近親性交―語られざる家族の闇(小学館新書) [新書]

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近親性交―語られざる家族の闇(小学館新書) [新書]



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出版社:小学館
販売開始日: 2025/05/31
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近親性交―語られざる家族の闇(小学館新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “本書で綴っているのは、加害者家族との関わりの中で露呈した事実であり、これまで明るみに出ることはなかった家族の闇である”。長年にわたり犯罪の加害者家族支援を行ってきた著者が、これまで頑なに沈黙を貫いてきた「近親性交」当事者たちの心の奥深くに分け入り、自ら関わった具体的な事例を提示。「家族神話」の弊害を詳らかにし、家族という密室から助けを求める叫びに蓋をしてきた日本社会のタブーに風穴を開ける。
  • 目次

    はじめに

    第一章 父という権力

    (一)息子が殺人犯となった理由
    脅されていた親子
    殺人犯の父親になって
    父子の隠された事情
    妻に隠し続けてきた事実
    愛した人からの裏切り

    (二) 家族の敵は家族
    セレブ妻の転落
    初恋の人は父だった
    姉も共犯と訴える妹
    父と親密になる長女
    それでも父は悪くない
    無力化された母親
    父親の虚像

    (三)父と娘の対立
    家族への強い拘りが引き起こす事件
    「お父さん」と呼んで欲しかった
    学歴のない母親はいらない
    子どもには親を選ぶ権利がある
    祖父母の援助が招く支配

    (四) 父子性交の実態
    尊属殺人の違憲性が争われた事件
    社会的劣等感が及ぼす家庭への影響

    第二章 母という暴力

    (一) 無期囚と家族
    凶悪犯からの手紙
    加害者家族には関わりたくない
    夫が無期でも離婚しない理由
    話が噛み合わない家族
    買い物袋に入れられたコンドーム
    両親から受け継がれた差別意識
    長期受刑者の妻が抱える欲求不満

    (二) 息子の子を出産した母
    交際相手に送り付けられた藁人形
    セックスレス十五年
    母が出産しました
    息子との性交は回避できたか

    (三) 性犯罪者の母の責任
    幼児にわいせつ行為をした息子
    再逮捕、離婚……
    性風俗なんて許せない
    頼るべきは家族だけ
    身体を張って息子を守る

    (四) 母子性交の実態
    毒母の素顔

    第三章 長男という呪い

    (一) 姉による性暴力
    弟が姉をレイプした理由
    姉にいたずらされていた
    次女は補欠でいらない子
    長女が知らなかった家族の裏の顔
    弟の復讐
    分断されたきょうだい

    (二) 傷ついた者たち
    ブラザーコンプレックスの妹に悩まされる兄
    「兄離れ」の兆し
    高学歴難民になった兄
    妹の駆け落ち
    二度と離れまいと結ばれた兄妹
    近親事実婚

    (三) きょうだい性交の実態
    長男という呪縛と女の復讐

    第四章 近親性交で生まれた子どもたち

    (一)近親性交による妊娠
    村の伝説と孤立出産
    姉妹の秘密

    (二)出自を知る権利
    欧米諸国の取り組み
    子どもの受け止め方は千差万別

    第五章 近親性交が生じる背景

    家族による性の束縛
    家族の孤立と親密化
    親の責任と子どもの権利
    女性の性の抑圧
    きょうだい間の差別
    貧しい性教育
    歪んだエリート教育
    近親性交を処罰する法律
    家族機能の社会化
    性の自立と解放へ

    おわりにー共犯者から被害者へー
  • 内容紹介

    大反響3刷!家庭は本当に安全な場所なのか

    社会学者・橋爪大三郎氏大絶賛!
    「家族の暗部を明るみに出す、勇気ある書物だ」

    阿部恭子さんは2008年、日本初の加害者家族の支援団体を立ち上げた。24時間電話相談を受け付け、転居の相談や裁判への同行など彼らに寄り添う活動を続け、これまでに受けた相談は3000件以上に及ぶ。
    対話を重ね心を開いた加害者家族が打ち明けた近親性交の具体的な実例と、そこから見えてきた家族の闇について綴った渾身の一冊。

    「私は父が好きだったんです。好きな人と愛し合うことがそんなにいけないことなのでしょうか」(第一章「父という権力」より)

    「母が出産しました。僕の子供です……」(第二章「母という暴力」より)

    「この子は愛し合ってできた子なんで、誰に何を言われようと、この子のことだけは守り通したいと思っています」(第三章「長男という呪い」より)

    果たして家庭は安全な場所なのか――声なき声をすくい上げ、家族の罪と罰をつまびらかにする。

    **
    本書は、アクセシビリティに配慮した本です。視覚障害・肢体不自由などの理由で必要とされる方に、本書のテキストデータを提供いたします。本書巻末よりお申し込みください。
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    【編集担当からのおすすめ情報】
    社会的弱者や少数者をすくい上げる活動を続け、これまで『息子が人を殺しました』(幻冬舎)や『高学歴難民』(講談社)などを執筆してきた筆者が今、届けたいと渾身の力を振り絞って綴った最新作です。
    「近親性交」というタイトルにギョッとさせられるかもしれませんが、そうした性の問題から目を背け続けてきたことが、令和になっても家族間における性交がなくならない理由のひとつなのかもしれません。読んでいただければ、決して他人事ではないと思っていただけるはずです。
    阿部さんは取材や講演会で必ず「まずはこういう人たちがいることを知ってほしい」と語ります。あなたも本書を手に取って「知る」ことから始めてみませんか。

    図書館選書
    母と息子、父と娘、兄と妹の間の性交、そしてその間に生まれた子供――犯罪の加害者家族の支援を続ける著者が、加害者家族らと対話を重ねることでみえてきた家族間性交の事例を通し「家族神話」の闇を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    阿部 恭子(アベ キョウコ)
    1977年宮城県仙台市生まれ。特定非営利活動法人World Open Heart理事長。東北大学大学院法学研究科博士課程前期修了(法学修士)。2008年大学院在学中、日本で初めて犯罪加害者家族を対象とした支援組織を設立。近年、ノンフィクションライターとして「現代ビジネス」、プレジデントオンラインなどで事件に関する記事を発信。日本文藝家協会会員

近親性交―語られざる家族の闇(小学館新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:小学館
著者名:阿部 恭子(著)
発行年月日:2025/06/07
ISBN-10:409825493X
ISBN-13:9784098254934
判型:新書
発売社名:小学館
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:18cm
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