北極が教える未来-激変する極地の覇権・資源・環境(時事ワールド・ウオッチング・シリーズ<02>) [全集叢書]
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北極が教える未来-激変する極地の覇権・資源・環境(時事ワールド・ウオッチング・シリーズ<02>) [全集叢書]



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出版社:時事通信社
販売開始日: 2025/07/29
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北極が教える未来-激変する極地の覇権・資源・環境(時事ワールド・ウオッチング・シリーズ<02>) の 商品概要

  • 目次

    ■序章 蒼い海へ 研究船「みらい」北極航海同乗リポート
    海氷/慌ただしい出航/急変する北極/船酔い/新型コロナが蔓延/船上の生活風景/みらいの数奇な運命/北極海はどこから?/「明日の島」と「昨日の島」/豊かな海に酸性化の危機/危険と隣り合わせの作業/北極らしくない海/天井のカーテン/激変する氷の海/ホッキョクグマはどこに?/北極の珍味/北極上空からの手紙/極寒の中、未明の採水作業/海中ドローンCOMAIの挑戦/漂流プラごみの集積地/観測終え、北極航海終了

    ■第1章 二つの北極
    1.レーニンが見下ろす町―要衝スバールバル諸島 ~ロシアの示威活動が新たな火種に
    2.ウクライナ戦争、極北の島に傷痕 ~住民分断、町の交流凍結―スバールバル諸島
    3.過熱する米・中・ロの覇権争い ~グリーンランド巡り混沌
    4.ロシア、北極評議会「脱退も」 ~グリーンランド問題、揺さぶりに利用か
    5.中国、ロシアとの連携は「米欧に原因」 ~進出阻む包囲網に反発
    6.失われた「平和の海」 ~鉄のカーテン復活、凍結された国際協力

    ■第2章 秘められた可能性
    1.北極で「法の支配」目指す ~中ロ念頭、欧米と連携強化―日本政府
    2.自然科学中心から課題解決型へ ~分野融合で北極研究を総合的に推進
    3.新たな「みらい」が見据える未来 ~初の砕氷船、27年に北極点航海へ
    4.エネ資源「最後のフロンティア」 ~日本参加のLNG開発は暗礁に
    5.研究開発続く北極海航路 ~将来性に期待も、拭えぬ地政学リスク
    6.北極公海の漁業管理ルール策定へ ~海氷減少で高級魚の漁場発生も
    7.北極海経由で変わる国際通信 ~世界初、新ルートの光海底ケーブルが現実味

    ■第3章 未来が見える場所
    1.世界の「気候崩壊」止まらず ~熱波や豪雨、北極温暖化が一因
    2.50年までに海氷消失の可能性 ~気温上昇「1.5度」目標に取り組み
    3.日本の異常気象にも影響 ~北極は温暖化の「カナリア」
    4.解けゆく「第三の極」ヒマラヤ ~気候変動で災害頻発―北極の温暖化関係か
    5.ホッキョクグマに絶滅の危機 ~6倍速で進む「気候崩壊」で生態変化
    6.水温上昇で海洋生態系が急変 ~カラフトマスが北極海へ
    7.プラごみ汚染、北極でも ~影響深刻、条約で規制強化の動き
    8.消える海氷、命懸けの狩猟 ~先端技術で貫く伝統生活―カナダ先住民の村
    9.はびこる「緑の植民地主義」 ~環境保護名目に先住民の暮らしを圧迫
    10.消えるアラスカ先住民の村 ~北米初の「気候難民」が教える未来
  • 出版社からのコメント

    北極を見れば、世界の未来が分かる―。氷解とともに動き出した超大国の覇権争い、資源開発、気候崩壊の最前線。ボーン・上田賞受賞。
  • 内容紹介

     「北極」と聞いて何が思い浮かぶだろうか。氷に閉ざされた海、ホッキョクグマ、オーロラ、犬ぞりでの冒険――。実は今、北極はロマンあふれる未知の海といったイメージで語れる場所ではなくなり、その容貌を急速に変えつつある。地球温暖化、安全保障、資源開発など、さまざまな面で注目される最前線なのだ。

     北極圏では地球平均の4倍の速さで温暖化が進み、2030年代には夏季に海氷が完全に消失してしまうと予想されている。凍土がぬかるみ、移住を迫られる先住民も出始めた。北極は南極とともに地球を冷やすラジエーターであり、その温暖化がもたらす影響は北極圏に限られない。最近の研究では、中緯度地域の猛暑や豪雨、豪雪などの異常気象に、北極の温暖化が関係していることが分かってきた。
     北極圏は、大陸間弾道弾が上空を脅かす恐れのある安全保障上の要衝であるとともに、石油やLNG、レアアースなど資源の宝庫でもある。温暖化で海氷が減少し凍土が解けだすことを見越して、大国間の覇権争いが幕を開けた。
     ロシアのウクライナ侵攻により、フィンランドとスウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)に加盟した。NATOに加盟する北極沿岸諸国に対し、ロシアは「極地強国」を目指す中国などと手を組んで対抗する。北極は今、真っ二つに分断されている。
     25年1月に発足した第2次トランプ米政権は、デンマーク領グリーンランド領有の野心を隠さない。ロシアに歩み寄る一方、欧州の同盟国批判を強めている。米国と欧州の亀裂が深まれば、北極を巡る勢力争いがさらに混沌とすることが予想される。
     海氷の消失とともに、北極海を通る新航路の利用や、欧州と日本をつなぐ海底光通信ケーブルの敷設、石油や天然ガスなどの採掘が現実味を帯びてきた。北極圏諸国だけでなく、中国やインド、南米、中東諸国も、北極に進出し始めている。
     日本も北極が秘める可能性に注目し、砕氷機能を持つ初の北極域研究船を建造中だ。26年完成予定の同船は「みらいⅡ」と命名された。調査研究を通じて、北極での日本の国際的地位を高めることが期待されている。

     北極を知れば、地球の未来が見える。そうした観点から、時事通信社は2024年、激変する北極の現状を取材した。取材班は政治、経済、科学、外交、安全保障、水産各分野の専門記者で構成。取材先は北極圏のほかインド、日本国内にわたり、現地住民、政治家、企業、漁業関係者らに話を聞いた。取材結果は、同年8月から10月にかけて、連載企画「66°33′N =北極が教えるみらい=」として配信した。本書は、この連載に大幅な加筆を施し、その後の情報をアップデートしたものだ。

     取材班代表の出井亮太記者は、自身が担当した記事により、「過熱する覇権争いや資源争奪戦、さらに地球温暖化の問題を詳述した」として、ボーン上田記念国際記者賞を受賞した。
  • 著者について

    時事通信北極取材班 (ジジツウシンホッキョクシュザイハン)
    変貌する北極の現状を取材するため、時事通信社が2024年に編成した取材班。政治、経済、科学、外交、安全保障、水産各分野の専門記者と特派員で構成し、取材成果は連載企画「66°33′N =北極が教えるみらい=」と題して配信された。
    北極取材班代表の出井亮太は、本取材で2024年度「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞。

北極が教える未来-激変する極地の覇権・資源・環境(時事ワールド・ウオッチング・シリーズ<02>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:時事通信社
著者名:時事通信北極取材班(著)
発行年月日:2025/07
ISBN-10:4788720531
ISBN-13:9784788720534
判型:B6
発売社名:時事通信社
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:216ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:260g
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