社会関係資本を活かした学校づくり―事例とデータでみる子どもたちの「つながり」 [単行本]
    • 社会関係資本を活かした学校づくり―事例とデータでみる子どもたちの「つながり」 [単行本]

    • ¥2,97090 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004127713

社会関係資本を活かした学校づくり―事例とデータでみる子どもたちの「つながり」 [単行本]

志水 宏吉(編著)中村 瑛仁(編著)若槻 健(編著)


ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥2,970(税込)
ゴールドポイント:90 ゴールドポイント(3%還元)(¥90相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2025/06/10
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

社会関係資本を活かした学校づくり―事例とデータでみる子どもたちの「つながり」 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書では、幅広い分野で注目されている「社会関係資本」(social capital)概念を応用し、子どもたちの学力や非認知能力を育む学校づくりの特徴について明らかにする。子どもをとりまく社会関係、すなわち「子ども(友人)」「学級」「教師」「家庭」「地域」、これらの5つの社会関係資本の指標を主軸に、事例研究と統計分析の手法によって、子どもたちを取り巻く「つながり」を分析していく。「効果のある学校」「力のある学校」研究の最新の成果により、概念化・計量化可能な指標を構築しつつ、学校づくりのプロセスに「つながり」がどのように寄与しうるかを具体的に探求。学校づくり研究にブレイクスルーをもたらす一冊。
  • 目次

    はじめに

    序 章 社会関係資本から学校づくりへ  (志水宏吉)
     1 物語のはじまり──20年前,大阪の小学校で
     2 物語はつづく──「つながり格差」の発見
     3 ひとつの到達点──「力のある学校」のスクールバスモデル
     4 物語の展開──「つながり」を活かした学校づくり
     5 次なる物語へ──新たな研究プロジェクトの立ち上げ
     6 本書の内容と構成


     第Ⅰ部 事例編
      
    第1章 事例調査の概要──対象校の社会関係資本と社会文化的背景(若槻健)
     1 エスノグラフィーから子どもたちのつながりとその効果を明らかにする
     2 学校調査の概要
     3 各校の社会経済的背景と生徒の様子
     4 SC5の濃淡
     5 「一般的信頼」と「外つながり志向」
     6 SCの成果を測る授業理解度,非認知能力
     7 対象校の特徴と位置づけ
      
    第2章 多様なつながりと居場所で育む社会関係資本──自尊感情とウェルビーイングに着目して(新谷龍太朗・秋山みき)
     1 A中学校のストーリー
     2 学校の取り組みと自尊感情およびウェルビーイングの変化
     3 居場所でつながりを獲得する生徒
     4 時間をかけてつながりを育むことで非認知能力は向上する
      
    第3章 教師ソーシャル・キャピタルはどのように生徒を支えているのか──生徒への指導と支援に着目して(濱元伸彦・水野聖良・西徳宏)
     1 高い教師SCの背景にある学校づくりとは
     2 B中学校の取り組みの概要
     3 安心・信頼を育む集団指導──教員と生徒のコミュニケーションに着目して
     4 つながりを築く柔軟な個別支援──不登校傾向にある生徒へのアプローチに着目して
     5 集団指導と個別支援の「歯車を合わせる」には

    第4章 豊かな社会関係資本から生まれる非認知能力(若槻健・山内結・古居宗一郎)
     1 高いSCを活かしたC中学校の取り組み
     2 C中学校の概要と社会関係資本
     3 生徒のつながりの実態
     4 「子どもSCを豊かにしたい」
     5 校区における子どもと地域のつながり
     6 豊かなつながりをさらに豊かに
      
    第5章 「学び合い」で育む豊かなつながり──教職員の同僚性に支えられて(佐古清・西村尋)
     1 「荒れ」の克服で培った同僚性
     2 D中学校の取り組み
     3 「学び合い」が育むつながりと学力
     4 ターゲット学年の課題と奮闘
     5 教職員の豊かな同僚性を支えに
     6 D中生徒と教職員の底力
      
    第6章 つながりを育み格差に挑む学校──教師SC・学級SCとレジリエンスに着目して(原田琢也・王琳琛・馬可悦)
     1 データから見るE中学校の特色
     2 E中学校の概要
     3 学校の様子とSCを育む学校体制
     4 外国にルーツのある子どもを支える実践
     5 取り組みの効果
     6 E中学校の実践から見えてきたこと


     第Ⅱ部 統計編
      
    第7章 アンケート調査からみる子どもたちのつながり──調査の概要と社会関係資本の指標(中村瑛仁)
     1 本部の概要
     2 アンケート調査の概要
     3 データの概要
     4 分析の視点と社会関係資本の指標
      
