東アジアにおける移動と交錯―内モンゴル、中国東北、朝鮮をつなぐ近現代地域史 [単行本]
    • 東アジアにおける移動と交錯―内モンゴル、中国東北、朝鮮をつなぐ近現代地域史 [単行本]

    • ¥5,940179 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004124803

東アジアにおける移動と交錯―内モンゴル、中国東北、朝鮮をつなぐ近現代地域史 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥5,940(税込)
ゴールドポイント:179 ゴールドポイント(3%還元)(¥179相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2025/05/15
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

東アジアにおける移動と交錯―内モンゴル、中国東北、朝鮮をつなぐ近現代地域史 の 商品概要

  • 目次

     はじめに[広川佐保]

    第一章 戦前期朝鮮~中国華北における除虫菊栽培とその展開――済州島を中心に[辻大和]
     はじめに
     Ⅰ 除虫菊とは
     Ⅱ 朝鮮での除虫菊導入
      1.朝鮮での除虫菊導入――長岡佐介商店の活躍
      2.統計からみる朝鮮での除虫菊生産状況
      小括
     Ⅲ 済州島での除虫菊栽培
      1.済州島内での除虫菊栽培奨励状況
      2.一九三九年の農業技師高橋昇による除虫菊栽培調査記
      小括
     Ⅳ 一九四一年前後の日本勢力圏における除虫菊栽培の動向
      1.大日本除虫菊
      2.長岡佐介商店
      3.中国大陸へ
      4.帝国除虫菊の青島工場
      小括
     Ⅴ 除虫菊の需要について
      除虫菊の限界など
      小括
     おわりに

    コラム1 京城帝国大学の満洲モンゴル探検[辻大和]
     先鞭:薬学関連
     社会学、人類学からのアプローチ
     満蒙文化研究会
     一九三八年の京城帝国大学蒙疆学術探検隊
     資料の状況

    第二章 一九一〇~一九二〇年代における満鉄公所の活動について――東部内モンゴルとの関わりを中心に[大野太幹]
     はじめに
     Ⅰ 満洲各地の満鉄公所
      1.最初の満鉄公所――奉天公所
      2.哈爾濱公所
      3.北京公所
     Ⅱ 東部内モンゴルにおける満鉄公所
      1.鄭家屯公所
      2.斉斉哈爾公所
      3.洮南公所
     おわりに

    コラム2 史料から見る近代日本とモンゴルの関係――国立公文書館アジア歴史資料センター公開史料を中心に[大野太幹]
     はじめに
     満洲事変前までのモンゴル関係史料
     満洲国期・蒙疆政権期のモンゴル関連史料

    第三章 センゲリンチンの「遺産」――昌図金氏と「七里界」[広川佐保]
     はじめに
     Ⅰ 清朝時代における「蒙地」の開墾と昌図金氏
      1.ホルチン左翼後旗への昌図金氏の移住
      2.センゲリンチンの襲爵――開墾と「七里界」の形成
      3.センゲリンチン――太平天国、アロー戦争、捻軍鎮圧まで
     Ⅱ 清末から民国期における「七里界」
      1.フルフンの台頭
      2.辛亥革命前後の「七里界」
     Ⅲ 一九二〇年代、奉天省の土地整理と「七里界」
      1.「対華二十一カ条要求」以降、日本の内モンゴル東部進出
      2.奉天官地清丈局による「六県清丈」
      3.東洋拓殖株式会社による地券買収
      4.文書から浮かび上がる「七里界」
      5.「七里界」におけるモンゴル人と旗の関係
     Ⅳ 満洲国成立と「七里界」の消滅
      1.満洲国期の変化――「蒙地奉上」と朝鮮人移民
      2.昌図金氏のゆくえ
     おわりに

    コラム3 「在外朝鮮人事情研究会」とその出版物――一九二〇年代、朝鮮と中国東北・モンゴル・沿海州をつないだもの[広川佐保]
     雑誌創刊の背景――朝鮮人の移動と東北アジア
     研究会をめぐるひとびと
     『在外朝鮮人事情』誌
     内モンゴル東部への朝鮮人移民――鄭家屯から白音太来へ

    第四章 西遼河流域における天然ソーダ資源の開発――一九一〇~一九二〇年代における日中企業の活動を中心に [烏尼爾(ウニル)]
     はじめに
     Ⅰ 西遼河流域における天然ソーダ産地の分布
      1.地理的環境と天然ソーダ産地の形成
      2.天然ソーダ資源の分布
     Ⅱ 漢人による天然ソーダ資源の開発
      1.「大興合資有限公司」の設立
      2.「遼西公司」と「碱業公司」
     Ⅲ 西遼河流域における天然ソーダ資源の生産量
     Ⅳ 日系企業の進出
      1.「東京アルカリ工業株式会社」の活動
      2.「三国公司」と「蒙古曹達工業株式会社」の進出
      3.日系企業に対する中華民国側の警戒
     おわりに

