日本人戦犯裁判とフランス―インドシナ・サイゴン裁判・東京裁判をめぐる攻防 [単行本]
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日本人戦犯裁判とフランス―インドシナ・サイゴン裁判・東京裁判をめぐる攻防 [単行本]
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日本人戦犯裁判とフランス―インドシナ・サイゴン裁判・東京裁判をめぐる攻防 [単行本]



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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2025/06/19
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日本人戦犯裁判とフランス―インドシナ・サイゴン裁判・東京裁判をめぐる攻防 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    東京裁判とBC級裁判では、「戦勝国」かつ「被害者」である連合国が、日本人による戦争犯罪の裁きを行った。そのうちの一国がフランスであったが、第二次世界大戦下にドイツ占領下に置かれたフランスは、インドシナで駐留する日本と協力関係を築いていた。このような状況にあったフランスが、日本人戦犯裁判にどう関与していたのかほとんど知られていない。本書では日仏共存した仏領インドシナ時代から、サイゴン裁判、東京裁判に至るまでの過程を克明に再現し、「未完の脱植民地化」を明らかにする。
  • 目次

    はじめに――日本人戦犯裁判を読み直す

    第一章 第二次世界大戦期のインドシナ――日本とフランスの「共存」
     はじめに
     1 日本の仏印進駐とフランスの対応
       仏印軍の脆弱さと日本軍の北部仏印進駐/ランソン武力進駐事件/
       南部仏印進駐と太平洋戦争の開始/日本人とフランス人の競合/日仏の奇妙な共存
     2 インドシナのヴィシー化 
       国民革命の展開/フランス人の二枚舌/青年運動の展開/
       ベトナム民族意識高揚への加担/ドゴール派の弾圧
     3 日仏の協力?
       共同支配のカムフラージュ/「文化交流」という枠組み/日本語教育をめぐる攻防/
       プロパガンダにおける戦略/日本によるラジオ放送や出版物
     おわりに

    第二章 戦後インドシナをめぐる混乱と「清算」
     はじめに
     1 残留日本人という脅威
       ベトミンによるリクルート/フランスの対応と日本の協力/ベトミンの警戒
     2 ヴィシー派植民地当局の責任追及
       インドシナにおける「粛清」/フランスでの調査委員会/ヴィシー主義普及に対する糾弾
     3 日本との共存に対する批判
       日本のプロパガンダの影響/問われた「親日度」/日本人に対する「抵抗」の強調/
       日本人との不都合な協力関係
     4 ドゴール派弾圧とレジスタンス活動の不在
       ドゴール派密告の追及/反駁する者たち/レジスタンスの「捏造」
     おわりに

    第三章 サイゴン裁判で何が裁かれたのか
     はじめに
     1 裁判開廷への道 
       連合国戦争犯罪委員会の設置/インドシナにおける戦犯調査の準備/
       イギリス軍と中国軍の駐留/フランスには戦犯処理の権限があるのか/
       フランスによる戦犯調査の開始/フランスと中国の確執/フランスの執念
     2 サイゴン裁判の概要
       裁判開廷/何が裁かれたのか/裁かれなかったもの
     3 裁判の判決
       クラチエ事件裁判(第三号事件)/プノンペン憲兵隊裁判(第八号事件)/
       ニャチャン憲兵隊裁判(第九号事件)/サイゴン憲兵隊裁判(第一一号事件)/
       パクセ収容所裁判(第一三号事件)/仏印捕虜収容所裁判(第一四号事件)/
       ハノイ憲兵隊裁判(第二九号事件)/ランソン虐殺事件裁判(第三九号事件)/
       高官の免訴
     4 裁判のその後――服役と恩赦
       プロコンドール島での生活/恩赦
     おわりに

    第四章 東京裁判というアリーナ――連合国と法律家たちの思惑
     はじめに
     1 裁判開廷への道
       国際法廷の設置/困難な人選/アメリカによる任命
     2 訴因をめぐる攻防
       フランス代表団の到着/オネトの格闘/法廷外の奮闘
     3 フランスによる立証段階
       証拠の収集/言語をめぐる騒動/オネトによる立証/弁護側の反論/フランスの復権
     4 判決をめぐる思惑 
       多数派判事による判決/ベルナール判事の個別意見/ベルナールに対する反応/
       ペシュコフの見解と減刑の提案
     おわりに

    おわりに――植民地主義の根深さ

     注
     年表
     参考文献
     あとがき
     索引
  • 内容紹介

    裁く権限はどこにあるのか――

    日仏の奇妙な「共存」の果てに、戦後の裁きは行われた。
    日仏越の最新の資料を用いて、忘却された戦犯裁判の実態と、そこに表れる植民地主義の根深さに迫る。

    東京裁判とBC級裁判では、「戦勝国」かつ「被害者」である連合国が、日本人による戦争犯罪の審議を行った。そのうちの一国がフランスであったが、第二次世界大戦下にドイツ占領下に置かれたフランスは、インドシナで駐留する日本と協力関係を築いていた。このような状況にあったフランスが、日本人戦犯裁判にどう関与していたのかほとんど知られていない。
    本書では日仏共存した仏領インドシナ時代から、サイゴン裁判、東京裁判に至るまでの過程を克明に再現し、「未完の脱植民地化」を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    難波 ちづる(ナンバ チヅル)
    慶應義塾大学経済学部教授。専門はフランス植民地史(インドシナ)。1995年慶應義塾大学経済学部卒業、1997年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、2006年リュミエール・リヨン第2大学博士課程修了(歴史学博士)
  • 著者について

    難波ちづる (ナンバチヅル)
    慶應義塾大学経済学部教授。専門はフランス植民地史(インドシナ)。1995年慶應義塾大学経済学部卒業、1997年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、2006年リュミエール・リヨン第2大学博士課程修了(歴史学博士)。

日本人戦犯裁判とフランス―インドシナ・サイゴン裁判・東京裁判をめぐる攻防 の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:難波 ちづる(著)
発行年月日:2025/06/25
ISBN-10:4766430352
ISBN-13:9784766430356
判型:B6
発売社名:慶應義塾大学出版会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:290g
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