お土産の文化人類学―地域性と真正性をめぐって [単行本]
    • お土産の文化人類学―地域性と真正性をめぐって [単行本]

    • ¥2,64080 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004126467

お土産の文化人類学―地域性と真正性をめぐって [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥2,640(税込)
ゴールドポイント:80 ゴールドポイント(3%還元)(¥80相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:人文書院
販売開始日: 2025/07/24
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

お土産の文化人類学―地域性と真正性をめぐって [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本人は旅行に行くと必ず菓子の土産を買って周囲に配る。しかし実はこれは、案外最近定着した振る舞いにすぎない。1970年~80年代を境に、土産はモノから食べ物中心へと劇的に変化した。なぜこれほどまで全国に似たような菓子土産があふれるようになったのか、そもそもなぜ土産を購入するのか。本書ではその問いをきっかけとして、日本における土産の歴史と現在を詳細な資料調査と、文化人類学の手法によって解き明かす。そこから見えてきたのは、交通網の発展に伴った大量生産、大量販売の時代から、国策も背景とした地元でしか作れない本物性へのこだわりへの転換だった。菓子土産についての初めての学術的研究が誕生。
  • 目次

    まえがき 

    第1章 問題の所在と本論の目的
     第1節 旅と土産品
     第2節 本論文における用語・資料について

     コラム1 自宅で買える菓子土産─ 移動する非日常と移動しない日常

    第2章 「新しいタイプの菓子土産」の登場
     第1節 菓子土産の歴史(第1世代 1950年代に誕生)
     第2節 菓子土産の歴史(第2世代 1960~70年代に誕生)
     第3節 「新しいタイプの菓子土産」――「白い恋人」と「萩の月」の登場(第3世代 1970年代後半に誕生)
     第4節 「新しいタイプの菓子土産」の後継
     第5節 菓子土産の増加とその背景――菓子製造機械の進化とノウハウの蓄積

     コラム2 レゴランド・ジャパンと菓子土産

    第3章 地域づくりから生まれる「特産品菓子土産」
     第1節 「特産品菓子土産」が生まれた経緯
     第2節 地域の特産品を活かした「特産品菓子土産」の現状
     第3節 発見・発掘される新たな地域性

     コラム3 大手菓子メーカーの地域限定商品─ ご当地物の菓子土産

    第4章 より本物らしさが求められる菓子土産
     第1節 「新しいタイプの菓子土産」と「特産品菓子土産」における地域性の比較
     第2節 「新しいタイプの菓子土産」と「特産品菓子土産」における「菓子土産」が成立する前提条件の比較
     第3節 聖/俗をめぐる構造分析における菓子土産
     第4節 菓子土産と真正性

     コラム4 どちらがより本物らしい菓子土産?――北海道産小豆使用 vs 地域産小豆使用

    終章 日本人の旅行と菓子土産
     第1節 菓子土産の地域性、真正性
     第2節 菓子土産を追い求めて
     
     コラム5 菓子土産を販売する土産品売り場の増加

    あとがき

    参照文献
  • 出版社からのコメント

    「東京ばな奈」は、なぜ東京土産の定番になれたのか?調査点数1073点、身近な謎に丹念な調査で挑む画期的研究。
  • 内容紹介

    「東京ばな奈」は、なぜ東京土産の定番になれたのか?

    そして、なぜ菓子土産は日本中にあふれかえるようになったのか?

    調査点数1073点、身近な謎に丹念な調査で挑む画期的研究。

    日本人は旅行に行くと必ず菓子の土産を買って周囲に配る。しかし実はこれは、案外最近定着した振る舞いにすぎない。1970年~80年代を境に、土産はモノから食べ物中心へと劇的に変化した。なぜこれほどまで全国に似たような菓子土産があふれるようになったのか、そもそもなぜ土産を購入するのか。本書ではその問いをきっかけとして、日本における土産の歴史と現在を詳細な資料調査と、文化人類学の手法によって解き明かす。そこから見えてきたのは、交通網の発展に伴った大量生産、大量消費の時代から、国策も背景とした地元でしか作れない本物性へのこだわりへの転換だった。菓子土産についての初めての学術的研究が誕生。

    ◎目次
    まえがき 

    第1章 問題の所在と本論の目的
     第1節 旅と土産品
     第2節 本論文における用語・資料について

     コラム1 自宅で買える菓子土産─ 移動する非日常と移動しない日常

    第2章 「新しいタイプの菓子土産」の登場
     第1節 菓子土産の歴史(第1世代 1950年代に誕生)
     第2節 菓子土産の歴史(第2世代 1960~70年代に誕生)
     第3節 「新しいタイプの菓子土産」――「白い恋人」と「萩の月」の登場(第3世代 1970年代後半に誕生)
     第4節 「新しいタイプの菓子土産」の後継
     第5節 菓子土産の増加とその背景――菓子製造機械の進化とノウハウの蓄積

     コラム2 レゴランド・ジャパンと菓子土産

    第3章 地域づくりから生まれる「特産品菓子土産」
     第1節 「特産品菓子土産」が生まれた経緯
     第2節 地域の特産品を活かした「特産品菓子土産」の現状
     第3節 発見・発掘される新たな地域性

     コラム3 大手菓子メーカーの地域限定商品─ ご当地物の菓子土産

    第4章 より本物らしさが求められる菓子土産
     第1節 「新しいタイプの菓子土産」と「特産品菓子土産」における地域性の比較
     第2節 「新しいタイプの菓子土産」と「特産品菓子土産」における「菓子土産」が成立する前提条件の比較
     第3節 聖/俗をめぐる構造分析における菓子土産
     第4節 菓子土産と真正性

     コラム4 どちらがより本物らしい菓子土産?――北海道産小豆使用 vs 地域産小豆使用

    終章 日本人の旅行と菓子土産
     第1節 …

    図書館選書
    「東京ばな奈」は、なぜ東京土産の定番になれたのか?そして、なぜ菓子土産は日本中にあふれかえるようになったのか?調査点数1073点、身近な謎に丹念な調査で挑む画期的研究。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 美香子(スズキ ミカコ)
    1967年、神奈川県生まれ。名古屋大学大学院人文学研究科博士課程修了(博士・文学)。専攻は文化人類学。大学卒業後女性誌の編集者を経て、フリーランスのエディター・ライターに。現在は名古屋市立大学大学院人間文化研究所研究員
  • 著者について

    鈴木 美香子 (スズキ ミカコ)
    【著者】鈴木 美香子(すずき・みかこ)
    1967年、神奈川県生まれ。名古屋大学大学院人文学研究科博士課程修了(博士・文学)。専攻は文化人類学。大学卒業後女性誌の編集者を経て、フリーランスのエディター・ライターに。著書に『名古屋いい店うみゃー店』(共著、文藝春秋、2005年)。現在は名古屋市立大学大学院人間文化研究所研究員。

お土産の文化人類学―地域性と真正性をめぐって [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院
著者名:鈴木 美香子(著)
発行年月日:2025/07/30
ISBN-10:4409530526
ISBN-13:9784409530528
判型:B6
発売社名:人文書院
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:200ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:230g
他の人文書院の書籍を探す

    人文書院 お土産の文化人類学―地域性と真正性をめぐって [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!