    第8章 子どもたちのつながりは「開かれて」いるか?──子どもの社会関係資本と格差(中村瑛仁)
     1 子どもの社会関係資本と格差
     2 社会的背景からみる子どもたちのつながりの実態
     3 子どもたちのSCは社会的背景によってどの程度規定されているのか?
     4 なにが子どもSC・学級SCを高めるのか?
     5 開かれた資源としての子どもの社会関係資本
      
    第9章 安心は信頼を生み出すか──渡る世間は鬼ばかり?(数実浩佑)
     1 一般的信頼とは何か
     2 一般的信頼に関する基礎情報
     3 特定の他者とのつながりは一般的信頼を育むか
     4 一般的信頼が高いとどのような良いことがあるのか
     5 一般的信頼を醸成するための学校の役割
      
    第10章 家庭背景がきびしい子どもは,どのような社会関係資本を持っているのか──ジェンダー差に焦点をあてた分析(伊佐夏実)
     1 ジェンダーと社会階層,社会関係資本
     2 家庭背景がきびしい子どもの特徴
     3 家庭背景がきびしい子どもにとっての教師SCの効果
     4 きびしい家庭背景の女子を支えるための教師SC
      
    第11章 社会関係資本は学力といかに結びつくのか──授業理解度に着目して(聶蕙菁)
     1 社会関係資本と学力を結ぶメカニズムへの着目
     2 基本条件からみる授業理解度
     3 社会関係資本は授業理解度を向上させるのか
     4 社会関係資本はどのように授業理解度を向上させているのか
     5 社会関係資本と「学びの質」の向上

    第12章 自尊感情に影響するのは人間関係? それとも家庭?(鈴木勇)
     1 自尊感情と教育
     2 性別・地域差・文化的背景による自尊感情の相違
     3 SC5は自尊感情にどのような影響を与えているのか
     4 家庭の文化的背景によって自尊感情をたかめる要因は異なるのか
     5 家庭の文化的背景を克服するには
      
    第13章 学校と地域のつながりはどのように子どもを支えるか──レジリエンスに着目して(濱元伸彦)
     1 レジリエンスと社会関係資本
     2 レジリエンスに関する基礎的分析
     3 社会関係資本はレジリエンスにどのように影響しているか
     4 地域SCが高い学校の特徴とは
     5 なぜ一部の学校において地域SCが高いのか
     6 地域SCが高い小・中学校の事例から
     7 分析結果のまとめと実践に対する示唆


    終 章 つながりの力 (志水宏吉・若槻健・中村瑛仁)
     1 事例調査から見えてきたこと
     2 アンケート調査から見えてきたこと
     3 本書のまとめ

    おわりに
    索引
  • 出版社からのコメント

    社会関係資本(social capital)概念を応用し、 子どもたちの学力や非認知能力を育む学校づくりの特徴を明らかにする
  • 内容紹介

    本書では、幅広い分野で注目されている「社会関係資本」(social capital)概念を応用し、 子どもたちの学力や非認知能力を育む学校づくりの特徴について明らかにする。子どもをとりまく社会関係、すなわち「子ども(友人)」「学級」「教師」「家庭」「地域」、これらの5つの社会関係資本の指標を主軸に、事例研究と統計分析の手法によって、子どもたちを取り巻く「つながり」を分析していく。「効果のある学校」「力のある学校」研究の最新の成果により、概念化・計量化可能な指標を構築しつつ、 学校づくりのプロセスに「つながり」がどのように寄与しうるかを具体的に探求。学校づくり研究にブレイクスルーをもたらす一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    志水 宏吉(シミズ コウキチ)
    現在、武庫川女子大学教授

    中村 瑛仁(ナカムラ アキヒト)
    現在、京都教育大学准教授

    若槻 健(ワカツキ ケン)
    現在、関西大学教授
  • 著者について

    志水 宏吉 (シミズ コウキチ)
    2025年6月現在
    武庫川女子大学教授

    中村 瑛仁 (ナカムラ アキヒト)
    2025年6月現在
    京都教育大学准教授

    若槻 健 (ワカツキ ケン)
    2025年6月現在
    関西大学教授

社会関係資本を活かした学校づくり―事例とデータでみる子どもたちの「つながり」 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:志水 宏吉(編著)/中村 瑛仁(編著)/若槻 健(編著)
発行年月日:2025/06/30
ISBN-10:4623098397
ISBN-13:9784623098392
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:244ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:390g
他のミネルヴァ書房の書籍を探す

    ミネルヴァ書房 社会関係資本を活かした学校づくり―事例とデータでみる子どもたちの「つながり」 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!