ローカルホスピタルの使命―Mission of local hospital [単行本]
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ローカルホスピタルの使命―Mission of local hospital [単行本]



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出版社:幻冬舎
販売開始日: 2025/05/27
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ローカルホスピタルの使命―Mission of local hospital の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    医療崩壊を防ぐために―ローカルホスピタルには果たすべき使命がある。臓器別ではなく総合内科的な診断で行き場のない高齢患者を救う。最先端のリハビリテーション病棟の設置で在宅復帰率を上げる。在宅医療や緩和ケアで、地域住民を最期まで支える。リハビリ、在宅医療、緩和ケア…都市部と地方の医療格差が広がるなか、地方病院はどうあるべきか?北海道苫小牧市で35年、地域医療を担ってきた病院の理事長が明かす地方病院のあるべき姿とは。
  • 目次

    はじめに   

    第1章 都市部と地方の医療格差は広がる一方
    地方ではすでに医療崩壊が始まっている
    医療を受けられない地域が全国的に拡大している   
    地方の若い人材が次々と都市に流出   
    有効な手立てを見いだせない地方自治体   
    医療崩壊が進む中で医療従事者がなすべきこと   

    第2章 医療崩壊を防ぐために--─
    ローカルホスピタルの果たすべき使命とは
    地域医療を担う病院が目指すべきは 「地域完結型」 病院   
    地方では高齢の患者に合わせた対応が不可欠   
    苫小牧地域で初となるリハビリ病院を開設   
    僻地医療を担う社会医療法人の役割とは   

    第3章 【ローカルホスピタルの使命 ①】
    臓器別ではなく総合内科的な診断を行い、“行き場のない患者”を救う
    求められる総合内科的なアプローチ   
    ポリファーマシーも高齢者医療における課題の一つ
    いきすぎた臓器別診療は行き場のない患者さんを生み出す   
    高齢者のケアでは医療と介護の連携が重要に   
    全国的に珍しい登山外来を開設   
    登山外来だからこそ見つかる病気も   
    夏の登山に潜む低体温症のリスク   
    同僚医師が自らの経験を活かして患者さんを励ます   

    第4章 【ローカルホスピタルの使命 ②】
    病気になったあとのリハビリテーションを徹底し、住み慣れた地域での暮らしをサポートする
    道内で初のリハビリテーション病棟を開設   
    リハビリテーションで身体機能を改善し、社会参加を促す   
    脳卒中の患者さんなどの在宅復帰を支援   
    多職種によるチームでリハビリを実施   
    QOLに影響の大きい嚥下障害   
    リハビリテーション栄養の重要性   
    麻痺の改善効果が期待できるボツリヌス療法   
    学会発表にも積極的に取り組む   
    ロボットスーツHALⓇを使った最新リハビリ   
    歩行や上肢のリハビリなどにリハビリロボットを導入   
    リハビリロボットの活用で質の高いリハビリを数多く実施   
    MR技術を活用したリハビリ機器を活用   
    MR技術を使ったリハビリで半側空間無視を回復   
    磁気刺激を利用したrTMS治療   
    ドライブシミュレーターを使った運転再開支援   
    訪問リハビリへの取り組みも展開   
    学術研究の推進を目指し、大学とも連携協定を締結
    災害時の健康を支援する災害リハビリテーションとは?   
    北海道胆振東部地震では多くのスタッフを派遣   

    第5章 【ローカルホスピタルの使命 ③】
    退院したあとの在宅医療や緩和ケアで、地域の住民を最期まで支える
    東胆振・日高エリアで初となる緩和ケア病棟を開設   
    市民からの強い要望で生まれた緩和ケア病棟   
    痛みの専門家である麻酔科医が緩和ケアを担当   
    痛みをコントロールすることでQOLを向上   
    末期がん患者さんを包括的にケア   
    緩和ケア病棟におけるリハビリとは   
    入院と外来の両輪でがん患者さんを支える   
    在宅ニーズに応えるため訪問看護も拡充へ  
    その人らしいケアを提供するためのACPとは   
    医師に 「お任せします」 だと望まない治療につながることも   
    ACPの普及で人工呼吸器の使用が減少   
    患者さんの希望を汲み取ることの難しさ   
    患者さんにとっての最良の選択をともに考える   
    社会医療法人として僻地へ医師を派遣   

