大画家ティツィアーノの歴史物語―パトロンは宮廷だった [単行本]

大画家ティツィアーノの歴史物語―パトロンは宮廷だった の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  イタリア・ルネサンスの画家、ティツィアーノとたどる歴史物語！有力者の肖像画や神話画を多く描き、ヴェネツィアを中心に活躍したティツィアーノ。ルネサンス時代のイタリアの輝きとともに、歴史をめぐる旅へ！

• 目次

  巻頭カラー口絵４P
  はじめに
  第１章　　ヴェネツィア　――公認画家に――
  第２章　　フェッラーラ　――依頼は神話画だった――
  第３章　　マントヴァ　――犬と並ぶ公爵――
  第４章　　ウルビーノ　――大ヒット『宮廷人』――
  第５章　　ローマ教皇　――抜け目ない眼差し――
  第６章　　カール五世と狩猟犬　――ティツィアーノと出会う――
  第７章　　カール五世に捧げる絵　――隠遁は絵とともに――
  第８章　　マリア・デ・ハンガリー　――地獄に堕ちた者たち――
  第９章　　フェリペ二世とポエジア　――ポエジアとは――
  第１０章　フェリペ二世　――政治・宗教――
  第１１章　ティツィアーノ　こぼれ話
  執筆を終えて／参考文献／図版出典一覧

• 出版社からのコメント

  神聖ローマ皇帝カール五世やスペイン王家の肖像画などを描いたイタリア・ルネサンスを代表する大画家ティツィアーノの生涯を描く

• 内容紹介

  イタリア・ルネサンスを代表する画家ティツィアーノ。
  当時の輝きとともに、歴史をめぐる旅へ！
  
  ティツィアーノは15世紀終わり頃、ヴェネツィアに生まれたイタリア・ルネサンスの画家。依頼者からの注文に合わせ、肖像画や神話画などさまざまな作品を遺した。中でも神聖ローマ皇帝カール五世をはじめ、スペイン王家やハプスブルク家の人たちの肖像画を多く描いている。また故郷ヴェネツィアを愛し、スペイン王からの招聘にも応じず、生涯ヴェネツィアにとどまった。時のローマ教皇や皇帝など有力者とのかかわり、当時のヨーロッパの時代背景をまじえ、大画家ティツィアーノの生涯を描く。
  
  図書館選書
  神聖ローマ皇帝カール五世やスペイン王家の肖像画等を描いたイタリア・ルネサンスを代表する大画家ティツィアーノの生涯を、時のローマ教皇や皇帝等有力者との関り、当時のヨーロッパの時代背景をまじえスペイン史著述家が描く

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  西川 和子(ニシカワ カズコ)
  スペイン史著述家、早稲田大学理工学部応用化学科卒

• 著者について

  西川 和子 (ニシカワ カズコ)
  スペイン史著述家、早稲田大学理工学部応用化学科卒。
  著書に『スペイン宮廷画物語』『スペイン十八世紀への招待』『狂女王フアナ』『スペイン フェリペ二世の生涯』『スペインの貴公子フアンの物語』『オペラ「ドン・カルロ」のスペイン史』『ギター前史　ビウエラ七人衆』『宮廷人ベラスケス物語』『スペインレコンキスタ時代の王たち』『スペイン中世烈女物語』『エル・グレコ祭壇画物語』（以上、いずれも彩流社）『スペイン謎解き散歩』（KADOKAWA）がある。

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