不登校を克服する(文春新書) [新書]
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不登校を克服する(文春新書) [新書]
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不登校を克服する(文春新書) [新書]



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出版社:文藝春秋
販売開始日: 2025/06/20
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不登校を克服する(文春新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    直近の数字で言えば、小学生は約50人に1人、中学生は約15人に1人が不登校である。未曽有の事態と言えるだろう。著者は40年以上にわたって、不登校の子どもに関わってきた。本書はその解決の糸口を、詳細に解説した本邦初の労作である。悩める親、教師、役人、心理職に、ぜひとも読んでもらいたい。
  • 目次

    まえがき

    Ⅰ 人としての自然な心
     1 使命
     2 人としての自然な心
     3 心に留めおくこと

    Ⅱ 子どもたちの発言、根源、解決のしかた
     1 子どもたちの発言、その変容と特色
    1 発言の変容と特色
    2 子どもたちが語る不登校になった事情や理由 
     2 不登校問題の根源
    1 不登校の定義と要因
    2 問題の根源
    3 根源に付随する三つの特性
    4 性格による不登校の発生
    3 解決のしかた、その基本
    4 不登校の歴史の概観

    Ⅲ 定義、発生機序、要因、タイプ、対策
     1 定義、課題
     2 発生機序、構造、タイプ
    1 発生の機序
    2 発生脆弱性の形成と不登校の発生
    3 発生の構造(メカニズム)
    4 不登校の型(タイプ)と随伴症状
    5 昨今の特性
    3 きっかけ、その対処
      1 きっかけの把握と解決
      2 学校でのきっかけ
    3 きっかけの解決
    (1)正確な把握
    (2)軽重の判断
    (3)解決のために大切なこと、すくむ反応の有無
    (4)家庭でのきっかけ
     4 長期化、二次的問題
      1長期化の目安と課題
      2 長期化の要因
    (1)何もしないこと
    (2)長欠感情への捉われ
    (3)偽解決と悪循環
    3 二次的な問題
    (1)ゲーム中毒、インターネット依存
    (2)引き篭もり
    4 親の責任、心ある第三者の探索
    5 誘因=不登校の不登校、その対処
    1 要因
    2 心理的外傷体験
    3 いじめの問題
    (1)いじめの深刻さ
    (2)SNSやラインでの誹謗中傷
    (3)発達障害の子どもたちへのいじめ
    (4)いじめをする子どもたちの特性

    Ⅳ 問題の解き方、道筋、手だて
     1 再登校への道筋
    1 原則
      2 辿る道筋
      3 思慮開始期から適応期までの実践事項
     2 不登校にならない子どもたち
    1 子育ての弁え
    2肯定的自己像の内容と形成
     3 問題解決のしかた 
    1 親密な時間の累積
    2 親密な関係形成の手だて

    Ⅴ 煩悶、人との出会い、内的成長、新しい生き方の創造、総括
    1 内的成長
     2 悔悟、煩悶、思考、試行錯誤、自立
     1 子どもの悩み、思考、試行錯誤、自立
     2 再登校の子どもたちの告白
    (1)小学4年、女子、自己工夫、自力解決
    (2)中学2年、男子、煩悶、自力更生
    (3)小学6年、女子、涙と心の自己考察、自律的解決
    (4)中学3年、男子、内的成長、自立
    (5)中学1年、女子、自己変革、尻込みからの脱却
    (6)14歳から5年、引き篭もりの男子無業者、対人恐怖の克服、外へ
    3 親や家族の変容、好ましい成果
      1 不登校家族の現実
    2 家族の変容、再登校
    (1)認定こども園、4歳、男子、車からの降り方の練習、登園
    (2)夫婦だけの会話、子育て方針の明確化、健康な家族の出現
    (3)黒字ノートの積み重ね、子どものよさの明瞭化、成長の笑顔
    (4)父親の統制力(リーダーシップ)、共同作業、家族システムの変容
    4 親身で温かな家族との交流、願う望みの実現
    1 親身で温かな家族との交流、人としての成熟
      2 家族交流の実際
    (1)A家の小学5年、男子児童B、C家との交流、気づき
    (2)E家の中学2年、女子、友だちの定期訪問、課題克服
    5 第三者の援助、長期化の解消
    1 長期化の不登校、第三者の関わりは必須の要件
      2 親身で思いやりのある第三者の人たち
    (1)特別養護老人ホームの施設長、施設清掃の勧め、試練が恵みへ
    (2)寺の住職でこども園の園長、自発性の芽生え、新たな生き方への意欲
    (3)近所の消防団の部長、男らしさの習得、再就学
     6 総括

