賽の河原―供養の宗教学(ちくま新書) [新書]
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賽の河原―供養の宗教学(ちくま新書) [新書]



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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2025/07/10
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賽の河原―供養の宗教学(ちくま新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    死別した、愛する人はどこにいってしまったのか。人間はその答えを求めて、死後の世界についてあれこれ考えを巡らせる。日本では、亡くなった子どもの行先として、独自の「賽の河原」が考えられた。著者は、10年以上にわたって、死者の口寄せなどで知られる津軽地方の「シャーマン」たちの調査をしてきた。本書は、「和製の地獄」とも言われる賽の河原を中心に、日本の供養を考えるものである。
  • 目次

    はじめに
    賽の河原=和製の地獄/供養について考える/あの世とこの世/この世中心の世界/本書の構成

    第1章 口寄せとは何か
    1 「イタコ」の成立
    近代以前の口寄せ/シャーマン日本代表
    2 口寄せの実際
    イタコの商売/口寄せには型がある/イタコになるには/イタコはシャーマンか/イタコの意識
    3 なぜ口寄せは死者の言葉になるのか
    口寄せの条件/真偽を超えて/イタコの現状

    第2章 供養と賽の河原
    1 供養とはなにか
    仏典由来の「供養」/「供養」の民俗的用法/廻向という思想
    2 「日本人のあの世観」とはなにか
    あの世のイメージ/「成仏」という問題
    3 人形供養
    人以外に対する供養/人形供養/供養は死を与える
    4 賽の河原の物語
    地蔵と子ども/賽の河原の初出/「賽」とはなにか/唄にみる賽の河原
    5 なぜ石を積むのか
    近世の人口政策/善行としての石積み/封印としての石積み/生活宗教

    第3章 津軽の地蔵と川倉賽の河原の祭り
    1  津軽地方の地蔵
    津軽には2種類の地蔵がある/地蔵を祀る
    2 川倉賽の河原地蔵尊
    川倉賽の河原への案内/大祭/『東奥日報』の記事より
    3 供養か娯楽か
    イタコの登場/イタコが消える/供養であり、娯楽である

    第4章 あの世で成長する子ども
    1 花嫁人形供養
    花嫁人形供養の研究史/ムカサリ絵馬と巫者との関係/奉納の詳細/奉納数の変化
    2 死者の成長
    何歳までが「子ども」か/未完成霊/死者は成長する/卒業証書の事例から
    3 死者を死者にする
    わからないから、ありがたい/口寄せの型/葬儀の意味
    4 変わる口寄せ
    なぜ口寄せはつづくのか/変化の中で

    第5章 生活の中の死者
    1 仏壇を考える
    仏壇と信仰/なぜ仏壇があるのか(その1)/なぜ仏壇があるのか(その2)
    2 継続する絆
    グリーフケアの観点から/グリーフの乗り越えモデル/継続する絆へ/手元供養
    3 なぜ仏壇だけではだめなのか
    位牌の意味/遺影/遺影をどこに置くのか/死者が近くにいること
    4 個人の悲嘆を支える
    天然のメモリーボックス/絆の変容/大きな供養と個別的供養

    第6章 供養の現在
    1 死者の居場所
    口寄せの現場から
    2 楽しい賽の河原へ

    あとがき

    読書案内
    索引
  • 出版社からのコメント

    大切なひとを失う苦しみと、ひとびとはいかに折り合いをつけてきたのか。フィールドワークをもとに、日本の供養を考える。
  • 内容紹介

    これが、地獄のキワ。
    津軽地方の「イタコ」たちのフィールドワークをもとに、日本の供養を考える。

    死別した、愛する人はどこにいってしまったのか。人間はその答えを求めて、 死後の世界についてあれこれ考えを巡らせる。 日本では、亡くなった子どもの行先として、独自の「賽の河原」が考えられた。著者は、10年以上にわたって、死者の口寄せなどで知られる津軽地方の「シャーマン」たちの調査をしてきた。本書は、「和製の地獄」とも言われる賽の河原を中心に、日本の供養を考えるものである。

    図書館選書
    大切なひとを失う苦しみと、ひとびとはいかに折り合いをつけてきたのか。津軽地方の「イタコ」たちのフィールドワークをもとに、日本の供養を考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    村上 晶(ムラカミ アキ)
    駒澤大学仏教学部仏教学科准教授。筑波大学第二学群比較文化学類卒、同大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻修了。博士(文学)。宗教社会学者として青森県津軽地方の巫者を中心に、日本の民間信仰と社会との関係性を研究している
  • 著者について

    村上 晶 (ムラカミ アキ)
    村上 晶(むらかみ・あき):駒澤大学仏教学部仏教学科准教授。筑波大学第二学群比較文化学類卒、同大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻修了。博士(文学)。宗教社会学者として青森県津軽地方の巫者を中心に、日本の民間信仰と社会との関係性を研究している。著作に『巫者のいる日常』(春風社)、共著に『現代宗教とスピリチュアル・マーケット』(弘文堂)など。

賽の河原―供養の宗教学(ちくま新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:村上 晶(著)
発行年月日:2025/07/10
ISBN-10:4480076980
ISBN-13:9784480076984
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:18cm
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