1 総説
     2 精神の障害の意義
     3 弁識能力・制御能力
     4 法律判断としての責任能力
     5 裁判員裁判と責任能力
    Ⅲ 近時の判例の動向
     1 最判平成20・4・25(刑集62巻5号1559頁)
     2 最決平成21・12・8(刑集63巻11号2829頁)
     3 最判平成27・5・25(判時2265号123頁)

    第14講 実行の着手について
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 「実行の着手」をめぐる基本的理解
     1 形式的客観説・実質的客観説
     2 行為としての危険・結果としての危険
     3 犯行計画の進捗度としての「実行の着手」
    Ⅲ 危険性の判断方法
     1 平成16年判例の理解
     2 犯行計画に基づく危険性の判断
    Ⅳ 間接正犯・離隔犯の実行の着手
     1 総説
     2 具体的危険性の内容
    Ⅴ 近時の判例の動向
     1 覚せい剤輸入罪の実行の着手
    (最判平成20・3・4刑集62巻3号123頁)
     2 無許可輸出罪の実行の着手
    (最判平成26・11・7刑集68巻9号963頁)
     3 詐欺罪の実行の着手(最判平成30・3・22刑集72巻1号82頁)
     4 窃盗罪の実行の着手(最決令和4・2・14刑集76巻2号101頁)

    第15講 共同正犯をめぐる問題(1) ー共謀共同正犯の成否について
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 基本的な理解
     1 共犯としての共同正犯/正犯としての共同正犯
     2 広義の共犯の処罰根拠としての因果性
     3 正犯としての共同正犯
    Ⅲ 共同正犯の正犯性
     1 共謀共同正犯の成否
     2 重要な因果的寄与
     3 関与者間の共同性
    Ⅳ 判例の展開
     1 判例における「共謀」の理解
     2 近時のけん銃所持に関する共謀の認定について
     3 最近の判例の動向

    第16講 共同正犯をめぐる問題(2) ー共犯関係の解消について
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 基本的な理解
     1 因果性遮断説
     2 実行の着手前の離脱
     3 実行の着手後の離脱
    Ⅲ 最高裁判例の分析
     1 最決平成元・6・26(刑集43巻6号567頁)
     2 最決平成21・6・30(刑集63巻5号475頁)
     3 最判平成6・12・6(刑集48巻8号509頁)
    Ⅳ 解消の規範的評価について
     1 共謀の危険の現実化の判断
     2 犯行からの排除

    第17講 共同正犯をめぐる問題(3) ー承継的共同正犯の成否について
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 従来の議論について
     1 判例・裁判例の動向
     2 学説の状況
    Ⅲ 平成24年判例の意義について
     1 平成24年判例の概要
     2 本決定の意義について
    Ⅳ 因果性の必要な範囲
    Ⅴ 特殊詐欺の「受け子」と「だまされたふり作戦」
     1 問題の所在
     2 平成29年決定の意義

    第18講 共同正犯をめぐる問題(4) ー共謀の射程について
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 共謀の射程の意義
     1 「共謀の射程」と故意・錯誤論との区別
     2 心理的因果性としての「共謀の射程」
     3 共謀の射程の判断基準
     4 具体例の分析
    Ⅲ 近時の裁判例の検討
     1 大阪地判平成24・4・25(LEX/DB25481186)
     2 広島地判平成24・6・1(判時2226号123頁)
     3 東京地判平成29・7・3(判時2429号114頁)
     4 大阪高判令和2・5・26(高刑速(令2)381頁)

    第19講 共同正犯をめぐる問題(5) ー過失犯の共同正犯について
    Ⅰ はじめに
    Ⅱ 学説の諸相
     1 議論の前提
     2 過失同時犯への解消?
     3 共同義務の共同違反
    Ⅲ 判例・裁判例の動向
     1 最判昭和28・1・23(刑集7巻1号30頁)
     2 名古屋高判昭和61・9・30(高刑集39巻4号371頁)
     3 東京地判平成4・1・23(判時1419号133頁)
    Ⅳ 明石歩道橋事件
     1 事実関係
     2 決定要旨
     3 若干の検討

    事項索引
    判例索引
  • 内容紹介

    判例・学説の基本を平易に説明した上で、実務的な議論に関する検討を行う。実務的に問題となっている新たな課題や最新の判例・裁判例についても、踏み込んだ検討を加えた。

    【本書のポイント】
    ●初学者にも警察・刑事司法の実務家にも適した判例学習の教科書!
    刑法総論の基礎知識及び判例・学説を平易に説明し、客観的に分析した上で、実務上の新たな課題や最新判例も踏み込んで検討。刑法総論の基本的な理解と実務の問題解決に資する教科書!

    ●月刊誌「警察学論集」(警察大学校編集)の人気連載を単行本化!
    「警察学論集」の好評連載に、書き下ろしを1講加えて単行本化。令和5年の最高裁判例までを追加し、判例・学説に関する検討も含めて大幅にアップデート!

    ●判例講座シリーズをあわせて読むことで刑事判例がよくわかる!
    『判例講座刑法各論』(続刊予定)、川出敏裕教授の『判例講座刑事訴訟法』〔捜査・証拠篇〕・〔公訴提起・公判・裁判・上訴篇〕とあわせて学習するのがおすすめ!
  • 著者について

    橋爪隆 (ハシヅメタカシ)
    東京大学大学院法学政治学研究科教授

判例講座刑法総論 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:立花書房
著者名:橋爪隆(著)
発行年月日:2025/05
ISBN-10:4803743541
ISBN-13:9784803743548
判型:A5
発売社名:立花書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:512ページ
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