    Ⅵ 教師、学校の対処、教育行政機関の施策
    1 学校の責任と役割
    2 別室登校、教師たちの愛情豊かな創意工夫と努力、不登校全員教室から卒業
      1 別室の準備、その役割
      2 別室登校の実際、教師たちの工夫と苦心、目標達成
    (1)小学校保健室、養護教諭の人間関係づくり、教室復帰
    (2)中学校、資料室、学年主任らの実践、教室からの卒業
    (3)中学校、持ち時間プラス1時間の別室対応、多数の教室復帰
    3 教師の家庭訪問
    1 家庭訪問の目的と方法の明確化
    2 家庭訪問のしかた
    (1)原則
    (2)目指し大切にすること
    3 家庭訪問の話し合いのテーマと実践事項
      (1)話し合いのテーマ、手だて
      (2)行動化への誘いと実行、心構え
    4 ある中学校教員の家庭訪問、親密関係の形成、目的の達成
      5 家庭訪問拒否への対処
    4 校長の指導と管理
      1 校長の役割
    2 小学校長、中学校長、高等学校長の実践
    (1)ある小学校長の実践、2人チームでの対応、書くなの指導に感謝
    (2)ある中学校長の率先垂範、問題全体を俯瞰する姿勢、課題解決
    (3)ある高等学校長の信念、明確な指針の提示、子どもの意志の尊重
    5 教育行政機関の施策、疑問、願い

    Ⅶ カウンセリング(教育相談)の実際
     1 カウンセリング(教育相談)の目標
     2 U式モデル、留意する事項
     3 心理療法などによる対処の実際
      1 強制法
    2 吐き出し法(思いの丈の表現法)
    3 積極的傾聴法
    4 雑談的アプローチ法
    5 行動療法
    (1)行動療法の意味 
    (2)行動療法の実際
      1)形成化法と模擬貨幣の方法
      2)系統的脱感作法
    6 認知行動療法、
    (1)認知行動療法の意味
    (2)認知行動療法の実際
    7 短期療法
    (1)短期療法の意味
    (2)短期療法の実際
    1)短期療法 択一法 
    2)短期療法 ミラクル・クエスチョン法
    3)短期療法 スケーリング・クエスチョン法
    4)短期療法 サバイバル・クエスチョン法
    8 家族療法
    (1)家族療法の意味
    (2)家族療法の実際
    9 ナラティヴ・セラピー法
    (1)ナラティヴ・セラピー法の意味
    (2)ナラティヴ・セラピー法の実際
    4 心理検査
      1 不登校問題に使用する心理検査と有効性
      2 性格検査法の実際
      3 課題描画テスト法の実際
      4 箱庭療法、風景構成法、その他の描画法の実際

    Ⅷ 医療に関する事柄
     1 子どもの訴え
     2 訴えへの対処
      1 除外診断の必要性、問題の所在の明確化
      2 心気症様の訴え、シンドローム・シフト(症状転換)、への対処
    3 医師の説明と親の同意、親の役割認識
    4 心身の病気と不登校問題
      1 心身の病気、対処の方針
      2 心身の病気、考え方、対処のしかた
    (1)心身の病気の諸様相、対処のしかた
      (2)いわゆる心身症や自律神経失調症の症状、考え方

    Ⅸ 不登校を生まない家庭、学校、社会
     1 不登校の子どもたちの切なる叫び
    2 不登校を生まない家庭
     3 不登校を生まない教室、学校
    1 学校のさまざまな取組
    2 小学校、子どものよさの理解、成長意欲の喚起
     (1)学級経営の濃密化、成長意欲の喚起、不登校のいない学校の実現
     (2)学校通信に「天使の声」欄の設定、善行の心がけ、学校の価値の認識
      (3)小規模校、2人の教師の協同実践、子どもたちの信頼、不登校皆無
    3 中学校、親密な時間の構成、ともにする内的成長
     (1)授業の価値を大切にする学校経営、納得感と満足感の享受、不適応行動の抑止
     (2)子どもと教師の親密関係の形成、協同的集団の形成、確かな自己形成
     (3)学校通信、全校生徒の誕生日の掲載、承認と所属感の充足
    4 単位制通信制高等学校、自主的な学びの場の提供、不登校の再発の防止
    4 不登校を生まない社会