    第6章 2040年のその先を見据えて--─
    地域のニーズに応え続けることがローカルホスピタルの変わらぬ使命
    社会の変化に対応し、変わり続ける病院であるべき   
    2024年度診療報酬改定が与えたインパクト
    労働の公平性を担保しない診療報酬改定は容認できない   
    診療報酬改定で大きく変わる医療体制   
    人口減少時代において医療と介護の連携はますます重要に  
    後期高齢者に対してはQOLを重視すべき   
    ローカルホスピタルとして地域に寄り添い続ける覚悟とは   

    おわりに
  • 内容紹介

    地域医療の崩壊を防ぐ!

    急性期からリハビリまでを一元化し、
    地方の医療ニーズに応え続けてきた著者の取り組みとは?
    現在、日本の医療が抱えている大きな問題として都市部と地方の医療格差があります。人口が多く生活も便利な都市部に医師が集中する一方で、地方は深刻な医師不足に悩まされており、厚生労働省が2024年に発表した都市部と地方の医師分布格差を示す医師偏在指標でも、東京都と岩手県では2倍近い差があります。こうした医師不足に加え病院の絶対数も少ない地方では、限られた医療資源のなかで、高齢化によって増え続ける医療ニーズにどう応えていくかが喫緊の課題となっています。

    30年以上にわたり北海道苫小牧市で病院を経営している著者は、地方の医療機関がこうした課題を乗り越えるためには、病院、訪問看護、介護施設などが連携し、地域全体で住民の健康を支える体制の構築が不可欠であると訴えています。著者はその考えのもと2000年に北海道で初めて回復期リハビリテーション病棟を開設し、治療後の機能回復を重視したケア体制を整備しました。さらに臓器別の専門科に特化しすぎずにあえて総合内科的な診断をすることで、医師数を増やすことなくより幅広い患者の受け皿となり、地域の医療ニーズに応えてきました。

    本書では長年にわたり地方医療に携わってきた著者が、高齢化が進む地方において医療機関が果たすべき役割について提言しています。また、急性期~慢性期~リハビリテーションを一元化した「地域完結型医療体制」のほか、介護・福祉との連携による在宅医療や緩和ケアの充実など、医療資源が限られている地方でも質の高い医療を提供しつづけてきた著者の取り組みについても詳しく解説しています。

    地方で医療に携わりながらさまざまな課題に直面している人にとって、これからの地域医療のあるべき姿を考えるきっかけになる一冊です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    橋本 洋一(ハシモト ヨウイチ)
    1952年2月27日、北海道上川郡剣淵町に生まれる。和寒町で小学生時代を送る。札幌医科大学卒業。北海道大学大学院修了。医学博士。平成元年、苫小牧市明野に苫小牧東病院を開設し、現在、理事長・院長を務める
  • 著者について

    橋本 洋一 (ハシモト ヨウイチ)
    橋本洋一(はしもと よういち)
    1952年2月27日、北海道上川郡剣淵町に生まれる。和寒町で小学生時代を送る。札幌医科大学卒業。北海道大学大学院修了。医学博士。平成元年、苫小牧市明野に苫小牧東病院を開設し、現在、理事長・院長を務める。主な著書は『父母の帰郷』(北海道新聞社)、『早春のクラーク会館にて』(りんかい春秋社)、『旅の途中で』(柏艪舎)。

ローカルホスピタルの使命―Mission of local hospital の商品スペック

商品仕様
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
著者名:橋本 洋一(著)
発行年月日:2025/05/23
ISBN-10:4344948777
ISBN-13:9784344948778
判型:B6
発売社名:幻冬舎
対象:一般
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:208ページ
縦:19cm
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