    コラム4 在韓モンゴル人とモンゴルタウン[深井啓]
     韓国を目指すモンゴル人――統計資料から
     モンゴルタウンの形成とそのエスニック・タウンとしての機能

    第五章 東部内モンゴルにおける大倉財閥の農場進出――華興公司を中心に [ボルジギン・ブレンサイン]
     はじめに
     Ⅰ 対モンゴル王公借款
      1.ハラチン(喀喇泌)王借款
      2.粛親王借款
      3.ナイマン(奈曼)王に対する借款
     Ⅱ 東部内モンゴルにおける大倉財閥の農場経営
      1.大倉喜八郎による「蒙地」獲得への試み
      2.華興公司の設立
     Ⅲ 華興公司農場をめぐる日中交渉事件
     Ⅳ 華興公司と満鉄の関係――牧場経営
     Ⅴ 満洲事変時の華興公司襲撃事件
     Ⅵ 満洲事変後の事後処理と経営再建
     おわりに

    コラム5 「蒙疆大米」はいかに誕生したのか――内モンゴルにおける朝鮮族の移住[ボルジギン・ブレンサイン]

     地図
      地図A 現代の東アジア
      地図B 20世紀の東北アジア
      地図C 朝鮮半島

     編著者・執筆者紹介
  • 内容紹介

    本書では、日本統治時期における中国東北、モンゴル、朝鮮など、多民族社会に関するさまざまな歴史資料をもとに、これらの地域における人とモノの流れを横断的に捉え、かつ1945年前後の歴史の連続性に着目した点に特色があります。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    辻 大和(ツジ ヤマト)
    横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院/都市科学部准教授。博士(文学)

    広川 佐保(ヒロカワ サホ)
    新潟大学人文学部教授。博士(経済学)

    ブレンサイン,ボルジギン(ブレンサイン,ボルジギン/Burensain,Borjigin)
    滋賀県立大学人間文化学部教授。博士(文学)
  • 著者について

    ボルジギン・ブレンサイン (ボルジギン ブレンサイン)
    滋賀県立大学人間文化学部教授。博士(文学)。
    主な業績に、著書『近現代におけるモンゴル人農耕村落社会の形成』(風間書房、2003年)、共編著書『境界に生きるモンゴル世界――20世紀における民族と国家』(八月書館、2009年)、編著書『内モンゴルを知るための60章』(明石書店、2018年)、論文「九世パンチェン=エルデニの東部内モンゴル歴訪と奉天当局の対応――モンゴル、チベット、中国三者関係の構造をめぐる事例研究として」(『日本モンゴル学会紀要』31、2001年)などがある。

    広川 佐保 (ヒロカワ サホ)
    新潟大学人文学部教授。博士(経済学)。
    主な業績に、論文「近代モンゴルにおける漢人移住の歴史――『旅蒙商』、『労働者』から『蒙古帰僑』へ」(岡洋樹編『東北アジア研究センター叢書:移動と共生の東北アジア』2020年)、編著書『近代内モンゴルにおけるモンゴル語出版物の歴史――出版社と知識人を中心に』(成文社、2021年)、論文「蒙疆政権期、オラーンチャブ盟の設立とその意義」(『アジア経済』65[4]、2024年12月)などがある。

    辻 大和 (ツジ ヤマト)
    横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院/都市科学部准教授。博士(文学)。
    主要な業績に、著書『朝鮮王朝の対中貿易政策と明清交替』(汲古書院、2018年)、編著書『調査研究報告64号 東アジアの歴史イメージとコンテンツ』(学習院大学東洋文化研究所、2018年)、論文「京城帝国大学の内モンゴル調査――1938年調査団の派遣背景をめぐって」(『常盤台人間文化論叢』7[1]、2021年)などがある。

東アジアにおける移動と交錯―内モンゴル、中国東北、朝鮮をつなぐ近現代地域史 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:ボルジギン ブレンサイン(編著)/広川 佐保(編著)/辻 大和(編著)
発行年月日:2025/03/31
ISBN-10:4750359319
ISBN-13:9784750359311
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:244ページ
縦:22cm
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 東アジアにおける移動と交錯―内モンゴル、中国東北、朝鮮をつなぐ近現代地域史 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!