    Ⅹ 予後、期待、提言
    1 予後
    1 元不登校の思い
    2 無業者をどう救うか、社会の重要な課題
    2 期待
    3 提言
    4 最後の備忘録のいくつか


    あとがき

  • 出版社からのコメント

    地域で差はあるが、小学生は25人に1人、中学生は10人に1人が不登校だ。数多の臨床事例から解き明かす不登校問題解決の決定版。
  • 内容紹介

     本来なら学校に行っているはずのわが子が毎日家にいる。その姿を見る親や家族は、これほどつらく悲しく、無念なことはないと言う。学校も、そこにいるはずの子どもがいない、寂しく残念なことだと嘆く。子どもの数は減りながら、不登校は全国あまねく、男女の別なく、親の職業にも関係なく、発生比率を高めて増え続けている。現在、地域で差はあるが、小学生は25人に1人、中学生は10人に1人が不登校のようだ。
    また、教室でなく別室に登校する子どもたち、フリースクール等に通う子どもたちを加えれば、その数はさらに増す。高校生は休学や退学、進路変更のことがあるので正確な数の把握は困難であるが、不登校の子どもたちの多くが進む通信制単位制高校の卒業率が、ごく少数の高校を除いて、3割程度と言われているので、学校不参加の子どもたちは膨大な数にのぼる。加えて社会的引き籠もりの人たちの数を入れると、この問題はこの上なく深刻である。

     学校は、子どもが人に成るために必修の学びと生活の場であり、就学し、願う学歴を取得するところである。わが国の学校教育は一律の就学を制度としている。そのおかげで私たち日本人は、等しく教育を受ける機会を得て、生きるために必要な知識や技能を習得する。また、人と時間を共有して、より好ましい人間性を身につけ、その人らしい意味ある人生を全うする契機を得る。学校は価値ある人生を創造する貴重な学びの場である。 
    不登校問題は一日も早い解決が必要である。再登校や再就学が実現したときの子どもたちの安堵とうれしい表情は、実に爽やかで美しい。周囲の喜びも一入である。幸せが訪れる。私たち日本人は、この問題の発生を抑止し、子どもたちの再登校と再就学を具現するために、この問題を他人事にすることなく、愛と知恵、感性、行動力を結集して問題解決を図り、幸福感をともにする必要がある。

     かなり長い年月、いくつかの心理職の資格を得て、市井の片隅で、新生児から大学生までの子どもたち、親や家族、そして教師などの教育相談(カウンセリング)に携わってきた。子どもたちが抱えるあらゆる問題に関わってきたが、昨今、特に多いのは不登校問題の相談依頼である。
    不登校問題に関する教育相談のねらいは再登校と再就学の実現である。それは、この問題の本質と個々の事例の問題の所在を正しく理解し、手だてを工夫し、手順に従い、知恵と感性をはたらかせれば、再登校と再就学はほぼ実現する。この書では、心理療法を学び、また数多くの臨床事例から習得した不登校問題の解決のための考え方や具体的な方策を明らかにする。
    また、これまでの教育相談で、子どもたち、親や家族、教師等からたくさんのことを学んだ。それらを基に、不登校を生まない子育てや学校教育のあり方、社会一般の人たちへの関与の願いなどの提言を行う。行政当局への要望等も付した。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    海野 和夫(ウンノ カズオ)
    特定非営利活動法人学童保育すばる森合理事長。1938年福島県生まれ。福島大学卒。福島県公立学校教員、福島県教育センター教育相談部、二本松市教育委員会などを経て、校長職4校(小学校1校、中学校3校)。財団法人国民保健会などで教育相談に従事。元臨床心理士・学校心理士・家族心理士(いずれも資格更新せず)

不登校を克服する(文春新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:文藝春秋
著者名:海野 和夫(著)
発行年月日:2025/06/20
ISBN-10:4166614991
ISBN-13:9784166614998
判型:新書
発売社名:文藝春秋
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:18cm
重量:200g
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